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校長ブログ

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2021年11月30日(火)
たくさんの「感謝」をこめて 〜5年生 たんぼのこ収穫感謝祭〜

 今日の午後は、5年生の「たんぼのこ収穫感謝祭」でした。
 「竜西小米づくり体験実習田」を提供、そして一年中田んぼの管理をしてくださった(実質的にお米を育ててくださった)田中秀樹さんをはじめ、田植え・稲刈りのサポートや米づくりの出前授業、カントリーエレベーターの見学に至るまで、子どもたちの学習や体験を親切丁寧に支援してくださった農業委員会さんや稲作経営者研究会さん、JAグリーン近江竜王支店さん、そして町役場の関係各課の皆さんを招待して、感謝の気持ちを伝える会を開きました。
はじめに「感謝状」の贈呈をした後、先日のりゅうせいフェアでも発表した「米づくり」学習のまとめを聞いてもらいました。竜中で国語科を担当していた小磯学校教育課課長補佐からは、「5年生で、ここまでまとめて、しっかり発表できるなんて…正直感動しました。中学校でももっと頑張らないといけない…。」とお褒めの言葉をいただきました。
 後半は、収穫した「日本晴の新米」を炊いて握った「おむすび」を、ゲストの皆さんと一緒に車座になっていただきました。「自分たちで炊いて、握ったおにぎりの味は格別!」と言わんばかりにみんな笑顔で美味しく楽しい時間を過ごしました。
お米が収穫できたことに「感謝」し、子どもたちの学びを大きな愛情をもって支援してくださった「たんぼのこ応援団」の皆さんの気持ちに「感謝」し、今コロナが落ち着いていて、無事にこの感謝祭ができたことに「感謝」し…たくさんの「感謝」の思いが込められた素敵な「たんぼのこ収穫感謝祭」でした。

2021年11月30日(火)
子ども服と子どもたちの思いを詰め込んだダンボール 出発!

 6年生の「服のチカラ」プロジェクトで提供いただいた子ども服を詰め込んだダンボール10箱が夕方無事にトラックに積み込まれ、東京・有明 ユニクロ・GUリサイクルセンターをめざして出発しました。現地では、船積みの準備が進められると思われます。
 ダンボール入りきらなかった分については、ダンボールを追加してもらい後日改めて送る予定です。いよいよ子どもたちの「思い」が世界に向けて出発しました。

2021年11月30日(火)
2004着! 〜6年生 「服のチカラ」プロジェクト〜

 2週間ほど前から動き出した6年生の「服のチカラ」プロジェクト。校内だけでなく、幼稚園や保育園にも協力をお願いして、子ども服を集めてきました。子どもたちの「思いのこもった行動」は反響を呼び、想定していた量をはるかに超える子ども服が集まりました。(写真にある服のかたまり一つが100着です。)
 今日現在、集まった服はなんと2004着!当初、ユニクロさんから預かった「輸送用ダンボール」だけでは到底全部の服を収納することは無理なので、追加のダンボールをお願いすることになりました。
 とりあえず、今詰め込めるだけ詰め込んで梱包し、今日の夕方、福山運送さんのトラックがとりに来てくださることになっています。
 ユニクロやGUをはじめとする世界中の企業が協力して取り組む「世界的プロジェクト」に、竜西小の6年生の子どもたちもしっかりと参加しています。

2021年11月29日(月)
お兄さんお姉さんとして 〜1年生 きらきら交流〜

 3年生の人権教室と同時進行で、1年生と保幼5歳児の「きらきら交流」がありました。1年生の子どもたちは、先日の「りゅうせいフェア」で発表・運営した「秋のおもちゃまつり」を今日は5歳児の子どもたちをお客さんに迎えて楽しませてあげました。
 2年生相手とは違って、5歳児さんには分かりやすい言葉で説明しないと分かってもらえないので、ゆっくりと丁寧に遊びの説明をしていました。また、ルールには「制限時間1分」となっていても、5歳児さんの様子を見ながら、だいぶ「おまけ」している優しい姿もみられました。うまく遊べるように、手本を見せてあげたり、手を貸してあげたり、根気よく見守ったり…、1年生の「やさしさと思いやり」が垣間見えた「きらきら交流」でした。1年生の皆さん、ごくろうさま。大変よくできました!

2021年11月29日(月)
3年生人権教室 〜人権擁護委員さんをお迎えして〜

 今日は、人権擁護委員の櫻井さん、三嵜さん、守さん、永岡さんをア招きして、「白い魚とサメの子」というお話を通じて、「たったひとつしかない命の大切さ」や「自分らしくありのまま生きることの大切さ」を学びました。今日の学習を通して、人と人とが仲良く幸せに暮らすためには、「自分らしさを大切にすること」が大切であること、そして「自分らしさ」には、スポーツができる、勉強ができる、○○が得意だとか、見た目で分かりやすいものだけでなく、「優しさ」 や「思いやりの心」といった内面の良さも大切であることを再認識 しました。
 学習の後半では、人KENまもるくん、人KENあゆみちゃんという人権イメージキャラクターソングの「世界を幸せに」をみんなで歌いました。この歌はアンパンマンの作者であり、人KENまもるくん、人KENあゆみちゃんをデザインしたやなせたかしさんの作詞です。
 子どもたちにとって初めて聴いた歌ですが、すぐに覚えて、みんなで大合唱しました。今日の学びが、子どもたちの生活の中で生きて働きますように…「みんなが楽しい竜王西小学校」をめざして…。

2021年11月26日(金)
みんなできれいに 〜県下一斉清掃の日の取組〜

 滋賀県では、5月30日を「ごみゼロの日」、7月1日を「びわ湖の日」、12月1日を「県下一斉清掃の日」として、条例で環境をよくする日と決め、びわ湖をはじめとして環境を守る県民運動として取り組んでいます。(このことは、前まで5年の社会科の教科書にも、びわ湖フローティングスクールとともに載っていました。)
 竜西小では、「ごみゼロの日」には、それぞれ住んでいる地域(字)をきれいにしたり、「びわ湖の日」には校内の草むしりなどをしたりしました。
 そして今日「県下一斉清掃の日」の取組をしました。(本当は12月1日にする方がいいのですが、その日はマラソン大会もあるので、少し早く今日することにしました。)
 1〜4年生は教室のテレビ周りや窓の桟、ドアのレール(溝)等、普段あまりできないところを中心にきれいにしました。5,6年生は校舎周りの落ち葉の始末を担当しました。中庭や側溝にたまっていた落ち葉をみんなで集めました。
 子どもたちにとっては、少し時間が短く、最後までやりきれなかったという思いがあるようですが、みんなで力を合わせて共同作業できたいい時間でした。

2021年11月26日(金)
子どもたちに伝えるべきこと 〜朝のごみ拾いに思うこと〜

 「この写真は何?」と思われるでしょうが、これは昨日、校門(正門)のすぐ横の側溝にポイ捨てされた大量のタバコの吸い殻の写真です。低学年下校15:00の時点にはなかったのに、高学年帰り16:00までの間に、おそらく車の窓からまとめて捨てられたと思われます。
「わざわざ学校の前に捨てるなんて、極めて悪質というか、嫌がらせやね。許せへんな。」とスクールガードさんと腹を立てながら話していました。そして、子どもたちに「こんなひどいことがありました。こんなひどい大人になってはいけません。」とどこかで話さねば…と、その時は思っていました。
 今日の朝、校門で子どもたちの登校を待っていると、朝の散歩をされているおじいさんが校門前を通りかかられ、「おはようございます。」と挨拶すると、「おはようございます。校長先生、子どもが楽しそうに歩いている風景はよろしいな…。子どもたちの声が聞こえるというのはほんまに幸せなことですわ。毎日元気もろてます…。」とおっしゃって帽子をとって会釈をしてくださったので、私は思わず「ありがとうございます。」と深く頭を下げました。
 子どもたちの登校を迎えた後、学校まわりのごみ拾いに歩き出すと、いつものように自転車で通勤される名前も知らない外国人の方が、「おはようございます。」と素敵な笑顔で挨拶してくださるので、私も「おはようございます。いってらっしゃい!」と大きな声で返しました。このいつものやり取りがとっても気持ちがいいです。ローソン前の信号のところで、中学校の交通立ち番で立っておられる保護者の方が、「いつもご苦労様です。」と声をかけてくださいました。「こちらこそ、いつもありがとうございます。」と返します。さらに今度は、信号待ちをしている車の窓が開いて、「いつもありがとうございます。ご苦労様です!」とわざわざ声をかけてくださる方までいて、その方々の声と笑顔が、心にじーんときました。
 その後、ごみ拾いに歩きながら、昨日の「側溝のタバコ」のことを思い出していました。というか、その時「腹を立てていた自分」を思い出していました。
 子どもたちに伝えるべきことはどっちなんだろう…「とってもひどい大人がいる。こんな大人になるな!」よりも「とっても心が温かく優しくて、素敵な大人がいる。こんな大人になりたいね。」が正解かな…と思い直した今日の素敵な朝でした。

2021年11月25日(木)
りゅうせいフェアE〜6年生 戦争と平和そして世界に目を向けて〜

 りゅうせいフェアの最後は、6年生の発表を見せてもらいました。6年生は、12グループに分かれて、戦争・平和学習のまとめや世界の国々に目を向けて、SDGsをはじめとするこれからの未来のための目標や取組について、自分たちの思いを巡らせ、自分たちは今、何を大切に考え、何をしなければならないかを追究してくれました。
 世界の「子ども」を取り巻く問題、地球温暖化や自然災害等の環境問題や人権の問題等、さらには今最も力を入れている「服のチカラプロジェクト」について、グループ別に探究し、5年生と同じくPCでプレゼン資料を作成し発表に臨みました。
 私が感心したのは、「発表の構成」です。まず自分たちの研究テーマを提示し、次にテーマ設定の理由を説明。それからテーマに関わる世界の現状と課題をまとめ、次にそれらの課題に向けての取組等を紹介します。そして、最後に自分たちの思いや自分たちにできることについて述べて結論とする。実に聞き手に分かりやすく、すーっと頭に入ってきます。また、戦争・平和学習では、平和祈念館での学びを生かし、具体的に実感を伴って訴えるように説明するので、心にグッとくるものがありました。6年生は、「聞き手に訴える」意識がちゃんとあり、発表原稿を観ずに、聞き手の方を見て話している人が多いのもさすがだなと思いました。
 しかし物足りないところもあります。発表時間の都合かも知れませんが、発表に「こだわり」とか「掘り下げ」が少し足りない気がしました。分かりやすくスマートな発表ではありましたが、「自分たちが一番課題に思ったのはここだ!(こだわり)」というのがあり、課題を焦点化したうえで「そこを徹底的に調べました、掘り下げました!みんなで考えました!」というような「強さ」というか「深さ」がもう少し欲しかったなと思います。
 しかし小学生にしてこれだけのプレゼン資料が作れるなんて、私の小学生時代には考えられません。まさに今の時代を生きる子どもたちです…。

2021年11月25日(木)
りゅうせいフェアD〜5年生 たんぼのこ学習〜

 5年生は、社会や総合的な学習で学んできた「米づくり」について、グループに分かれてテーマ別に発表しました。
「米づくり(田んぼ)の一年間」「須恵の田んぼについて」「田植えについて」「稲刈りについて」「カントリーエレベーターについて」の5テーマに分かれて、模造紙に書いたレポートや一人1台タブレット端末にインストールされているミライシード(オクリンク)を活用して作成したプレゼン資料を使って、6年生対象に発表しました。
 早速タブレット端末を駆使してプレゼン資料を作成できたり、しっかりと声を張って堂々と説明できたりする子が多いことに、「さすが高学年だな。」と感心しました。
 説明した後にクイズ形式で「大切なこと」をおさらいできるようにしたり、稲穂等の実物をもってきて実演したり、聞き手を引き付ける工夫も随所に見られました。
 しかし、あえて苦言を言わせてもらうと、「ネットやパンフレットで調べて、そこに載っている情報や文章をそのまま使っている資料」が多いところが気になりました。5年生の段階では到底使いそうにない難しい言葉や言い回しを、いくらすらすら説明していても聞き手の心には入ってきません…。自分の言葉ではないので、説得力に欠けるというか、意味がよく分からないというか…。もっと田んぼに稲の観察に行って記録してきたことや、田中秀樹さんやJAの方々等の出前授業の時のメモや学び等が生かされ、何よりも「米づくり」に全身全霊取り組んでおられる方々の思い等が、自分たちの言葉として伝えられるともっともっといい発表になったと思います。学習意欲、探究意欲が高い5年生だけに今回の発表の経験を、次に確実に生かしてほしいと思っています。

2021年11月25日(木)
りゅうせいフェアC〜4年生 福祉学習「障がい者はかわいそうじゃない〜

 続いて4年生は、体育館で今まで体験的に学んできた「福祉学習」について、そのまとめを3年生に聞いてもらうとともに、実際に3年生にも体験してもらう形態の発表でした。
 2グループずつ、「身体障がい」「視覚障がい」「聴覚障がい」の3つの障がいについて、計6グループが発表しました。
 まず初めに感じたのは、4年生はどの子も「ぼくたち(私たち)の発表を聞いてほしい!」と言わんばかりの意欲的な表情をしていることに驚きました。これは、今までの福祉学習でいろんなことを学び、たくさんの新たな気づきを得て、いろんな思いを感じ、考えを深め、そして今、その思いや考えを誰かに伝えたいという気持ちが溢れている現れだと思いました。
 どこのグループも、まず初めに、「障がい者はかわいそうな人ではない。」「体が不自由な人も楽しく生活していることを伝えたい」という自分たちの学習のまとめ(結論)をスローガンという形で明確に伝えました。
 そして自分たちの学びを発表した後、自分たちがした体験を3年生にも実際に体験してもらうことで、自分たちの思いや考えをより確かに伝えることにしました。
 車椅子体験や視覚障がい者の介助(誘導)体験、点字打刻体験、そして手話(体験)教室の4つの体験を用意してくれました。4年生の子どもたちが「教える側」に立ち、3年生に分かりやすく、大事なことを伝えながら、上手に体験させてくれました。
 以前どこかで書いたかもしれませんが、「教える」という学習は、「聞く」「見る」「読む」というような学習とは、理解の定着度が違います。もちろん「体験する」という学習は、かなり理解の定着度が高い学びですが、「教える」はそれよりもうんと理解を深め、それを定着させる最善の学びです。自信たっぷりに発表したり、教えたりする4年生の姿を見ていると、これから学校のリーダーとして育っていく土台ができてきたなと大変嬉しく感じました。4年生の発表も素晴らしかったです!

2021年11月25日(木)
りゅうせいフェアB〜3年生 まちのおしごと探検隊〜

 3年生は、今までたくさん行ってきた町内のいろんな「おしごと」の見学(体験学習)についてグループで模造紙「壁新聞」にまとめ、その新聞に基づいて4年生に発表しました。
 まず感心するのは、新聞の一つひとつの記事がしっかりしていること。「適当に思いつくまま書きました…」というものではなく、かなり文章が練られています。大事なことを落とさず、すっきり分かりやすくまとめられています。
 また、グループ活動でありがちな、「得意な子どもたちだけが紙面を作っていき、グループの中には『お客さん状態』になっている子がいる…」というものではなく、グループの一人ひとりが「自分の担当記事」を、責任をもって仕上げる方法で紙面が作られており、発表についても「自分が書き上げた記事」について説明する形になっていました。かと言って、「自分の責任さえ果たせばよい」という意識ではなく、一人ひとりの発表をグループでサポートしあったり、心配そうに見守ったりできる「仲間同士のあたたかさ」を感じられるグループ発表でした。
 さらには、記事の内容がとてもいい!「仕事の内容(概要)」や「見つけた秘密」だけでなく、「働いている人の願いや思い」、「苦労していることや工夫していること」など、働く人々の「思い」に触れている記事が多かったことです。
 たくさんの「体験(見学)」や「まち探検」を通して、「人・もの・ことを確かに見つめる目」「感じたこと、見つけたことを確実にメモし、文章にまとめる力」そして、それらを「伝えようとする意欲」が確実に育っている、身についていると感じられる3年生のすばらしい発表でした。

2021年11月25日(木)
りゅうせいフェアA〜2年生 わくわくおもちゃランド〜

 2年生の発表も「おもちゃづくり」を通して、「遊びコーナー」を運営することで、相手(聞き手)を意識した発表や、1年生を楽しませるための工夫や言動を考え実行する学習発表です。
 さすが2年生、「おもちゃ」の種類がバラエティに富んでいました。「コリントゲーム」「ドキドキピエロ(黒○○危機一髪的なおもちゃ)」「サッカーゲーム」「ビー玉コロコロゲーム」「ペンギンドボンゲーム」「輪投げ」「とんとん相撲」「魚釣りゲーム」「もぐらたたき」「空気砲」「パンパン動物レース(ゴムの振動によって動物が動く仕掛け)」「ストロー迷路」…圧倒的なメニューの豊富さです!
 感心するのは、「身近なものを使っておもちゃをつくる」にとどまらず、「動くおもちゃ」や「物理・科学的な働きを利用したおもちゃ」、そして、「仲間が協力して動きを創り出すおもちゃ」など、2年生の「学習と創意工夫」そして「試行錯誤の連続」が感じられる「おもちゃづくり」ができていることです。子どもたちの「努力」と「苦労」が感じられる値打ちのある「おもちゃづくり」です。
 低学年では、始めに2年生がお手本を見せられるように、先に2年生が発表し、1年生に楽しんでもらいました。遊び方を分かりやすく「説明」することや、遊びコーナーを上手に「運営」すること…1年生にちゃんと伝えられたかな…?

2021年11月25日(木)
りゅうせいフェア@〜1年生 秋のおもちゃまつり〜

 今日は「りゅうせいフェア」という学習発表会の日です。各学年の生活科や総合的な学習の時間、社会科などの学習をまとめて発表、発信する会です。昨年度は実施すらできませんでしたが、今年度は子どもたち同士で発表しあう形態をとって実施しています。
 1,2時間目は低学年が発表を行いました。2年生の発表を1年生が聞き、1年生の発表を2年生が聞くことで交流します。
 1年生の発表は「秋のおもちゃまつり」です。生活科等で集めた「秋の自然」…どんぐり、まつぼっくり、木の葉、小枝等をつかっておもちゃを作り、2年生の子どもたちに楽しんでもらいます。おもちゃコーナーの種類もたくさんありました。「どんぐりごま」「葉っぱの魚つり」「的あて」「まつぼっくりのけん玉」「どんぐり迷路」「どんぐり飛ばし」など…。
 はじめに「遊び方の説明」をして、2年生に楽しんでもらいます。遊びコーナーの運営も自分たちで協力して行なっていました。
 分かりやすく説明して、スムーズにお店屋さんの運営ができたかな…?今日の体験(発表)をもとに、今度は保育園幼稚園の5歳児との交流(きらきら交流)で、もう一度しっかりと発表します。

2021年11月24日(水)
もし下校時に地震が起こったら!? 〜避難訓練(地震想定)〜

 朝から木枯らしの吹く寒い日になりましたが、今日は一斉下校時に「下校時の地震」を想定した避難訓練を行いました。学校にいる時の地震とは違って、「地震発生時の行動」や「避難する場所」について自分たちで考え、判断し、行動しなければなりません。
 今日は、字担当の先生が引率しながら、「この辺で地震が起こったらどうしよう?」「ここだったら何が危ない?」などと、子どもたちと一緒にいろんな想定や対応を考えながら、適当な場所で実際に地震発生時の避難行動(身を守る行動)をとってみました。
@塀や壁、屋根や樹の下など倒壊したり、何かが落下してきたりする恐れがある場所から離れること、A低い姿勢になり、かばん等で頭部を守ることなどを大切にしながら行動しました。高学年の子どもたちが低学年の子たちに安全のための指示する場面も見られて、子どもたちなりに一生懸命でした。
 登下校時の避難については、各字の通学路の状況や学校までの距離等によって、とらなければならない対応は様々です。特に、地震がおさまった後、どこに避難するかはなかなか難しい問題です。通学距離が短い字については、学校に近ければ学校へ、字に近ければ字の避難所へということになりますが、遠い字については、学校と字の間にも避難する場所を想定しておかないといけません。また、通学途中に企業や工場などがあれば、いざという時は子どもたち自身が助けを求めることもできますが、通学路のほとんどが「田んぼ道」ということになると、そういうこともできません。
 今日の避難訓練をもとにしながら「こんなときはどうする?」という危機回避のための安全教育に一層力を入れていかなければならないと強く感じた避難訓練でした。

2021年11月24日(水)
11月24日は和食の日 〜だしで味わう和食の日〜

 今日11月24日は「いいにほんしょく」の語呂合わせで「和食の日」に制定されています。日本の自然から生まれ、歴史の中で育まれてきた我々の食文化「和食」を大切にし、継承していくとする気持ちを新たにする日です。
 和食の基本である「一汁三菜」をもとに栄養のバランスが取れた食事にし、うまみを引き出す「だし」を生かすことで、動物性脂肪や塩分の摂りすぎを防ぐ「和食」のよさを改めて考える日にしたいと思います。
 今日の給食は「和食の日」にちなんで、ご飯、大根と里芋のみそ汁、サンマの塩焼き、水菜とあげの煮びたしという「しっかり和食メニュー」でした。個人的にというか私の世代にはなんとも「ほっとする」メニューで、サンマの骨もわたも全部美味しくいただけるのですが、子どもたちにとってはどうだったでしょうか…。水菜のシャキシャキ感とおあげさんの甘味、大根や里芋の旬野菜のおいしさ…子どもたちも感じてくれたかなあ…。

2021年11月24日(水)
よい朝ごはんを食べよう 〜4年生 栄養指導〜

 先日の1年生の栄養指導「よいうんちをしよう!」に引き続き、今日も給食センターの菅沼先生をお招きして、「よい朝ごはんを食べよう!」というテーマで栄養指導をしてもらいました。
 今日の学習では、「朝ごはん」がどれだけ大切なものであるかと同時に栄養のバランスの取れた朝ごはんを食べることがとても大切なことだと教わりました。
 脳のスイッチを入れる=黄色の食べ物(炭水化物等)、体のスイッチを入れる=赤色の食べ物(タンパク質等)そして お腹のスイッチを入れる=緑色の食べ物(野菜、海そう等)の3つの栄養が揃っていることが大切です。
 グループで「理想の朝ごはん」の献立を考えながら、自分たちの朝ごはんについての振り返りを行い、これからの目標も考えました。今日の学習を生かして、お家の方のご協力も得ながら、毎日の朝ごはんについて、考えたり、点検したりしていきます。

2021年11月24日(水)
最優秀賞受賞!〜令和3年度赤い羽根共同募金作品コンクール〜

 昨日、町公民館ホールで「令和3年度竜王町社会福祉大会」が行われ、その中で「赤い羽根共同募金作品コンクール」の表彰式も行われました。
 まずポスターの部では、4年 齊内 光優さんが最優秀賞に、6年 若井 咲希さんが優秀賞に選ばれました。
 次に書道の部では、3年 石原 心春さんが最優秀賞に選ばれました。
 最優秀賞の2人は、ステージの壇上で社会福祉協議会の勝見会長から賞状を授与されました。少し緊張した面持ちでしたが、しっかりとお辞儀もできて立派でした。昨年度に引き続き、今年度もポスター・書道ともに竜西小の子どもたちが表彰されることになり、とても誇らしいです。

2021年11月22日(月)
赤い羽根共同募金を届けました

 19日(金)の昼休みに、運営委員会を代表して6年生の塚田ゆいさんと西村優彩さんが、町の社会福祉協議会に赤い羽根共同募金を届けてくれました。
 先月から、運営委員会が中心となり、全校に募金の協力を呼びかけました。全校の子どもたちがお小遣いの中から少しずつ協力してくれた募金や先生たちからの募金、合わせて26,492円を竜王西小学校の「気持ち」として届けることができました。
 社会福祉協議会の西村事務局長さんが受け取ってくださり、「皆さんの善意を、主に町の一人暮らしの高齢者の方々のために大切に使わせていただきます。」と話してくださいました。
 話は変わりますが、赤い羽根共同募金運動では、毎年「助け合い」をテーマにしたポスターや書道、川柳などの「作品コンクール」も行われています。昨年はポスターの部(4年米田明加さん)と書道の部(4年田中愛彩さん)で最優秀賞を竜西小の子どもたちが受賞しています。
 さて、今年はどうだったか…表彰式は明日11月23日(火)です。また、水曜日のブログで紹介したいと思います。

2021年11月22日(月)
まとめや発表準備を頑張っています! 〜りゅうせいフェアに向けて〜

 25日のりゅうせいフェア(学習発表会)に向けて、各学年では学習のまとめと発表のための準備に追われています。
 4年生(写真左)では、今までの「福祉学習」を模造紙にまとめ、障がい者理解や社会福祉について発表したり、車椅子や点字等の体験コーナーを設けて、他の学年のみんなに実際に体験してもらいながら説明したりする計画を立てているようです。
 1年生(写真右)は、「秋の自然」を活用した遊びや自分たちで作ったおもちゃで「遊びコーナー(○○屋さん)」を作って、グループで協力して運営するようです。どんぐりゴマやどんぐり迷路、まつぼっくりのケン玉や的あてゲームなどなど、楽しい遊びコーナーがたくさんできていました。(他の学年の発表についても順にブログにあげていきたいと思います。)
 りゅうせいフェアでは、聞いている人に分かりやすく、言いたいことが伝わるように、相手意識をしっかりもって発表や説明ができるように、繰り返し練習を重ねてほしいと思います。

2021年11月22日(月)
どんどん集まってきています〜6年生 服のチカラプロジェクト〜

 先週から具体的に動き出した6年生の「服のチカラプロジェクト」。校内においては、6年生が各教室を回り、全校のみんなにプロジェクトの概要の説明や協力のお願いをしました。昇降口前の廊下には「子ども服の回収箱」が設置されて、早くもたくさんの子ども服が集まってきました。
6年生が集めた子ども服が、最終的にどんな「チカラ」になるのか見守っていきたいと思います。趣旨に賛同し、子ども服を提供してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
 25日のりゅうせいフェア(学習発表会)では、6年生はこの「服のチカラプロジェクト」をはじめ、世界に目を向けた「地球温暖化」等の地球環境問題や、太平洋戦争等の学習をもとにした平和学習について、グループごとに発表してくれるようです。それらの発表も楽しみにしています。

2021年11月22日(月)
初めてでも安心して頑張れます!〜5年生 家庭科ミシン 学校支援ボランティアさんの応援〜

 今日から5年生が家庭科でミシンの学習に入りました。おそらくミシンに触れるのは初めてという子どもたちが多いとあって、準備段階の「糸通し」からてんやわんやの大騒ぎになってしまいます。担任の先生一人の指導ではなんともならないのが正直なところ…。
 しかし、ミシンの学習には、毎年、毎回ミシンボランティア(学習支援ボランティア)の皆さんがたくさん来てくださって、子どもたちの学習を全面的にサポートしてくださいます。今日も、8名以上のボランティアさんが来てくださって、1グループにつき1名以上の手厚い支援体制で子どもたちは安心してミシンにチャレンジできます。
 竜王町は、以前から「学校支援ボランティア」の組織がしっかり構築されていています。現在は公民館にある「地域学校協働本部」が拠点になり、各校園に「地域学校協働活動推進員」(本校は岡山さんと三嵜さん)がおられて、学校の依頼等を受けて学校支援ボランティアさんたちをコーディネートしてくださっています。もちろん学校運営協議会(コミュニティ・スクール)とも連携しながら、「地域ぐるみで子どもたちを育てる」しくみづくりや具体的な地域取組を進めてくださっています。
 私は、学校の教育活動に関わってくださる、この学校支援ボランティアさんたちの裾野がどんどん広がるといいなと思っています。保護者の皆さんはもちろん、普段学校にあまり関わりのない地域の方々等が、学校支援ボランティアや地域学校協働活動を通じて、どんどん学校の中に入っていただき、子どもたちと関わってくださることで「地域とともに歩む学校づくり」が進んでいくといいなと心から願っています。
 学校支援ボランティアの皆さん、今日も本当にありがとうございます。

2021年11月19日(金)
よいうんちをしよう! 〜1年生栄養指導〜

 町給食センターの菅沼栄養士さんに来ていただいて、1年生対象の栄養指導をしてもらいました。今日のテーマは「よいうんちをしよう!」です。
 よいうんちは健康な証拠!でもよいうんちをするためには、お腹(小腸や大腸)の中をきれいにおそうじすることが大切です。そのためには好き嫌いしないで、いろんなものをしっかり食べること、特に「食物繊維」をしっかり摂ることが大切だということを教えてもらいました。
 どんな食べ物に「食物繊維」がたくさん含まれているか、毎食どれくらい食べるといいのか、具体的に教えてもらったので、子どもたちはこれからの生活の中で、目標をもって取り組むことになりました。
「納豆を毎日食べる。」とか「野菜や豆をたくさん食べる。」のめあて(約束)を決めて、何日間かちゃんと点検するようです。
 しっかりめあてが守れて、「よいうんち」ができるといいですね。

2021年11月19日(金)
それぞれのがんばり 〜中休みチャレンジマラソン〜

 今日の中休みも、全校でチャレンジマラソンに取り組みました。
「なんか今年は、例年より子どもたちが頑張って走っている感じがする…」何人もの先生たちがそう感じています。
「いつもならチンタラチンタラ集団で歩いている高学年の女子たちとか、ダッシュしたり歩いたり、ふざけあったりして、まったくマラソン(持久走)の体をなしていない低学年の子たちとか、あんまりいませんね。」…そんな声も聞こえてきました。特別なことも何もないのだけれども、自然と頑張れる子どもたちが増えていることを嬉しく思います。
 さて、今日のチャレンジマラソンではこんな頑張りを見つけました。
 腰痛持ちの私が、カメさんスピードで走っていると、私の前に同じように懸命に走っている3年生のHくんを発見しました。私はHくんの横に行って、「君の走るペースは、校長先生と同じくらいだね。どうだい、校長先生のライバルとして、このまま一緒に走り続けないかい?遅くても絶対止まらないで、歩かないで走り続けようぜ!」と声をかけると、とても力強い声で「はい!」と答えてくれて、それから二人で並走しながら走り続けました。
 しばらく走っていると、後ろから「ハア、ハア…」と言いながら、ぼくたちカメさんコンビに近づいてくる子がいることに気が付きました。振り返ると、なんと、昨年のチャレンジマラソンのブログで紹介した「ぼくは校長先生には負けない!」と豪語したマラソンが苦手な2年生のMくんではありませんか。「おー、Mくん。今年も校長先生に勝負を挑んできたな!よし、このままMくんも一緒に3人でがんばろうぜ!」と声をかけ、カメさんコンビから、カメさんトリオに仲間を増やし、がんばることになりました。
 5分間のチャレンジマラソン、たくさんの子どもたちに抜かれましたが、カメさんトリオは自分たちのペースで一回も歩くことなく、走り続けました。とてもしんどかったけど、Hくん、Mくんの懸命な頑張りに勇気をもらい、とても楽しく嬉しく感じた5分間でした。

2021年11月19日(金)
新聞というメディアについて考える 〜5年生 読売新聞社 出前講座〜

 昨日、5年生の社会科「情報社会にいきる私たち」という単元の学習のために、わざわざ読売新聞大阪本社から、「新聞のちから」委員会事務局の繁村一男さんに来ていただいて、新聞が作られるまでの仕事や新聞と他のメディアとの違いについて考える学習を、いくつかの体験を交えながら学ばせていただきました。
 スマホやPCへの依存度が増し、「ネットメディア」中心の生活になってしまいがちですが、「新聞」というメディアの「正確性と信頼性」、紙媒体ならではの「一覧性と保存性」など、「新聞」だからこその良さを改めてしっかりと理解しないといけないと思いました。
 また、「新聞を開くと、それぞれの見出しによって情報が整理されていて見やすいのと同時に、自分の関心外のことにも触れられる良さがある。」という繁村さんの言葉に、「なるほど…それは大切なことだな。」と新しい気づきもありました。確かにネット検索は自分の関心あることしか見ません。
 子どもたちは、子ども新聞に一通り目を通し、自分が一番気に入った記事について、その内容をまとめたり、その記事を選んだ理由を書いたりするワークショップをしました。しかし意外に苦戦する子どもたちの様子を見ていると、「読み解く力」の大切さを痛感しました。
 また、新聞記事の校閲(校正)も体験しましたが、校閲には漢字や文法の知識や力だけでなく、その記事の内容についての知識(理科や社会)も持ち合わせていないとできない作業(仕事)だということがよくよく分かりました。
 いろんなメディアの特徴をとらえながら、バランスよく情報を得て、適切に判断しながら、それらを生活や人生に生かしていける力をつけなければならないなと改めて思った2時間の出前講座でした。

2021年11月19日(金)
「学び」から「行動」へ 〜6年生 服のチカラプロジェクト〜

 7月8日(木)の校長ブログに、6年生の「ユニクロ出前授業 服のチカラプロジェクト」について記事を載せました。そのブログには…
今回の「服のチカラプロジェクト」は世界中のいろんな機関や企業・団体、そして学校や子どもたちも含めて、「それぞれができること」を総結集させて、「だれも置き去りにしない」世界をつくる手助けをしようとするものです。具体的には、もう着なくなった「子ども服」を集め、今苦しんでいる難民の人々に届けるというプロジェクトです。人が生きるために最低限必要な「衣食住」のひとつである「服」…それは思っている以上に力になります。たくさんの人々の役に立ちます。たくさんの人々の命を救います。
今ユニクロさんをはじめ、いろんな企業や会社が、SDGsの理念のもといろんな社会(世界)貢献活動を行っています。では、竜西小の子どもたちには何ができるか…今日の話を聞いて、「ひょっとしたら自分たちでできるかも…」と感じてくれたと思います。具体的な行動は2学期以降になると思いますが、6年生のチカラを信じて、サポートしていきたいと思います。…と綴っています。

そしてその期待通り、6年生が動き始めました。「服のチカラプロジェクト」の目的と概要、そして子ども服の提供をお願いする文書やポスターをもって、竜王西幼稚園とコスモス保育園に訪問しました。両園長は子どもたちのアクションに賛同してくださり、保護者に呼びかける協力をしてくださることになりました。
西幼稚園の木村園長が保護者宛に作ってくださった文書の中に、こんな文言がありました。
「…(西小の)子どもたちが自分の考えや、自分たちの力でできることに対し、具体的に動いていこうとする姿勢に感銘を受け、幼稚園も協力していくことを約束しました。…」 子どもたちの思いや行動を十分に理解してくださっていることに心から感謝したいと思います。
 校内にも子ども服を回収するBOXを用意してくれました。子どもたちの思いや行動が世界に届くのか、しっかりと見守っていきたいと思います。

2021年11月18日(木)
しんどくても頑張りぬける自分に〜マラソン大会に向けて試走スタート〜

12月1日(水)のマラソン大会に向けて、中休みチャレンジマラソンに引き続き、マラソンコースでの試走練習が始まりました。写真は2kmを走る高学年の練習の様子ですが、みんな一生懸命頑張っていました。「マラソン大嫌い!」「マラソン大会なんてなかったらいいのに…」とぼやいていた女子たちも、一旦スタートすると歯を食いしばって懸命に走っています。思わず私の応援の声にも力が入ります。「○○さん、ファイト〜!」「呼吸を整えて自分のペースで!」…あまりに大きな声で応援するので、子どもたちもちょっと恥ずかしそう…。(ごめんなさい)
なんやかんや愚痴っても、しっかり頑張れる子どもたちの姿にほっとしています。
マラソン大会の目標は、「自分のペースで走りぬくこと」ですから、とにかく止まらず、歩かず、走り続けることが一番大切です。また「自分のペースで」ですから、得意な子は「速さ」や「順位」にこだわって走ります。苦手な子は「止まらない、歩かない」をめあてに頑張ります。「マラソン大会」の目標は人それぞれです。大切なのは自分の目標をしっかりと持って、目標に向けてあきらめずに努力できることです。
私が若い頃、メキシコオリンピックのマラソンで銀メダルに輝いた君原健二さんとお話できる機会があって、その時に君原さんが、「苦しくて苦しくてもう駄目だと思った時、少し先の電柱を見据えて、『あの電柱までは何とか走ろう』と自分に言い聞かせて、その電柱まで粘るんです。そしてその電柱まで来たら、その先の電柱を見据えて、また『あの電柱まで…』と思って踏ん張る…それを繰り返した先にゴールが待っているんです。私のマラソンはそんな感じです。」と言われていたことが今も強く心に残っています。「あの電柱まで…」という言葉がずっと自分の中に生きていて、人生のいろんな場面で「とりあえず○○までは頑張ろう…」と、すぐ先の小さな目標を見据えることで、自分の踏ん張りを支えてこられたような気がします。
 少し話が反れてしまいましたが、子どもたちには、しっかりと体調を整えて、自分の力が十分発揮できるように、それぞれの目標に向けて頑張れるマラソン大会になるといいなと願います。

2021年11月17日(水)
スティック砂糖19本!? 〜6年生 生活習慣病予防出前授業〜

 今日は竜王町保健センターから2名の保健師さんに来ていただき、6年生が「生活習慣病予防」について学習しました。
 「生活習慣病の原因は運動不足・喫煙・飲酒・ストレスなどで…」といった話から始まり、子どもたちは自分にはまだ関係ないといった気持ちもありながら聞き始めたかもしれません。ただ、昔は「成人病」と呼ばれていたものが、子どもの頃からの悪い生活習慣によって起こることが分かり「生活習慣病」に名称が変わり…という説明を聞き、自分事として捉えて話を聞いていました。
砂糖を摂りすぎると血管がボロボロになってしまいますが、小学生の1日砂糖摂取量の目安はスティック砂糖約3本分なのに対し、500mlの炭酸飲料ではスティック砂糖19本分もの砂糖が含まれているそうです。量を考えて飲まないと大変ですね。飲み物やおやつのとり方に限らず、朝食や早寝早起き、運動、歯みがきなど子どもの時についた習慣は大人になってからではなかなか直りません。今のうちからよい生活習慣を身につけていくことの大切さを学ぶことができました。
 竜王町は糖尿病と高血圧の方が多いという課題があるそうです。そういった中、今年の重点テーマの1つは運動で、「プラス10分動こうチャレンジ」を合言葉に啓発されています。ラジオ体操もおすすめのようですよ。
お家の方も含めて、日頃の生活習慣で何か1つでも、ちょっとしたことでも改善できることを見つけて実行に移す。これができれば今日の学習の成果はバッチリといえそうですね。 

2021年11月17日(水)
自分を大切にする命の学習 〜4年生性教育 齊藤智孝さんをお招きして〜

 昨日は、助産師の齊藤智孝さんをお招きして、4年生が「体と心の学習」を行いました。これから徐々に第二次性徴を迎える子どもたちに、これから自分に起こる体の変化やそのことの意味についてしっかりと学びました。
 5校時は、男女別に分かれて、男子は齊藤先生から、女子は養教の北出先生から、それぞれの第二次性徴について学習しました。(私は、男子の教室で参観させてもらいました。)
 齊藤先生のざっくばらんな明るく楽しい話しぶりに、始めのうちは「えろ〜!」「きも〜!」などと騒がしく反応していた子どもたちでしたが、次第に「実はとっても自分にとって大切なことなんだ。」と分かってきて、笑いを交えながらも真剣な聞きぶりに変わっていました。
「これから自分に起こる変化(成長)について、きちんと正しく理解し、自分の体を大切にし、自分の体を守っていくことの大切さに気づけたようでした。
 6校時は、学年全体で齊藤先生のお話を聞きました。「大人の体に成長していくということはどういうことなのか」について、「それは、命をつなぐすばらしいしくみが自分の中につくられていくということ」だということだと教えてもらいました。そして、「自分の命も、みんなの命も大切にできる人」になれるよう、しっかりと「心」の土台を育てることが大切であり、そのために、「10歳までにつけたい大切な力」=「言葉の力(話す聞く)」「試す力」「やりぬく力」「想像する力」「考える力」を育てていかなければならないと強く感じさせられました。

2021年11月16日(火)
愛情をかけて世話をする 〜2年生 パンジーの鉢植え〜

 今朝、いつものように校舎点検&ごみ拾いにうろうろしていると、2年生教室のベランダから賑やかな声がしてきます。
 どうやら、自分自分の鉢に植えたパンジーの苗に水をあげているところでした。昨日は「じんけんの花」であるサルビアの話をしましたが、2年生もこれから毎日愛情をかけて、長く長く花が見られるようにお世話していくようです。そしてできたら自分たちのパンジーで卒業式の会場を飾りたいと思ってくれているようです。とても優しくすばらしい目標です。
 どうしたら上手にお世話できるか、しっかりと勉強しながら、毎日毎日愛情を注いであげてほしいと思います。

2021年11月16日(火)
読書の秋 おすすめの一冊 〜読書案内にも手間と愛情が〜

 2階の廊下の掲示板に「読書の秋のミステリー・推理小説特集」という読書案内がありました。「名探偵シャーロックホームズ」のシリーズや「怪盗アルセーヌ・ルパン」のシリーズ等のオススメコメントが書いてある案内が貼ってあります。
 まずこの案内で目を惹かれるのは、めっちゃ上手な「手描きのイラスト」です。色鉛筆の重ね塗りで描かれたキャラクターは、今にもそこから飛び出してきそうに感じるほどのリアルさです。
 もちろんこれらの案内は、図書室司書の鈴木先生作の「お手製」の案内です。なんでも「コピー&ペースト」で手軽にできる時代になりましたが、鈴木先生はあくまで「手描き」にこだわって、時間をかけて案内を創ってくれています。そんな鈴木先生の「手間と愛情」に子どもたちが気づいてくれて、「これ、どうやって色を塗ってるんやろう?」と見入るようにイラストを眺めたり、案内してもらっている本を借りに、図書室に行ったりしてくれたらいいなと思います。そんなところにも「心が動く」感性豊かな子どもたちに育ってほしいと切に願っています。

2021年11月15日(月)
秋の自然を一緒に楽しんだよ!〜5年生と5歳児のわくわく交流〜

 今日の2,3校時は5年生と西幼稚園・コスモス保育園の5歳児とのわくわく交流でした。
 9時半に体育館に集合した後、5年生が自分の班の5歳児に名札をつけてあげるところから活動がスタートしました。
 前半は、それぞれの班で、5年生と5歳児が手をつないで学校周辺をお散歩しながら、秋の自然を集めて回りました。まつぼっくりやどんぐり、きれいに紅葉した葉っぱや木の実など、交流の後半で作る「まつぼっくりクリスマスツリー」をイメージしながら深まる秋の自然を楽しみながら一緒に集めて回りました。
 今日で2回目の交流なのでそれほど緊張せずにいられたのか、それとも気持ちのいい天気の下、手をつないで散歩しながら自然におしゃべりできたのがよかったのか、5年生と5歳児がなんとも言えず、睦まじく、柔らかい温かい雰囲気で活動することができていました。
 後半は仲良く「まつぼっくりクリスマスツリー」づくりです。自分のツリーづくりはほどほどに、5歳児の作品づくりをサポートすることに一生懸命になっていた5年生の姿に、これから最高学年に向かって頑張ろうとする意欲と、相手意識をもつ思いやりと優しさを感じることができました。3学期のわくわく交流も楽しみですね。

2021年11月15日(月)
人権の花 サルビア 〜11月きらうきどんの日〜

 今日は11月の「きらうきどんの日」で、「じんけんの花」についての放送をしました。
 「じんけんの花」(サルビア)を育てる活動は、昭和57年度から始まりました。花の種や球根等を、子どもたちが協力し合って育てることによって、命の大切差を実感し、豊かな心を育み、優しさと思いやりの心を育てることを目的として始められました。
 私は「じんけんの花=サルビア」と思い込んでいましたが、どうやら都道府県によって違うらしいのです。滋賀県では「サルビア」ですが、福井県では「マリーゴールド」、大阪府では「チューリップ」、九州の方では「ひまわり」がじんけんの花に決められている県もあるそうです。
 サルビアの花は、たくさんの小さな花びらが、仲良く寄り添いながら咲いている…そんな花の様子が「じんけんの花」の由来ですが、竜西小の各学級が、サルビアの花のように、ひとりぼっちがなく、みんなが睦まじく協力できているか…今日はそのことを放送の後、各学級で話し合ってもらいました。
 今年は4年生が学校の代表として、「じんけんの花」を大切に育ててくれました。
秋も深まり、写真のサルビアの花は少しさみしい感じになってきていますが、咲き終わった花びらをこまめに摘んだりして丁寧に育てるとかなり長い間、花が楽しめることも教えてもらいました。来年度は今年度よりも多く、長く花を咲かせたいと思います。サルビアの花のように、竜西小の子どもたちが、お互いの存在を尊重しながら、支え合って寄り添って、楽しく学校生活が送れることを願いながら…。

2021年11月15日(月)
滋賀県「豊かな心を育む家庭づくり」絵画・ポスターコンクール優秀賞受賞! 

 13日の土曜日、県庁で「令和3年度 滋賀県青少年知事賞 青少年育成県民会議顕彰等表彰式」という大きな表彰式が行われました。その中で、本校1年生 若林奏奈さんが「豊かな心を育む家庭づくり」絵画・ポスターコンクールにおいて「優秀賞」という大きな賞を受賞し、表彰されました。このコンクールの賞は「最優秀賞」1名と「優秀賞」3名のみですから、これは本当にすごい賞です。奏奈さんの作品は、「家族で海で遊んだよ」という題名で、家族との海での思い出を、画用紙一杯に楽しく表現していました。作品が学校に戻ってきましたので、しばらくの間校長室前の掲示板に掲示しておきたいと思います。若林奏奈さん、本当におめでとうございます!

2021年11月12日(金)
今日からまた走り出します! 〜マラソン大会に向けて チャレンジマラソン!〜

 体育発表会の興奮がまだ冷めやらない雰囲気がある中、早くも12月1日(水)のマラソン大会に向けて、また運動不足になる冬季の体力づくりのために「中休みチャレンジマラソン」の取組が始まりました。
 中休みになると、全校が運動場に出てきて、それぞれ準備体操をして、その後「5分間」運動場を走ります。下学年はトラックを、上学年は外周を走ります。目標は「止まらず、歩かずに5分間走り続けること」です。自分のペースで「走り続けること」です。
 今年度も、スポレク委員の子どもたちがゼッケン(ビブス)をつけて、ペースメーカーや応援・励ましの声かけの役目を果たしてくれています。
 低学年はまだまだ「自分のペースで走る」ということがイメージしづらい様子ですが、繰り返すうちに一人ひとりの子どもたちが、しっかりと自分の「目標」をもてるようになるといいなと思います。
 マラソンが苦手?(嫌い?)な高学年の女子たちからは、「マラソン大会、なくなってほしい…」みたいな本音も聞こえてきますが、口では愚痴を吐いても、結局は「困難(苦難)から逃げない」心の強さをもってほしいなと願っています。

2021年11月12日(金)
薬は正しく使いましょう 〜6年生薬物乱用防止教室〜

 昨日、学校薬剤師の梅影先生にお越しいただいて、6年生対象の薬物乱用防止教室を実施しました。この薬物乱用防止教室は小学校でも中学校でも取り組む学習で、正しい薬の用い方や違法薬物が与える害について等を正しく理解し、自分(の健康)を守るためにそれらの乱用を防止するために学びます。今回は主に普段使用する医療用医薬品や一般用医薬品の正しい使用について教えていただきました。
 改めて薬は「用法・容量を守って」ということが大切なことを学びました。
確かにこのことは、本当は健康(命)にかかわる大事な注意ですから、テレビの医薬品のコマーシャルには、「この医薬品の使用上の注意をよく読んでお使いください。」という文字が3秒以上表示されますし、特に注意を喚起するために「ピンポ〜ン」という音(声)が必ず添えられます。これは、薬事法の定めに基づき、製薬会社同士が申し合わせているそうです。
 私自身も、以前体調が悪く発熱や頭痛が激しい時に、どうしても仕事を休めずに、解熱剤(痛み止め)を頻繁に飲んでいたら、薬の血中濃度が上がりすぎて、肝臓などに大きな負担をかける羽目になったことがあります。
 コロナ禍において、またこれからインフルエンザの流行等も心配される中、「薬との向き合い方」について神経質にならざるを得ない状況ですが、薬を使用する時はしっかりと「用法、用量を守って、副作用等も理解したうえで」正しく使っていきたいと強く思った授業でした。

2021年11月11日(木)
スタンプでデザインと思いきや 〜2年生のサツマイモ○○○○〜

 2年生教室を覗くと、何やら゛ペッタンペッタン“楽しそうな活動が行われていました。どうやらスタンプでカラフルな模様を描いているようでした。「これは図工でデザイン画かな…?」と思いましたが、スタンプをよく見てみると、それは「サツマイモ」でした。しかもカラフルな模様は、模様ではなく、「すごろく」のマス目をつくっているのでした。

「な〜るほど?」確かに「すごろく」に見えてきました。
 2年生は先日、自分たちが育てたサツマイモを収穫したので、それを使って、「いも判」をつくったのでした。楽しい「すごろく」ができそうです。隣の人やグループで、つながるように工夫したら「巨大すごろく」にもできそうですね。仕上がりが楽しみです。

2021年11月11日(木)
今日は何の日?〜保健室廊下の掲示から〜

 今日は11月11日。1が4つ並ぶ日です。ただそれだけなのに何だかわくわくしてしまうのが不思議ですね。今朝は何人もの子どもたちが朝、「校長先生、今日は1が4つも並ぶ日やで。○○○○の日やで。知ってた?」と声をかけてくれました。
 子どもたちが言っていた「○○○○の日」は某製菓会社「○リ○」の棒状のお菓子「○ッ○○&○○ッ○」のチョコレートの方です。
 しかし今日は1のゾロ目ということもあって、他にもたくさん「○○の日」に設定されています。例を挙げると、「世界平和記念日(第1次世界大戦の終結)」、「ピーナッツの日」、「サッカーの日」、「靴下の日」、「折り紙の日」などなど…。特に私が「なるほど!」と感心したのは、「電池の日」です。十一十一ですからまさに電池です。お見事!
 さて、本題です。11月は何かと「○○の日」がたくさんあって、保健室前の廊下には写真のような掲示がしてあります。11月8日は「いい歯」の日、11月10日は「トイレの日」、11月12日は「いい皮膚の日」です。その記念日にちなんで、子どもたちに大事にしてほしい健康生活習慣について教えてくれています。「いい歯をつくるためによく噛んで食べましょう」、「健康状態を確認するのにウンチをチェックしましょう」、「肌を清潔に保ちましょう」などなど…しっかり子どもたちに見てほしいと思います。

2021年11月10日(水)
蒲生郡児童科学研究審査会 入選 〜滋賀県科学賞県展出品〜

 少し前のことになりますが、子どもたちが夏休みに「理科自由研究」に取り組み、その研究結果をまとめた作品(レポート)を出品し審査する蒲生郡児童科学研究審査会が開かれ、本校から出品した4年 市來乙葉さんの「日本さい大のバッタ ショウリョウバッタのひみつA」が入選に選ばれ、郡代表として滋賀県科学賞県展に出品されました。
 市來さんは、昨年度「バッタの観察」の研究に取り組み、そこで分からなかったことやさらに知りたいことについて今年度引き続き研究を深めました。バッタの好きな食べ物(植物)についてや、バッタが日向ぼっこをする理由、バッタの色の変化等について、長期間にわたって観察や実験に取り組みました。
 観察するだけでなく、書籍やインターネットを参考にし、さらには博物館の研究員さん等に直接質問したり相談したりしながら研究を進めています。知りたいとこを追究するために、積極的にいろんなアプローチをしているところが素晴らしいと思います。市來さん、郡入選おめでとう!

2021年11月9日(火)
次の目標に向かって 〜地に足つけて 毎日こつこつ頑張る 積小為大〜

子どもたちにとっても大きな行事であり、大きな節目である「体育発表会」が終わり、今週子どもたちはどんな姿を見せてくれるのかなと…少し不安に思っていました。大きな「目標」をひとつ達成し、燃え尽きたように無気力になったり、気持ちが浮ついたりするんじゃないかと…。
  朝の8時半前、2階の教室から大きく元気な声が聞こえてきます。脳トレの音読「平家物語」の一節です。その子どもたちの元気な声を聞いて、少しホッとしたというか、嬉しい気持ちになりました。地に足をつけて、次なる「目標」に向けてまた歩き出している…そんな力強さを感じました。
 今月11月25日(木)には「りゅうせいフェア」という学習発表会をします。「密」になるのを避けるために、お家の方の参観はしてもらえませんが、全校のみんなでお互い発表し合える形で実施しようと思っています。この「学習発表会」が子どもたちの次の大きな「目標」のひとつになります。
それから大きな「目標」がもうひとつ。今まで毎日「本気」で取り組み、15分の「努力」を積み上げてきた「朝の脳トレ」。その努力の積み上げ(積小為大)によって、「確かな力」が身についてきています。今まで長く取り組んでいる6年生は全国学力学習状況調査で、また、5年生は「つまずき診断テスト」で、全国平均を優に超える立派な成果を上げています。それと同時に「朝の脳トレ」の取組は、次第にいろんなところで、「すごい集中力をつけている学校があるらしい」とうわさにもなっているようです。
ということで、実は、来月の12月8日(水)、この竜王西小学校の脳トレをぜひ見せてほしいと思っている学校の先生たちが、滋賀県内のいろんな学校から、また他の都道府県の学校から、この竜王西小学校に集まってきます。
「体育発表会」と同じように、その場でも参観された方々が「感動」するような、この竜王西小学校の「本気」のがんばり=「竜西プライド」を見ていただければと思います。その日をまた一つの「目標」として、今日からまた気合いを入れ直して、地に足つけて「朝の脳トレ」にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

2021年11月9日(火)
最高の体育発表会 最高の子どもたちの姿〜全力と協力 ふたつの「力」〜

 今日は給食の時間に「体育発表会」の閉会式をビデオ放送で行いました。結果発表があり今年度は、青組が優勝を勝ち取りました。応援アピール合戦は、みんなの動きが揃っていて、大変力強く応援できた赤組に「迫力満点!パワフルユニティ賞」を、そしてみんなが楽しみながら工夫した応援ができた青組に「楽しさ満点!クリエイティブアイデア賞」を贈りました。
 最後に私(校長)が話をしました。時間の関係で原稿の半分くらいしか話しませんでしたが、このブログには全文載せたいと思います。
<以下放送原稿>
今年度は「りゅうせいピック」ではなく、「体育発表会」という形になりましたが、いつものりゅうせいピックと同じように、いやそれ以上の素晴らしいものになったと思っています。それは、全校の皆さん、一人ひとりの一生懸命さ、「全力」をつくす姿がたくさん見られたこと、それと、団体演技やリレーなどで、仲間と「気持ち」「心」をひとつにそろえて、精いっぱい「協力」する姿がたくさん見られたからです。
 皆さんの「全力」を尽くす姿、仲間と心ひとつに「協力」する姿は、見ている人に「感動」を与えました。心を熱くしてくれました。きっとお家の人も「感動」されて、皆さんの頑張りをたくさん誉めてくださったと思います。
 校長先生は、特に皆さんの団体演技に感動しました。
 低学年の皆さん、あのテンポの速い、振り付けの難しいダンスをよく覚えましたね。しかもそれを本当に「楽しく」表現できました。皆さんの楽しそうな表情とダンスに、校長先生もつられて何度も一緒に踊ってしまいました。めいっぱい楽しく踊る姿がとってもかっこよかったです。
 中学年の皆さん、中腰の動作が多いソーラン節、しんどかったでしょう。でも皆さんがしっかりと腰を落とし、全身に力を込めて踊る姿、まっすぐ前を見据える顔、また手を天にかざし空を仰ぐ、その力強くきりっとした表情がたまらなくかっこよかったです。中学年らしく、元気いっぱい、しっかりとハリのある大きな声を出しながら踊る力強い姿が最高でした。
 最後に高学年の皆さん、全員がぴくりとも動かず、姿勢を揃える「静」の美しさ、そして、全員の動作がピタッとそろう「動」の迫力と力強さ。「静」と「動」が生み出すメリハリのある演技は、さすが高学年と思える「重み」というか「威厳」のような強さを感じました。また、一人ひとりの「揃える」という意識がひとつにまとまり、創り出される「一体感」に感動しました。
 低・中・高学年、それぞれの最高の「かっこよさ」が十分に発揮できた素晴らしい団体演技でした。

 6年生の皆さんにとっては、特別な「体育発表会」になったと思います。
 忙しい毎日の中、「できることを 工夫してめいっぱい頑張る」ことを大切に、応援団長、応援リーダーが中心になって、応援合戦をはじめたくさんの取組をしてくれました。特に体育発表会当日、始めから終わりまで各組の競技の応援や、各係の仕事をしっかりとやりとげ、責任を果たしてくれました。そのおかげで、学年部別の「体育発表会」なのに、いつもの「りゅうせいピック」以上の盛り上がりを創り出し、体育発表会を大成功させることができました。すべて6年生のおかげです。改めて6年生にお礼を言いたいと思います。6年生のみなさん、本当にありがとう。

 さて、赤組と青組の勝負の結果は「青組」の優勝に終わりました。本気で全力を尽くした青組の人はこの上なく嬉しいでしょう。そして、本気で全力を尽くした赤組の人は、泣けるほど悔しいでしょう。「本気」にならないとこの「嬉しさ」や「悔しさ」は味わえません。
 よく「勝ち負けにこだわらないで」ということも言われますが、校長先生はそうは思いません。勝負である以上、「勝つために全力を尽くすこと」が大切だと思います。そうでないと意味がないと思っています。でも勝負である以上、勝ち負けが決まることも仕方ありません。そこには必ず「勝ったうれしさ」と「負けた悔しさ」の両方が生まれます。
 一番大切なのは「悔しさ」を自分の中でしっかり飲み込んで、これからの自分の力に変えることです。この夏、東京オリンピックでメダリストになった選手たちも、今まで数えきれないくらいの「悔しさ」を味わって、その「悔しさ」を自分のパワーにかえて、努力をし続けてきたからこそ今の人生最高の「喜び」や「達成感」があるのだと思います。大きな「成功」や「勝利」を成し遂げた人は、「失敗」や「負け」をしなかった人ではない。逆に数えきれないくらいの「失敗」や「負け」を経験しても、決してくじけず、「成功」するまで、「勝つ」まで、あきらめずに「失敗」と「負け」を続けられた人だということです。
 今、大きな「悔しさ」を感じている人、それでいいと思います。それが大切だと思います。その「悔しさ」を人のせいにするのではなく、いいわけをするのではなく、自分の中でぐっと飲みこんで、「よし、これからもめげずに全力で頑張る!」と思える時、自分は一つ成長できる、一つ強くなれるのだと思います。本気で、全力で取り組んでいない人には、心から湧き上がってくる「嬉しさ」も「悔しさ」もありません。それは残念ながら何の成長もしない、何の力もつかないということなのです。

 低学年の人には少し難しい話になったかもしれませんが、今年の「体育発表会」。確かに竜王西小学校の子どもたちは、みんな“かっこよく”輝いていました。すばらしい「体育発表会」でした。
 たくさんの「かっこよさ」を見せてくれて、そしてたくさんの「感動」をあたえてくれて、全校の皆さん、本当にありがとう。




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滋賀県蒲生郡竜王町立竜王西
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〒520-2564
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