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第74回綿向生産森林組合通常総代会

組合長ご挨拶

組合長嶋村寿雄

皆さんこんにちは。

6月も半ばを過ぎまして、綿向山の緑も夏色になってまいりました。

本日、総代代表の皆さまには何かとお忙しい中、第74回通常総代会にご出席を頂きまして有り難うございます。

また、日頃は組合の運営に活動に何かとご支援ご協力を賜っておりまして、頂いておりまして、高席からではございますが、御礼申し上げます。

さて、通常総代会も本来なら、堀江日野町長や西川県中部森林整備事務所所長をお迎えして、開催するところですが、ご存知のように、コロナウイルスの影響で、昨年に引き続き来賓の方々をお迎えせずに行うとともに、総代の皆さまには書面による表決をお願いし、代表の皆さまのみに出席を頂くという、変則的な形での開催となりました。

今回の通常総代会、今期の総代皆さまには初めてとなるため、是非本来の形での開催にしたいと手を尽くしましたが、残るコロナの影響と、会場の都合などにより、残念ながら昨年と同じ状況となってしまいました。

ところで、この新型コロナウィルスですが、世界的な感染流行は、文明が発達し便利になった世の中になっても、生命の基本的な部分では、まだまだ脆弱であることを知らされました。

日常のあらゆることが止まり、変わりました。

そういう意味で、全世界に警鐘を鳴らし、色々な面で大きく膨らんで来た社会を見直す機会になったのではないかと思います。

ワクチン接種も始まりましたし、感染も落ち着いてまいりました。

しかしこの後、すべてが以前の状態に戻って行く訳ではなく、一部で「ニュースタンダード」とか、「ニューノーマル」とか言われるような新しい常識が生まれて来るものと思われます。

新しい常識ということに関連しまして、広報の冬号でも述べましたが、国をはじめ県も取り組みを始められた「SDGs」。2050年には「CO2 排出量ゼロ」の取り組み。取り分けCO2 排出量実質ゼロの脱炭素社会の取り組み実現には、出さない改革は勿論ですが、CO2を吸収する健全な山の緑も不可欠です。

三日月知事が折に触れ言われております「山の健康」です。

山の役割が木材生産の場から人々の暮らしを守る場にもなりつつある中、子ども達の未来のためにも、しっかりとした視座でこの先を見据え、組合運営に取り組むことが求められます。

綿向山をはじめ、先人から預かりました 1,000ヘクタール以上の山林と、緑豊かな環境を健全な形で次世代に繋げ、価値ある組合を作って行くため、今後とも組合員皆さまをはじめ、総代の皆さま並びに代表の皆さまには、変わりませずご支援、ご協力を賜りますようお願い致します。

以上、通常総代会開催にあたってのご挨拶とさせて頂きます。

本日はどうも有り難うございます。

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