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2022年4月7日(木)
やっぱり頼りになります! 〜新6年生 入学式準備〜

 4月7日(木)朝9:00、新6年生が体育館に集まってくれました。約2週間ぶりに学校に来て、久しぶりに友達と楽しみたい…という気持ちになりますが、それを聞いてあげることはできません。なぜなら午前中2時間ほどで、体育館の式場準備(写真左)と1年生教室や廊下の飾りつけ、それから1年生への配布物の準備(写真中央)、

おまけに入学式での代表挨拶(歓迎の言葉)と呼びかけ(写真右)、そして歓迎の歌の練習に至るまで、すべてをやり遂げなければならないからです。
 体育館に整列した後は、6年生はすぐに「真剣モード」に入りました。「始まるぞ」という雰囲気がすると、一瞬でしゃんとして集中できます。新しく来られた先生が、「この切り替えの早さが本当にすばらしいですね。」と早速ほめてくださいました。
 卒業式で経験済みですから、みんな要領よく手際よく準備を進めてくれます。予定していた時刻よりずいぶん早く準備が整い、入学式の練習時間もしっかりとることができました。6年生全体の歓迎の呼びかけも「初めての合わせ練習」と思えないほど、完成度が高く、聴いていて本当に気持ちがいいです。これもまた卒業式の経験が生きているのだなと感じました。
 やっぱり頼りになる新6年生です。安心して学校のリーダーを任せられます。入学式準備お疲れ様でした。

2022年3月31日(木)
教職員人事異動のお知らせ

 年度末は必ず「人事異動」があります。今年度末も、5名の常勤教員の他、非常勤講師や用務員等、合計8名の教職員が本校を去ることとなりました。
 転出教職員の在任中は、皆様から温かいご支援、ご厚誼を賜りましたことに深く感謝申しあげます。
 なお、転出者の離任挨拶につきましては、YouTubeにて動画配信いたします。詳しくは情報配信メールをご覧ください。

【転出教職員】
杉山 功雄 教諭 ⇒ 定年退職
安田 完  教諭 ⇒ 退職
松本 安子 講師 ⇒ 退職
出口 恵美 講師 ⇒ 東近江市立五個荘小学校へ
田村 翼  講師 ⇒ 退職
仙波 暢子 非常勤講師 ⇒ 退職(配置事業終了)
上籔 忠  用務員 ⇒ 退職
阿久井 栄 緊急サポートスタッフ⇒ 退職(事業終了)

2022年3月30日(水)
桜 咲きました! 〜春は出会いと別れの季節〜

 私の独断ですが、今年の竜王西小学校の桜の開花日(開花宣言)は3月29日(昨日)でした。校門のすぐ横の桜の木が一番に花を開きました。左の写真は、今年一番に開いた桜の花です。よく見ると他に5,6輪開花していたので、昨日29日を「開花日」とさせていただきました。
 右の写真は、今日の桜です。これから一気に花が開いていきそうです。日に日に学校が桜色に染まっていくのが楽しみです。心配なのは、入学式まで散らずにいてくれるかです。やはり、入学式には桜の花が似合います。

 それから、春は「出会いと別れ」の季節。明日、今年度末で本校を去られる(退職される)先生方をお知らせします。
 子どもたちを登校させての離任式はありませんが、明日の午後(15時予定)、情報配信メールにて、転出(退職)者についてお知らせします。また、転出(退職)者の離任の挨拶については、動画配信する予定です。詳しくは明日のメールでご確認ください。

2022年3月25日(金)
やさしさがいっぱいです。 〜子どもたちのやさしさ・健気さに涙がでます〜

 今年度の最終日…。この日は子どもたちのやさしさや健気さにたくさん出会えた日でもありました。
 今年度最後の集団登校…。最後と言うこともあって、子どもたちの「おはよう」の声も心なしか明るく元気に聞こえました。
 2年生のある女の子が、「おはようございます」のあいさつの後、私の前にランリュックを下ろし、中から手紙をだして、そっと私に渡してくれました。
その手紙には、「…校長先生のあいさつをきくと、わたしは元気になります。3年生になってもあいさつをいっぱいして元気にすごします。」と書いてありました。それを読んだ時、心と目頭がじんと熱くなりました。
 休み時間、今度は3年生の女の子が校長室にやってきて、「校長先生、お願いがあります。本当はこんなお願いはいけないのだけど、私は今度も○○先生に担任してほしいと思っていることを伝えに来ました。」…その子の目は涙ぐんでいました。「○○ちゃんの気持ちはよくよくわかるよ…。厳しいところもあるけど、めっちゃ大事にされてるって思えるからやろ…。」というと、その子は大きくうなずきました。「○○ちゃんのお願いを聞いてあげるよとは約束できないけど、○○ちゃんの気持ちはうれしいな。○○先生はめっちゃ幸せやわ…。」というと、その子はちゃんとお礼をして校長室をあとにしました。
 11時45分の全校下校の時、「さようなら」のあいさつとともに、「校長先生、一年間ありがとうございました。」とわざわざ声をかけてくれた子が6人もいました。特に、西川の副班長のN君は、一旦立ち止まり「一年間ありがとうございました。」と言って、深くお辞儀をしたあと、元気に下校していきました。その律儀な姿がなんとも爽やかで、とても嬉しくて、すがすがしい気もちになりました。
 最終日の半日…。この半日の中でたくさんの子どもたちの頑張りや優しさや健気さに触れることができて、私にとって、とても素敵な締めくくりの日になりました。子どもたちに心から感謝しています。どうか春休みを元気に安全に過ごせますように…。

2022年3月25日(金)
無事に修了式を終えました 〜「なりたい自分」を描いて新学期を迎えてね〜

 昨日、無事に修了式(ビデオ放送中継)を行い、一年間の教育課程を終えることができました。各教室で校歌を歌った後、教室のテレビで、学年代表の人が終了証を授与される様子を見たり、
私(校長)の話聞いたりしました。
 5年生の担任の先生から、「全員が校長先生の話を真剣に聞いていました。テレビに向かってお礼もしっかりするので感心してしまいました。」と聞いて、嬉しいやら、恐縮するやら…。
 2年生の教室では、「みんな、あゆみの裏に校長先生のハンコがちゃんと押してあるかあ?それが押してたら、3年生になれるっていうことやで。」と担任の先生が言うと、「やったー、押してる!」と一斉に歓声が上がっていて…。子どもたちの純粋な姿に心が洗われるような気がしました。
 修了式の後は、どこの教室でも一年間お世話になった教室や校舎をきれいにそうじしました。写真は2年生の教室掃除の様子です。新聞紙を丸めてせっせと窓ガラスを拭く姿や、テラスをブラシでゴシゴシ磨く姿に、一年間の成長とたくましさを感じることができました。

以下に、校長の話の原稿を載せておきます。

全校の皆さん、おはようございます。
令和3年度、いよいよ最後の日となりました。今日欠席の人もいますが、みんなで無事にこの日を迎えられたことをとてもありがたいなと、感謝したいと思います。

先週の金曜日、卒業式をして、58名の6年生が立派にこの竜王西小学校を巣立っていってくれました。4,5年生が心を込めて、「本気」と「全力」で卒業式を創り上げてくれたので、とても厳かで、そして温かい卒業式になりました。卒業生だけでなく、保護者の皆さんも来賓のお客様もとても喜んでくださいました。4年生、5年生の皆さん、素晴らしい卒業式にしてくれて本当にありがとうございました。1〜3年生も教室でずっと卒業式を見守り、そして温かい飾りつけやお見送りをしてくれて本当にありがとうございました。

さて、この1年間を振り返って、皆さんはどんなことができるようになりましたか。どんな成長がありましたか。校長先生が皆さんの一年間を見てきて、今感じていることをお話します。

1年生は、朝いつも元気に挨拶してくれましたね。とてもうれしかったです。小学校に入学して1年間、いろんなたくさんの勉強をして、本も上手に読めるようになったし、だんだんと長い文章も書けるようになりましたね。縄跳びや跳び箱を頑張り、とても上手にできるようになったことにもびっくりしました。

2年生は、みんなの「集中力」が高まったなと思いました。脳トレに集中して取り組んでいる姿がとてもかっこよくて、大きな成長を感じました。姿勢がいい人がたくさん増えたのも2年生のいいところです。九九を頑張って覚えて、100マスの計算がとても速くなったのも素晴らしい成長ぶりでした。

3年生は、いつも元気でパワー全開、いつもとても楽しい雰囲気でした。みんなが授業に落ち着いて、集中して一生懸命取り組めるようになったことが一番の成長です。そして何よりも、いつも「友だち」を思いやり、支え合う温かい雰囲気があったことが3年生の一番の良さだと思います。

4年生。毎朝、脳トレの音読の、元気で爽やかな声が4年生教室から聞こえてくるのが、とても気持ちよくて、校長先生の毎朝の楽しみでもありました。集中力があり、きちんとするところと遊ぶところのけじめがつけられる「メリハリ」ができたのが4年生の一番の成長であり、よさです。体育の授業などで、友達同士で教え合ったり、協力し合ったりしながら、楽しんで一生懸命頑張れるところがとても素晴らしいと思っていました。

5年生。5年生と言えば、「靴を揃える」取組です。今もいつもきれいに整っています。5年生のおかげで、他の学年の靴もきれいに揃うようになってきました。いろんなところで「整える力」がついてきたのが5年生の成長だと思っています。これから最高学年として、みんなのお手本となり、この学校をよりよい学校にしていってほしいです。5年生の「整える力」がさらに発揮されて、トイレのスリッパがきちんと揃ったり、毎日の掃除がきちんとできたりする、「そんなかっこいい学校」にしてほしいと強く願っています。胸を張って誇れる、この学校の自慢「竜西プライド」をひとつずつ増やしていきましょう。

もうひとつだけお話をします。
12月、3年生以上の皆さんに、学校生活を振り返るアンケートに答えてもらいました。その中に「自分にはよいところがありますか。」という質問があったのを覚えていますか。この質問の結果を見ると、「自分にはよいところがないと思う。」と答えた人が、25%くらいありました。4人に一人が「自分にはよいところがないと思う。」と答えたことになります。
校長先生は、このことがすごくショックでした。だって、校長先生が見ているみんなは、いっぱい頑張っているところがあるじゃないかと思っていたからです。
「よいところ」というのは、何かの1番になるとか、人に自慢できる特技があるとか、勉強がよくできるとか、走りがとても速いとか、賞状をたくさんもらったとか、そんなことばかりではありません。
自分なりに努力している、頑張っている、それだけで十分「よいところ」だと思います。「毎日元気に学校に来ている」、「元気に挨拶しようと思っている」、「嫌なことがあっても、自分の中で戦って、何とか頑張ろうと思っている」、それだけで十分、「よいところ」がある、「素敵な自分」だと思います。
人は一人ひとり違います。得意なこと・苦手なことも違うし、性格だって違います。だれにでもいい加減でダメなところもあるし、人に迷惑をかけちゃうこともあります。「自分」は「自分」であって、人と比べても仕方ないし、「自分」は「自分」として、ただ自分なりに頑張ればいいんです。「みんなちがって、みんないい。」です。全校の皆さん、みなさんは自分で思っているよりずっと「よいところ」がいっぱいある、胸を張れる「自分」ですよ。
今日もらう「あゆみ」をじっくり見てください。読んでください。そこにはみなさんの「よいところ」や「これから頑張ること、これから目標とすること」がたくさん書いてありますから。

明日からの春休み、交通事故やコロナ対策に十分気を付けて、元気に過ごしてください。そして、春休みのうちに「これからなりたい自分」をしっかり思い描いて、これからの目標をしっかり決めて、4月8日に、元気な明るく晴れやかな気持ちで会いましょう。

今日もしっかりとお話を聞いてくれてありがとうございました。しっかりとお話が聞ける…これも「竜西プライド」です。これで終わります。

2022年3月24日(木)
今年度最終の表彰シリーズC 〜 各学級 3学期読書チャンピオン〜

 表彰シリーズCは、3学期の読書量(読書の冊数)が多かった人に贈られる「読書チャンピオン」表彰です。各学級の読書量NO.1が表彰されました。それでは「読書チャンピオン」を紹介します。
1年生 吉川友里巴さん 田中玲花さん
2年生 北澤詩乃さん 江南心桜さん
3年生 森田友愛さん 尾川栄人さん
4年生 村惠結人さん 米田明加さん
5年生 林 莉子さん 柴田千聖さん
6年生 ※表彰該当者なし
以上、10名が表彰されました。中でも、2年生 江南心桜さんと4年生 村惠結人さんは、100冊を優に超える読書量で群を抜いていました。
 年々高学年になるほど、図書室の貸し出し冊数は少なくなり、読書量も減少する傾向にあります。今回も6年生は表彰に値する程の読書量には届かなかったため該当者なしとなってしまいました。学習量が増え、生活も忙しくなるから読書量が減るのか、はたまた違う理由があるのか、「読書習慣の定着」は学校としての大きな課題だと考えています。
 何はともあれ、たくさん読書を楽しみ、本の素晴らしさを満喫した10人の受賞者の皆さん、おめでとうございました。

2022年3月24日(木)
今年度最終の表彰シリーズB 〜 チャレンジランキング入賞!〜

 今年度の表彰シリーズBのは、滋賀県チャレンジランキング「ハイスピードなわとび」の部の表彰です。
 以前も紹介しましたが、「ハイスピードなわとび」競技は、大会にエントリーした滋賀県内の小学校で「1分間で何回跳べるか」を記録し、それらの記録を持ち寄って、順位をきめるチャレンジです。
 このチャレンジランキングで見事に上位の成績を収めた子どもたちを表彰しました。

1年生の部 
 県2位 若林奏奈さん 170回
 県4位 米田刻正さん 161回
 県5位 村居幸湖さん 155回
3年生の部 
 県1位 森田友愛さん 221回
 県2位 藤崎夕綺さん 218回
 県3位 越智恵美紗さん217回
 県4位 福嶋蓮人さん 210回
5年生の部
 県6位 森田 暖さん 232回
6年生の部
 県4位 西村奏佑さん 215回

 全部で9名の竜西っこが滋賀県全体で入賞を果たしました。圧巻なのは3年生!県1〜4位まで独占してしまいました!
 6年生が卒業した後の表彰になってしまったので、6年生の西村奏佑さんが写真にいないのが残念で申し訳ないです。
 とにかく、この結果は素晴らしい!来年はもっとたくさんの入賞をいただいちゃいましょう!
 入賞した皆さんに大きな拍手です!おめでとうございました。

2022年3月24日(木)
今年度最終の表彰シリーズA 〜 各学級 ノート名人賞!〜

 続いて表彰シリーズAは、ノートの使い方やまとめ方を工夫し、他の手本となるような、分かりやすく丁寧なノートづくりを心がけてきた人に贈られる「ノート名人」の称号を手にした1年生から5年生の10名です。
「ノート名人」に選ばれたのは、

1年生 宮本悠聖さん 竹内実明さん
2年生 川元心暖さん 北川祐太さん
3年生 矢守あずきさん 鵜川永義さん
4年生 若井聖奈さん 生田莉音さん
5年生 橋口悠芽さん 森野隼斗さん

以上10名でした。
 表彰された皆さんのノートは、本当に丁寧で見やすく、分かりやすくするための工夫もいっぱいありました。
 ノートづくりについては、日頃から「全校的にみんな、丁寧な字でしっかり書けているなあ。」と感じています。学習の感想や、お礼の手紙なども、本当にきれいに丁寧に書かれていることが多く、感心させられます。「脳トレ」の漢字学習は、漢字を覚えるだけでなく、「速く、きれいに書く」訓練にもなっているので、「きれいなノートづくり」も、その成果のひとつの現われかなと思っています。
 これからも、みんなの「手本」となるようなノートは、昇降口横の掲示板に、「ノートの作り方のワンポイント解説」を添えて掲示していきます。「ノート名人」のノートを参考にしながら、全校のみんなのノートづくりが、レベルアップしていってほしいと願います。「ノート名人」の皆さん、受賞おめでとうございました。

2022年3月23日(水)
今年度最終の表彰シリーズ@ 〜 頑張りの証 9枚の賞状〜

 年度末ぎりぎりになってしまいましたが、「頑張る竜西っこ」を称える「表彰シリーズ」をシリーズ@〜シリーズCまでお伝えします。
 まずは、以前にも何回か紹介した4年生の北村優美子さんのスキーの大会での栄冠です。北村さんはいろんなスキー大会において、ジャイアントスラローム(大回転)競技やスキークロス競技に出場し、「デサントCUP近畿ジュニアスキー大会」小学3,4年生女子の部での優勝をはじめ、1月から3月の3か月間に1位〜3位の賞状をなんと9枚授与されています。このすごい活躍に拍手です!本当におめでとうございます。大会出場だけでなく、それまでの練習もきっと大変だったことでしょう。
 このブログでは、学校のことだけでなく、スポ少をはじめとする学校外での「竜西っこ」の活躍をたたえていきたいと思います。どしどし情報をお寄せください。
 表彰シリーズA〜Cは明日アップします!

2022年3月23日(水)
春はすぐそこまで…  〜 桜とあえんぼの花〜

 毎朝、子どもたちの登校後にごみ拾いをしながら、桜のつぼみや、あえんぼ(コバノミツバツツジ)の様子を観察しています。「三寒四温」とか「花冷え」の言葉通り、まだまだ肌寒い日も多いですが、つぼみが確実に膨らんできていることや、足元の草原に
イヌノフグリやホトケノザなどの小さな花たちが咲き誇っていることに、確かな春の足音が聴こえてきます。
 写真では見にくいかもしれませんが、桜のつぼみはぷっくりと膨らみ先端にピンク色が見えてきています。(写真左)また、アエンボは天に向かってたくさんのつぼみをつけています。どちらが早く花を開くのか…毎日の観察の楽しみです。
 桜の開花が待ち遠しい反面、早く咲きすぎて、入学式までに散ってしまうのも心配です…。

2022年3月23日(水)
学年の最後に「仲間」で楽しむ 〜それぞれのお楽しみ会〜

 今年度も今日を含めてあと2日。学年の最後にそれぞれの学級で、思い出づくりとして「お楽しみ会」が行われていました。
 この学級の仲間同士で過ごすのもあと少し、最後の時間(とき)を存分に楽しんでいるようでした。「このままの仲間(学級)がいいな。」と思っている子たちもいると思いますが、ここは気持ちを前向きに「発展的解消」と理解し、さらに充実した「楽しさ」をめざして新しい学年・新しい学級を迎えてほしいと思います。
 どの学級も、自分たちが「計画」し、自分たちで「運営・実行」する「お楽しみ会」でした。仲間づくりができていれば、高学年でも「鬼ごっこ」を十分楽しめるし(写真上)、1年生だって、自分たちでゲームを進めることができます(写真下)。「学級のみんなで担任の先生にサプライズしたいから、校長先生、内緒でちょっと協力してください。」と頼みに来ていた子どもたちもいました。後日、「サプライズはうまくいったかい?」と尋ねると、満面の笑みでピースサインをしてくれました。
それぞれの成長ぶりを本当に心から嬉しく思います。来年度も「みんなが楽しい!竜王西小学校!」をめざしていきます。

2022年3月22日(火)
学年末の締めくくりA 〜図工の作品で自分を振り返る〜

 各教室で、いろんな「片づけ」的な作業も進む中、2年生教室では、一年間の図工や書写の作品を
振り返りながら、すべての作品を「自分のオリジナル作品バッグ(袋)」に収めていました。作品バッグには、それぞれ自分の好きな絵やイラストが描かれ、とても賑やかで楽しい作品バッグに仕上がっています。
 まずは作品の返却からです。みんなで手分けしながら、いろんな作品をそれぞれに返却していました。不思議なのは、作品に名前が書いていなくても、たいていの作品は、普通にそれぞれの作者に返されていくことです。きっと、子どもたちなりに、それぞれの作品にまつわる「思い出」や記憶」があって、「作品」と「作者」をすぐに結びつけることができるのでしょう。子どもたちの素敵な才能のひとつを見た気がしました。
一番後ろの座席のS君と話していると、S君は一つひとつの作品について、そこに描かれたものや、込めた思いなどについて語ってくれました。「校長先生、この絵は将来の街を想像して描いたの。例えば、このエレベーターは上下だけでなく、横にも移動できて…」なんて、話し出したらもう止まらない。聞いてほしいこと、伝えたいことがいっぱいあるんだなととても嬉しく思いました。
しかし今日は、十分な振り返りをする時間はありません。お話はそこそこにして、作品バッグに収納していかないと前に進みません。(これは、よく家の掃除をしている時に昔のアルバム等を見つけて、懐かしく見入ってしまい、肝心の掃除がなかなか進まない状況と似ているなと思いました。)
2年生でも、一年間となるとかなりたくさんの作品の数になります。その一つひとつを懐かしそうに見つめながら、作品バッグに片づけていく子どもたちのにこやかな顔が印象的でした。

2022年3月22日(火)
学年末の締めくくり 〜キャリアパスポートで自分を振り返る〜

 修了式までラスト3日。4年生教室をのぞくと、子どもたちがが「キャリアパスポート」
 に取り組んでいました。
 キャリアパスポートというのは、いわゆる「自己評価票」というか「自分自身の振り返りシート」というか、自らの学習状況や将来の夢や目標、「なりたい自分」について見通したり振り返ったりしながら,自身の変容や成長を自己評価できるよう工夫されたポートフォリオ(記録の積み重ね、綴り)のことです。
3学期の振り返りをした後、「この一年間でできるようになったこと、これからがんばりたいこと、これからなりたい自分」等について「キャリアパスポート」にまとめました。
このキャリアパスポートは、小学校6年間だけでなく、中学校3年間、そして高校3年間、合計12年間、引き継いでいき、書き溜めていくものです。
文部科学省の学習指導要領には、「学校,家庭及び地域における学習や生活の見通しを立て,学んだことを振り返りながら,新たな学習や生活への意欲につなげたり,将来の(在り方)生き方を考えたりする活動を行うこと。その際,(児童)生徒が活動を記録し蓄積する教材(キャリアパスポート)等を活用すること。」と明記されています。つまり、「キャリアパスポート」=「振り返り学習」は、本校だけでなく、全国すべての小学校、中学校、高校で行われている「共通」のキャリア学習ということになります。

2022年3月22日(火)
卒業式の日の風景A 〜卒業生から卒業生へ 素敵なお祝い〜

 卒業式会場の後方の「祝電メッセージ」コーナーのところに、「祝 卒業」と書いたお祝いの「黒板アート作品」が飾られていました。
 これは在校生や先生たちが描いた作品ではなくて、この学校のある卒業生Aさん(現在高校生)が卒業生のために描いてくれたものです。
「私が小学校を卒業する時、ある先生が黒板いっぱいにお祝いの絵を描いてくれたことがとても嬉しくて心に残っていて…、私も同じように、卒業生をお祝いしたいと思って…」と学校に連絡してきてくれたAさん。
 卒業式前日の夕方に来てくれて、2時間ほどかけて「黒板アート」を仕上げてくれました。
 何年も前に卒業した卒業生が、今年の卒業生のためにわざわざ学校に来て、たくさんの時間をかけて「お祝い」をしてくれるなんて…本当にありがたいことです。こんな卒業生の思いもこもっている「特別で素敵な卒業式」だったと思います。卒業生Aさん、本当にありがとうございました。

2022年3月22日(火)
卒業式の日の風景@ 〜最後まで下級生と一緒に〜

 3月18日(金)、すばらしい卒業式ができて、58名の卒業生が巣立っていったことはすでにお伝えしましたが、その日のできごとを少し振り返っておきます。
 18日は子どもたちの登校を待たず、朝から雨が降り出していました。「6年生にとって最後の集団登校になるのに、傘をさして、服が濡れるのを気にしながら登校しないといけないのは嫌だな…。」と思っていました。
 たくさんの6年生が車で送ってもらったようですが、そんな中でも歩いて集団登校してくれる6年生もいました。下級生たちは、いつもと少し違う雰囲気の6年生に少し照れながらも、最後まで一緒に登校できることをとても嬉しく思っているようでした。
 最後の最後まで、いつもと同じように下級生を気遣いながら登校してくれた6年生に「有終の美」の姿を感じながら、心の中で「本当に最後までありがとう」とお礼を言いました。

2022年3月18日(金)
第34回卒業証書授与式 〜厳かで凛とした素晴らしい卒業式でした〜

 あいにくの雨になりましたが、本日、58名の卒業生が竜王西小を立派に巣立っていきました。 
 卒業する6年生も、送り出す4,5年生も、今日の「本番」は意識も顔つきも、姿勢もすべてが違いました。お互いの「本気」と「全力」が響きあって、溶けあって、とても厳かで凛とした卒業式になりました。ここまでビシッと引き締まった卒業式になるとは思っていませんでした。子どもたちの思いと力が私の予想を上回っていました。やっぱり竜西っこは素晴らしいです。
 最近私は「竜西プライド」という言葉をよく使うようになりました。どこにでも「誇れる」子どもたちの力、「自慢」の子どもたちの姿…子どもたちと一緒にもっともっと育てていきたいです。
 自分たちを誇れる学校に…学校を誇れる自分たちに…
 卒業生が確かに残してくれた「竜西プライド」の種子を、苗木を、これからは5年生が引き継ぎ、さらに大きく育て、また新たな種子を残す…その姿を見ながら4年生も力をつけていき、引き継いでいく…これから始まる「竜西プライド」ドラマのオープニングを見ているような…そんな気持ちになった卒業式でした。
 もう一度言いたい。卒業生も4,5年生も本当に素晴らしかった。それぞれの一番「かっこいい姿」が詰まった卒業式でした。

2022年3月17日(木)
卒業式 準備完了! 〜 4・5年生の「本気」がすばらしい!〜

 いよいよ明日は卒業式。今日の午後、5年生だけが校舎に残り、式場の設営や昇降口をはじめとするお祝い掲示の作成、6年教室の飾りつけまで、しっかりと準備してくれました。卒業式の練習が始まったころは、なかなか「自分ごと」としての意識が持てなくて、「本当に卒業式の準備が整うのだろうか…」と心配もしましたが、日に日に「意識」が高まり、徐々に5年生が本来持っている「よさ」が発揮できるようになってきました。特に、今日の前日準備は圧巻で、近年まれにみる「きれいな式場」に仕上げてくれました。写真のように卒業生が歩く「赤じゅうたん」のごみやほこりをガムテープで丁寧に取っていてくれる5年生の姿には感動しました。自分たちが歩くことのない「赤じゅうたん」を卒業生のために丹念にそうじする…これこそ「最も価値のあるかっこいい姿」だと思いました。ピンと張られた体育館の緑シート、まっすぐに整然と並べられた椅子、心のこもったお祝いの飾りつけ…完璧な仕事ぶりでした。準備が終わってから1度だけ練習した「よびかけ(送辞)」は「今までのよびかけは何だったの?」と思えるほど、「本気」を感じる素晴らしいものでした。ようやく5年生の「心」が整いました。
 一方、4年生の頑張りも見逃せません。コロナ感染の状況によって、5年生だけの参加になる可能性もあったため、4年生の出番は少なめの設定になっていて、全員で言う少しの「呼びかけ」と、あとは「歌声」で存在感をアピールするしかありません。今日の練習では、4,5,6年の中で最もボリュームがある「全力」の「呼びかけ」と「歌声」を聴かせてくれました。「歌声」だけではありません。4年生の「本気」を一番感じたのは「姿勢のよさ」と卒業生を見つめる「表情」です。退場の時の「拍手」も最後まで力を抜きません。4年生の「元気さ」「真面目さ」そして「温かな気持ち」が、明日の卒業式を「より思い出に残る」感動的なものにしてくれると確信しました。
 在校生の準備は整いました。あとは主役の6年生…有終の美を飾ってほしいと強く強く願っています。

2022年3月17日(木)
がんばる竜西っこ!賞状ラッシュC〜 お待たせしました 校内版画展表彰〜

 今年度は「版画」の作品を応募する対外的な展覧会やコンクールがなかったので、「校内版画展」を審査して、最優秀賞(校長賞)と優秀賞を選び、表彰することにしました。
 入賞した児童と作品の講評については、2月24日(木)・25日(金)の校長ブログに詳しく載せていますので、そちらをご覧ください。
 校内の表彰でしたが、受賞した子どもたちはとても嬉しそうに、とてもいい顔をして記念撮影をすることができました。
 受賞した18名の皆さん、改めて おめでとうございます!

2022年3月17日(木)
がんばる竜西っこ!賞状ラッシュB〜 珠算(そろばん)1級・2級合格!〜

 昔から学問の基礎は「読み・書き・そろばん」とよく言われますが、特に「そろばん」は、計算力(暗算力)を鍛えるだけでなく、集中力や想像力を培える素晴らしい習い事の一つだと思っています。
 小学校卒業までに検定1級や2級を取得することは、かなり難しく、高い目標になりますが、今年度は4名の竜西っこが、見事に合格を勝ち取りました。
 1級合格を勝ち取ったのは、6年生の川畑洋稀さんと日下山礼鴻さん。そして2級合格を果たしたのは、6年生の岡本伊織さんと5年生の若井優翔さんです。
 4名とも、日々の地道な努力をこつこつと続けてきた結果ですね。これこそ、校門に立つ石像「二宮尊徳」さんの教えである「積小為大」の精神、「小を積めば、即ち大と為る」…4名の今までの努力の積み上げに拍手です!おめでとうございました。

2022年3月17日(木)
感謝状が届きました 〜6年生 届けよう、服のチカラプロジェクト〜

 今年度、6年生が、世界で苦しんでいる難民の子どもたちのために、自分たちができることとしてユニクロさんとタッグを組んで取り組んだ「服のチカラプロジェクト」。
 6年生自身が、本校の保護者だけでなく、幼稚園や保育園の保護者にまで働きかけ、子ども服の寄付を募りました。
 子どもたちが集めた子ども服は、なんと全部で2004着。集めた服は、ユニクロさんやプロジェクトに協力されている運送会社さん等によって、現地に送られました。コロナ感染拡大の状況下では、ユニクロの従業員さんが直接寄贈先を訪れることができなくて、子どもたちが「送った服のその後」については追跡できなかったようですが、子どもたちの取組に対する感謝状が届きました。その感謝状には「皆様からお寄せいただいた温かいご支援は、故郷を追われ困難に直面している人々が、未来への希望をもって生きていく大きな力となります。ここに世界の人々に代わって謹んで感謝の意を表します。」と記されています。
 服のチカラプロジェクトチーム代表の池田愛乃さんと矢尾龍太さんに感謝状を手渡しました。
 本校の6年生58名が自分たちの力で挑戦した「小さな取組」は、確かに世界の平和に寄与できる「大きな力」になりました。

2022年3月16日(水)
班長さん・副班長さんよろしくお願いします。〜登校班旗の交換・新調〜

 今日の中休み、各登校班の安全旗(班旗)をすべて交換・新調しました。今まで使っていたものが、だいぶ傷んでいたり、汚れて不衛生になっていたりするものがあったため、「交換してほしい」という要望の声も聞いていました。
 そこで、一層のことすべての班旗を交換・新調して、新班長・副班長さんには、気持ち新たに頑張ってもらうことにしました。
 教頭先生からは「この旗は、皆さんの命を守るための大切なもの。きちんと正しく使えるようになってほしい。」というお話がありました。私からは、「この班旗は班長や副班長としての誇りでもあり責任でもあります。大切に扱い、きちんと引き継いでいけるようにしてください。」とお願いしました。
 4月になったら改めて、「安全旗の使い方」についての安全指導を行います。改めて班長さん・副班長さん、よろしくお願いします。

2022年3月16日(水)
4,5,6年生が一堂に会しました 〜卒業式全体練習〜

 今日の3校時に、卒業生と在校生(4,5年生)の合同練習を行いました。…いや、ちょっと待って…。「3つの学年が一度に体育館に入るのっていつ以来だろう…。」考えてみれば、私が校長として赴任してから「初めて」のことになるのです。ほぼ2年間、3つ以上の学年が体育館に会することはなかったことになります。
 全校の半数しか入っていませんが、「安全な間隔」を確保すると、これでぎりぎりです。あとは体育館の後ろまで、保護者席を60席ほど確保するので精一杯です。(6年生の保護者で2名参加される場合は、内1名は2階のギャラリーにおあがりください。)
 さて、卒業式の練習のことに話を戻して…。竜西小の卒業式は卒業生と在校生が向かい合う「対面式」の形態をとっています。これは開校当時からの「伝統」になっています。
 卒業生(6年生)の凛とした姿に、在校生も刺激を受けて背中がしゃんと伸びます。「呼びかけ(送辞・答辞」の声などはまだまだ物足らないところもありますが、それでもここ一番の「集中力」や厳かな儀式にふさわしい「静寂さ」をつくりだす力は、竜西小の子どもたちは抜群です。どこにでも誇れる「竜西プライド」です。
 金曜日に向けて、卒業生も在校生も、さらに互いの「意識」を高めていってくれると思います。子どもたちの「声」や「動き(所作)」に、それぞれの「たくさんの思い」が感じられる卒業式になりますように…。

2022年3月16日(水)
がんばる竜西っこ!賞状ラッシュA〜年賀状コンクール&全国教育美術展などなど〜

 賞状ラッシュブログ第2弾です!
 昨日の昼休み、図工関係の表彰を一気にドドーンと行いました。まずは全国規模のコンクールの入賞者から紹介します。
 「全国年賀状大賞コンクール」において、見事「佳作」に入賞した1年生の山本旺空さんです。副賞も本やマジックセット等、超豪華で大変立派な賞でした。
 続いて、「全国教育美術展」です。このコンクールも全国規模で、出品数が10万点をこえるような巨大コンクールですが、そんなコンクールで、4年生の齊内光優さんが見事「特選」に選ばれました。さらには「入選」に1年生の越智桐珠さんと4年生の徳武芽依さんの2人が選ばれ、「佳作」にも4年生の市來乙葉さんが選ばれ、合計4人が受賞するという快挙です。
 表彰はまだまだ続き、京都新聞社主催の「お話を絵にするコンクール」の「佳作」の賞状が届いたので表彰しました。1年生の宮本七海さんと山本旺空さんの2人が受賞し、立派な大きな賞状を授与されました。
 最後に表彰したのは、滋賀県教育美術展の「入選」表彰です。1年生の中田 稜さんと矢守蒼心さん、2年生の林 琉輝さんと小西恭平さん、3年生の河村凱信さんと平 茉那美さん、4年生の久田楓真さんと齊内光優さん、5年生の菅原 蓮さんと中松佳資さん、そして6年生の日下山礼鴻さんの合計11人も「入選」を獲得し、もはや「竜西っこ 大躍進!」という大変めでたい状況となっております。最後に16人全員で記念撮影をしました。本当にすごいぞ!竜西っこ!

2022年3月15日(火)
「本気」が見える風景 〜6年生 卒業式練習〜

 今日の3校時は、6年担任の先生に頼まれて、6年生の卒業式練習に参加しました。 私が呼ばれた理由は、卒業証書の授与練習、学校長式辞の時の所作について確認するためでしたが、1時間通して練習を見せてもらいました。
 まず感じたことは、6年生が「姿勢」や「表情」を強く意識しているということでした。証書を授与されるときの所作もとても凛としていて、気持ちのいいものでした。
 呼びかけ(答辞)も、気持ちを込めて、力強い声でできる子が多く、6年間の成長をしっかりと表すことができていました。
 式中歌う歌も、迫力があるという感じではありませんが、伸びのある声でとても「きれいだな…」と思いました。「気持ちがこもっている声」というのでしょうか、心にぐっと響くものがあります。塚田さんと池田さんのピアノ伴奏もとても上手でした。緊張しているだろうに、とても落ち着いて弾いているように感じます。きっとかなり練習を積んできたんだろうなと思いました。
 在校生(4,5年生)の練習風景と比べると、やはり「本気度」がちがうというか、やはり最高学年としての「威厳」のようなものを感じます。
 5校時の在校生練習の時、4,5年生に「今日は6年生の『本気』を見ました。『本気』には『本気』で返さなければなりません。」と話しました。力強くうなずいた在校生たち…今日の練習風景は昨日とは雲泥の差でした。明日はいよいよ卒業生と在校生が一緒になって練習します。どちらの「本気」が勝るのか…お互いの「本気」を感じ合うことができるのか…練習できるのはあと2日のみです。

2022年3月15日(火)
絵本は心の栄養です!〜「ぽえむ」さん 活動20周年を迎えて〜

 各学年・学級が月2回、「絵本の読み聞かせ」をしてもらっている「ぽえむ」さんが、このほど活動20周年を迎えられました。本校では平成12年度からお世話になり、多くの子どもたちが、「ぽえむ」さんの読み聞かせを聴いて、心豊かに育ってきました。
 この度、「ぽえむ」さんから20周年を記念して、「ぽえむ」のメンバーや活動を紹介する記念リーフレットと、子どもたち一人ひとりに手作りの「栞(しおり)」をいただきました。
 思い出すのは、昨年度の初め…いきなりの「休校」から始まった学校…そんな時でも「ぽえむ」さんは子どもたちのために手作りの「マスク」や「読み聞かせ動画」を作ってくださいました。
 いつもいつも、子どもたちの隣で、子どもたちのために「手作りの愛情」を惜しみなく注いでくださる「ぽえむ」さんに改めて、心から感謝申しあげます。いつもいつもありがとうございます。

2022年3月15日(火)
がんばる竜西っこ!賞状ラッシュ@ 〜滋賀読売競書大会&滋賀県書き初め展覧会〜

 3学期・学年末になると、いろんな展覧会やコンクールの賞状が学校に送られてきます。ということで、これから毎日のように素晴らしい竜西っこたちの頑張りを称える賞状ラッシュブログが続くと思います。
今日は第1弾!「滋賀読売競書大会&滋賀県書き初め展覧会」という書写(書き初め)の表彰です。
 まずは滋賀読売競書大会において、「栗東市長賞」というでっかい特別賞に輝いたのは、2年生の本庄絢太さんです。(今回本庄さんには仮の賞状を用意しました。本当の表彰式は5月1日に大津市で開かれることになっています。)つづいて、楯の副賞がついた金賞には、3年生の下城力也さんと4年生の村居遥仁さんが、同じく銀賞には6年生の中松愛月さんが選ばれました。
 次に第61回滋賀県書き初め展覧会では、金賞に3年生の冨家海翔さん、4年生の小林七菜さん、6年生の中江奏音さんの3人が選ばれ、銀賞には3年生の下城力也さん、4年生の田中愛彩さんと木塲望月さん、6年生の末神沙空さんの4人が選ばれました。これらの展覧会・コンクールは出品作品数がとても多く、なかなか入賞するのが難しいのですが、今回たくさんの竜西っこが選ばれたことはすごいことです。みんないい顔して受賞記念写真も撮れました。みなさん、本当におめでとうございます。

2022年3月14日(月)
心を込めて送り出す 〜5年生 卒業式準備〜

 今日の3,4校時、5年生が卒業式の会場準備に取りかかりました。
 たくさんのシートを体育館に敷き詰めることから作業開始です。シートが敷き詰められたら、今度はたくさんのパイプ椅子を出して、間隔を測りながら並べます。演台や花道用の教壇を過去日、ピアノを移動させる等、たくさんの力仕事もみんなで協力しながら手際よく頑張ってくれました。
 今日は先生の指示によって準備を進めましたが、これから先4月には同じように入学式の準備もしなければなりません。その時は5年生の「自力」でできればいいなと思います。
 午後からは初めての4,5年生の合同練習も行いました。「本気で心を込めて、卒業式を創り上げてほしい。」とお願いしていましたが、今のところは、まだまだそこまでは行きつきません。明日、そして明後日と、子どもたちの「本気」が加速してくることを信じながら、卒業式の練習を見守っていきたいと思います。期待できる子どもたちだと思っています。がんばれ!4,5年生!

2022年3月14日(月)
感謝の気持ちを込めて 校舎をきれいに〜6年 卒業プロジェクト〜

 いよいよ今週の金曜日に卒業式を控えた6年生が、「卒業プロジェクト」として、昇降口(下駄箱)や手洗い場、側溝の等の大掃除をしてくれました。6年間お世話になった校舎に感謝の気持ちを込めて、少しでも自分たちができることで恩返ししたい…そんな思いが伝わってくるようでした。
 卒業間際にありがちな「浮ついた雰囲気」もなく、登下校の見守りやそうじ等にも落ち着いて取り組んでいてくれる姿に感心します。
 いよいよあと4日。有終の美を飾るべく、感動的な卒業式になることを願っています。

2022年3月11日(金)
竜王町立小学校同窓会 入会式

 今日は午後3時から、「竜王町立小学校同窓会入会式」がありました。普通は「竜王西小学校同窓会」と呼びそうですが、竜王町の場合は、「竜王町立小学校 同窓会」になっています。これは、34年前に今の「竜王西小学校」が創立されるまでは、竜王町内には「竜王小学校」

の1校だけだったところに起因するようです。現在小学校は2校ですが、同窓会組織は「ひとつ」のままということです。
 同窓会からは若井副会長にお越しいただき、子どもたちに「中学校進学に向けての激励の言葉」を頂戴しました。
 私(校長)からは、「竜王西小学校」の卒業生(同窓生)は創立から2,075名だということや、そのたくさんの人たちがこの学校を支えてくださっていることを話しました。
 そして、卒業するまでの残り少ない日々、学校のリーダーとしてあるべき姿を、しっかりと下級生たちにしめすことや、やるべきことをきちんとやりきったという満足感をもって卒業すること、まさに「有終の美」を飾ることこそが一番大切であり、そうあってほしいと強く強く願っていることを話しました。
 最後は、同窓会からの卒業記念品である「和英辞典」を、卒業生を代表して今村 蓮さんが受け取り(写真)、お礼の言葉と中学進学に向けての決意を堂々と話してくれました。

2022年3月11日(金)
あいさつ運動 ありがとうございます。

 昨日の朝は、PTA研修部の皆さんが、そして今朝は、青少年育成町民会議
や駐在所の大山さんが、子どもたちの登校を見守り、あいさつ運動をしてくださいました。お忙しい中、本当にありがとうございます。
新しい登校班体制になり、新班長さん(5年生、一部4年生も)たちが、しっかりと班を先導しながら登校していてくれます。そして6年生のほとんどが、登校班から離れずにしっかりと後ろから見守ってくれています。
「なんか登校の様子が変わりましたね。列がちゃんと整ってきているし、あいさつの声が元気になってますね。」と町民会議の方がおっしゃいました。
「はい。新班長さんたちが、責任感と緊張感をもって張り切っていてくれます。今の状態がずっと続くといいのですが…。」と私は答えました。
 登校の様子の変化と言えば…、
最近私(校長)に「おはようございます。」と言われるより先に、「(校長先生、)おはようございます。」とあいさつしようとする子どもが少しずつ出てきました。校門まで来てしまうと、私(校長)に先を越されるので、かなり手前から「おはようございます!」とあいさつしてくれます。なんとなく「校長先生より、絶対先に言ってやるんだ!」という意気込みのようなものを感じます。そんな「負けん気」のような気持ちがとてもかわいく嬉しいです。
 卒業まであとわずかな6年生。今までよりしっかりと目を見てあいさつしてくれる6年生が増えていることもうれしいことです。
 竜西小は、子どもたち自身が「3つのあ」(あいさつ・あんぜん・あとしまつ)がしっかりできることが自慢(竜西プライド)だと思える学校づくりを進めていきます。ご家庭でも、地域でも「あいさつ」がたくさん交わされるよう、これからもご協力をお願いいたします。

2022年3月10日(木)
南京玉すだれ&バルーンアート体験 〜3年生 玉ちゃんハッスル会をお迎えして〜

 今日は3年生が町内の南京玉すだれ同好会の「玉ちゃんハッスル会」の皆さんをお招きして、南京玉すだれ実演ショーとバルーンアートの体験教室を実施しました。
南京玉すだれは「♪アさて、アさて、アさて、さて、さて、さて、さては南京玉すだれ。チョイと伸ばせば、浦島太郎さんの、魚(うお)釣り竿にチョイと似たり。浦島太郎さんの、魚(うお)釣り竿がお目に止まればおなぐさみ、お目に止まれば元へと返す♪」というお馴染みの口上に合わせて、すだれを操る日本発祥の伝統芸能です。肌寒い体育館、手がかじかみ、すだれを操りにくい中にもかかわらず、お手製の衣装をまとって、たくさんの技を見せていただきました。たまに失敗…?もありましたがご愛嬌。それをあたたかく見守る子どもたちからは「がんばれ〜!」の声が…。初めて見る子どもたちもけっこういるみたいで、「家にある海苔巻きを作るやつでできるかな…?」とつぶやいている子もいました。
後半は、「バルーンアート」の体験教室をしてもらいました。地域学校協働本部からもたくさんの学校支援ボランティアの方々が来ていただいて、子どもたちのサポートについてくださいました。「剣」や「犬」など、バルーンアートの基本形を教えてもらいました。子どもたちは、地域の方々とのあたたかい触れ合いの中で、楽しく創作活動をさせていただきました。

2022年3月10日(木)
一年間ありがとうございました。〜1,3,4年生 ぽえむさんにお礼〜

 今日は1,3,4年生で今年度最後のぽえむさんの読み聞かせでした。いつもいろんな教室を少しずつ見て回ったりしていましたが、今日は4年2組にお邪魔して、最後までじっくり読み聞かせを聞かせてもらいました。
 今年度最後の読み聞かせは「かたあしだちょうのエルフ」というお話(絵本)でした。担当のOさんは、「私が小学校の時、教科書にあったお話で、このお話がとても好きだったので最後にこのお話を読みます。」と言われて、感情をこめて読み聞かせてくださいました。このお話の内容(あらすじ)はあえて書きませんが、とても感動的で、それでいてとてもせつないお話でした。今年度最後のお話にふさわしい絵本でした。読んだことのない方はぜひ読んでみてください。
 読み聞かせが終わった後、子どもたちからお礼の言葉と、手紙(お礼)をまとめた「お礼の手紙集」を手渡しました。(写真左)
 1年生では、お礼に「夢をかなえてぽえむさん」(ドラえもんの替え歌)も歌いました。1年生のかわいい「振り付き」の歌声に、ぽえむさんも一緒に踊りながら喜んでくださいました。(写真右)
 明日は2,5,6年生で最後の読み聞かせをしていただきます。ぽえむさん、一年間本当にありがとうございました。来年度もどうぞよろしくお願いします。

2022年3月9日(水)
少しずつ卒業式モードに包まれていきます・・・〜卒業証書のお話〜

 3月18日(金)の卒業式まであと1週間余りとなりました。体育館では、6年生の式練習が始まっています。
 校舎からは、4年生からでしょうか、「♪今〜、未来の扉を開ける時…♪」と卒業式で歌う「Believe」の歌が聴こえてきます。少しずつ、学校が卒業式モードに包まれていきます。
 コロナ対策のために、参列できない1〜3年生の子どもたちは、当日は教室でライブ中継を見ることになるのですが、「自分たちができる6年生へのお祝い」として、体育館の壁面飾りを創ったり、校内の掲示板を飾りつけたりしていてくれます。
 午前中、私は校長室で「卒業証書」の仕上げをしていました。卒業生の名前や生年月日を確認し、公印を押して、証書ホルダーに綴じていきました。
「卒業証書」は卒業の記念品ではなく、学校教育法施行規則という法律に明記された「公式な証書」です。当然、「いつ、だれに卒業証書を発行したのか」を明記した発行台帳があります。この台帳を「卒業証書授与録」と呼び、昭和63年度の開校以来、すべての卒業生の名前が綴られています。卒業生の総数は今、2000人をちょっと超えたところです。この「卒業証書授与録」にある卒業生一人ひとりの発行番号である「第○○○○号」という部分と実際の卒業証書の「第○○○○号」のところを重ねて、そこに「割り印」を押します。「割り印」の上半分は「卒業証書授与録」に押され、下半分が「卒業証書」に押されることになります。
 この「割り印」によって、「この卒業証書は、卒業証書授与録に基づき正式に発行されたものです。」という証明にしているわけです。
 今日仕上げた卒業証書を、心を込めて一人ひとりに手渡したいと思います。

2022年3月9日(水)
そうじ強化週間スタート!

 いよいよ学年末にさしかかり、「一年間の終わりに校舎(校内)をきれいにしよう!」というそうじ強化週間に入りました。
 低学年の教室や廊下を見に行くと、写真(左)のように、一生懸命ぞうきんがけする姿や、仲間と協力して机椅子を運ぶ姿がたくさん見られて嬉しくなりました。
 1年生の教室では、6年生と一緒に一生懸命掃除を頑張る1年生の姿がたくさん見られました。6年生に習うように、6年生の隣で床をはいている1年生の姿を見ていると感慨深いものを感じました。
 6年生にお世話してもらいながらそうじをするのもあと少し…卒業したら1年生は寂しがるだろうな…。

2022年3月8日(火)
美味しすぎて たまらん! 〜3年生 七輪でおもちを焼く!〜

 今日は朝から春みたいな陽気で、上着がなくても心地よく過ごせる天気になりました。そんな上天気を味方につけて、3年生が「昔のくらし体験〜七輪で炭火を起こす!〜」を行いました。町の地域学校協働本部より関川統括マネージャーはじめ、10名の応援団の心強いサポートを受け、コロナ対策を講じながら少人数グループに分かれて挑戦しました。
 実は、今日の「七輪体験本番」までに、3年生はたくさんの事前学習を積んできました。全員でマッチを擦って火をつける練習から始まり、七輪で火を起こすときの手順も、先生たちが作った実践動画を見ながら勉強しました。
 この手順が最も大切なことで…まずは、「いきなり木炭に火がつくわけではない」ことを知ります。七輪の一番下には、新聞紙を軽く絞って紙の薪を数本置き、その上に燃えやすい松葉や小枝(焚き付け)重ねて火を起こします。しっかりと大きな火にしてから木炭を置いて、火を移していきます。そして、木炭の炎がおさまったら準備完了!…「火はつけるものではなく、小さな火から大きな火に育てていくもの」ということも学習済みです。
 それから、七輪の下にある窓から団扇であおいで空気を送り火力をあげることや、逆に窓を閉めると火が弱まることも習いました。そして、グループの中の役割分担もしっかり決めて、今日の本番を迎えたわけです。たくさんの応援団のサポートは受けますが、今日の主役はあくまで「自分たち!」。一人ひとりが自分の役割に責任をもって、自分たちの力で頑張りました。
 どのグループも無事に炭火が起こせて、いよいよ網の上に「おもち」をON! 焦げすぎないように、遠火でゆっくりじっくり焼いていきます。そのうち「おもち」がぷくーっと膨れて、いい塩梅に焼き目もついて…、応援団の「もういいかな。」の声を待って、焼けた「おもち」を(砂糖)醤油の中にダイブ!
 その後は、一人ひとり少し距離をとって、いよいよ「おもち」をお口の中にIN! その美味しさにどの子もみんな会心の笑みです。「うますぎる〜!」「おかわりほしい〜!」…子どもたちの今年度一番の「幸せな顔」だったかもしれません。
 自分たちで「手間」をかけて焼き上げた「おもち」…その達成感と春の爽やかの陽ざしが「おもち」を何倍にも美味しくしたんでしょうね。

2022年3月8日(火)
みんなのために 最後までありがとう 〜根気のいる地道な活動に感謝〜

 昨日は、今年度最後の委員会、各委員会の「振り返り」について紹介しましたが、実は昨日最後の最後まで、「みんなのための地道な活動」をしていてくれた委員会もありました。
 一つは、広報委員会です。「振り返りの話し合いが終わった後、よく掲示に使う昇降口前のサッシ窓のガラスにこびりついた「テープ跡」をきれいにする作業をしてくれました。ちょっとやそっとじゃとれない「テープ跡」を根気よくこすってくれている姿に頭が下がりました。
 そしてもうひとつは環境委員会のベルマークの「仕分け・整理・シートへの貼付」作業です。この学校では、全校のみんなで協力して「ベルマーク」を集めています。「ベルマーク」をたくさん集めると、それはみんなの「欲しいもの」に替えられるので、集め甲斐のある活動なのですが…、本当は集めた後が大変なのです。それぞれの「ベルマーク」を種類ごとに、「分ける」・「切り取る」・「指定のシートに貼り付ける」…本当に根気のいる地道な作業です。でもこの作業をしていてくれる人たちがいるからこそ、集めた「ベルマーク」が「みんなの欲しいもの」という形に変わるのです。
 環境委員会の子どもたちには本当に感謝したいです。しかし、膨大な数量の「ベルマーク」のすべてを環境委員会だけで処理できるわけはありません。それを可能にしているのは、一年間通してずっとこの作業を手伝ってくださった「学校支援ボランティアさん」の存在があったからこそです。毎回6〜8名ぐらいのボランティアさんたちのお世話になりました。その中にはこの学校の卒業生(先輩)である西井美恵さんらもいて、「我が母校のためなら…」という思いで手伝ってくれています。
 たくさんの方々のサポートを受けながら、今年も「ベルマーク」で各学級が「欲しいもの」…サッカーボールやバレーボールにドッジボール、バスケットボール、ドッヂビーをはじめ、フラフープや鉛筆削りにいたるまで、いろんなものに交換することができました。いろんな人たちの「思い」と「努力」によって実現できていることを「有難く」深く「感謝」したいと思います。

2022年3月7日(月)
委員会活動終了 〜一年間の振り返りと来年度へ向けて〜

 今日は今年度最後の委員会活動でした。スポレク委員会、環境委員会、健康委員会、図書委員会、放送委員会、広報委員会、そして児童会執行部にあたる運営委員会、計7つの委員会が一年間の活動を振り返り、来年度に向けての話し合いを行いました。
 委員会活動は、学校生活を円滑に、より楽しく豊かなものにするために、高学年の児童が役割分担をして、日常の必要な活動を自分たちで責任をもって行ったり、全校児童が楽しめるような取組(活動)を企画運営したりするものです。
 今の社会に適応する力を「社会性」と呼ぶとしたら、委員会活動は「自分たちの社会生活(学校生活)を自分たちの力で創り出していく「社会力」を養うための活動です。「自治能力」を高めるという言い方もできます。
 今日の委員会の話し合いを見ていると、一年間、実際に自分たちの発想やアイデアで活動していた委員会ほど活発で意味のある「振り返り」ができていた気がします。きっと「自分ごと」として活動を捉えることができているからでしょう。逆に毎年と同じ活動で終わっていたり、先生主導(先生任せ)の活動になりがちだったりした委員会は、やはり十分な達成感や満足感は得られなかったかもしれません。どこか「他人事」的な意識があったのかもしれません。
 学校としても、子どもたちに付けたい力を明確に持ちながら、子どもたちの力を信じて、子どもたちに「やりきらせる」「やり遂げさせる」ことをもっと大切にして根気強く指導・支援していかなければと改めて思いました。やはり子どもたちは「なすことによって学ぶ」ものだとつくづく感じました。

2022年3月7日(月)
卒業式に向けて 〜6年 親子でコサージュづくり〜

 先週の金曜日、6年生を送る会が終わった午後、6年生は親子でコサージュづくりを行いました。親子で協力しながら作ったコサージュを胸に付けて卒業式を迎えることになります。
「コサージュ制作キット」を利用したのですが、コサージュを完成させるにはなかなか骨が折れたようです。しかし今の時代です。付属の説明書のQRコードから「作り方の動画」を見ることができるようになっています。事前に予習してこられる親子あり、当日リアルタイムで見ながら作る親子あり…文字や口頭の説明よりもうんと分かりやすかったようです。
 親子でコサージュを作ることも、それを胸に付けて卒業式を迎えることも、とてもいい思い出になると思っています。
 保護者の皆様、送る会の参観に引き続き、コサージュ作りまで、本当にありがとうございました。

2022年3月4日(金)
感謝 今までありがとう 〜6年生を送る会〜

 今日の2〜4校時は「6年生送る会」でした。コロナ対策のため、学年入替制でしかできなかったのですが、どの学年も「6年生への感謝」と「一年間の自分たちの成長」を精一杯発表することができました。
 送る会の最後の発表は、「6年生のお返しの発表」でした。目の前で見せてもらったのは5年生だけでしたが、最後にふさわしい発表だったと思います。それは、「自分たちのやりたいことを 自分たちの力で やりとげる」発表だったからです。ほぼ「自力」で完成させたことに意味があると感じています。最後の「書道パフォーマンス」は感動的でよい「締めくくり」になりました。自分たちの卒業式に華を添える作品ができました。
 6年生は卒業式まであと10日。悔いのないように「有終の美」を飾ってほしいです。そして、5年生は「最高学年」としてのスタートです。それぞれの強い決意と行動で、最高の卒業式に創ってほしいです

2022年3月4日(金)
10年間のありがとう 〜4年生 二分の一成人式〜

 今日は「6年生を送る会 」の実施に合わせて、4年生では「10歳の節目に、自分の10年間を振り返り、家族への感謝や将来への夢について考え、伝える」ための「二分の一成人式」が行われました。
 コロナ対策のため、本当に短時間の実施となりました。自分たちの成長を示す「学年発表」は「6年生を送る会」で披露とすることにして、ここでは、お家の方に「ドリームマップ(自分の将来について)」を紹介することと、今までの感謝の気持ちを綴った「手紙」を読むことだけ行いました。
 改めて、お家の方の前で自分の夢を語ったり、手紙を読んだりするのは、照れくさいし、緊張もしますが、ここは「大切な節目」として覚悟を決めて頑張りました。
 お家の方も「10年間の我が子の成長」を改めて振り返りながら、子どもたちの顔を、感慨深げに見つめておられました。

2022年3月3日(木)
6年生を送る会 前日リハーサル

 今日の午前中、仕事の合間に体育館をのぞきに行くと、各学年が「6年生を送る会」の前日リハーサル をしていました。写真は上が1年生、下が3年生です。コロナ対策で間隔を空けるため、体育館のほぼ半面を使っての発表になります。間隔が広すぎて、やりにくい部分も多々ありますが、それでも子どもたちは一生懸命、今できる精一杯の力で頑張っています。
 1年生は1年生らしく元気さと可愛さを持って、歌って踊ります。しかし、その姿には「力強さ」や「仲間と息を合わせる力」など一年間の確かな成長が見られます。
 3年生は、それこそ「3年生らしさ」を感じる発表です。「元気」や「思い切りのよさ」、「仲間どうしの絆の強さ」が3年生の持ち味です。そんな「3年生らしさ」を十二分に発揮している「笑いあり、涙あり」の発表です。
 写真はありませんが、その後2年生のリハーサルも見せてもらいました。6年生に対する「感謝と応援」の気持ちがあふれている熱い発表でした。堂々とした立ち姿と、楽しそうに身体をスイングさせながら歌う姿・・・歌声に思いを込めながら、一生懸命発表する姿に心を打たれます。
 いよいよ明日が本番。6年生の心に残る「6年生を送る会」になりますように・・・。

2022年3月3日(木)
新登校班スタートA 〜はりきってる感あふれる元気な登校〜

 新登下校班での初登校。どこの班の班長さんも、その責任の重さを感じつつ、きりっとした表情で登校してきてくれました。特に現4年生が班長を担う班では、班長さんの緊張感もなかなか大きそうです。
 昨日と同じ5年生なのに、なぜかひと回りたくましく感じました。「先頭に立つ」「班をまとめる」というリーダーとしての意識が行動や表情に表れるんだなと改めて感じました。
 新しい班になって、その新鮮さからか下級生もなんだか嬉しそうです。今日は不思議と、全校登校完了時間がいつもよりかなり早かったです。
 6年生もほとんどが、きちんと班の後ろについて見守ってしてくれているようでした。ある6年生に「新登校班での初登校、何か問題はありましたか?」と聞くと、「いいえ、特に問題はありません。あるとしたら、僕たちの方です。」と、なんとも正直で、それでいてどこか温かさを感じる返しをしてくれました。6年生には最後までしっかりと自分たちの責任を果たしきってほしいと願っています。

2022年3月3日(木)
新登校班スタート 〜少しずつリーダー交代が進みます〜

 昨日は、字別児童会があって、各字各登下校班、それぞれ一年間の振り返りと新体制の確認等を行いました。そして、早速下校からは5年生を班長とした新登下校班がスタートしました。6年生は卒業式の日まで、一番後ろから登下校の見守りを行います。
 少し緊張気味…それでもどこか誇らしげな表情で、列の先頭を歩く新班長さん。副班長さんと協力して、安全な登下校をお願いしますね。

2022年3月2日(水)
6年生とのお祝い遊び(番外編) 〜こんな頑張りも見逃せません〜

 5年生が初めて仕切る「卒業お祝い たてわり遊び」。メインは「たてわり遊び」ですが、他の場面でも5年生や他の在校生の頑張りが光っていました。
 まずは「お祝い放送」です。6年生への感謝の気持ちを込めて、在校生の学年代表が「ありがとう作文」を読んでくれました。もちろん放送を進行する5年生の声も爽やかで、とても心地いいものでした。
 また、1年生は6年生への感謝状(プレゼント)を用意して、感謝の気持ちを伝えながら6年生に渡してくれました。
 こうやって、5年生をはじめ在校生一同が、自分たちにできることで6年生の卒業をお祝いし、感謝の気持ちを伝える取組を行なっている今週です。そして、金曜日。いよいよ6年生を送る会を開催します。

2022年3月2日(水)
6年生とのお祝い遊び〜5年生が初めて仕切るたてわり遊び〜

 2月28日(月)から始まった「6年生卒業お祝い週間」。今日はその取組の一つとして、昼休みに5年生プレゼンツの「たてわり遊び」がありました。6年生が、今までそうしてきたのと同じように、昇降口前に、全校24班それぞれの「遊び案内」が貼りだされていました。

 今回初めての「仕切り役」となる5年生は、緊張しながらも、しっかりと責任感を感じて進めていてくれる気持ちが伝わってきました。コロナ対策をしながら、1〜6年生が楽しめるような遊び(ゲーム)の工夫や準備がされていることに感心しました。
 今回は、遊びの後に6年生へのプレゼントを渡すという場面もあって、このへんのところはなかなか進行に苦労する場面も見られましたが、「うまくいかないこと」も大切な勉強(経験)です。
 今、一番忙しくいろんなことに取り組んでいてくれる5年生。楽しいたてわり遊びをありがとう!お疲れ様でした。

2022年3月2日(水)
有終の美を飾る〜もうちょっとこうしておいたらよかった…がないように〜

 6年生を送る会や6年生の卒業をお祝いする取組が、佳境に入ってきている今日この頃…。送られる側の6年生も「お返しの発表」や卒業に向けてのいろんな取組を進めています。
 写真は、6年生がPCを使って、自分たちの「6年間の思い出ビデオ(スライドショー)」を作っているところです。「校長先生、見てみて。もうちょっとで完成するんです!」と笑顔で何人かの子たちが、特別に見せてくれました。
 6年間の小学校生活も今日を入れてあと13日となりました。自分たちの思い出づくりも大切にしてほしいですし、それ以上に「最高学年として、学校のリーダー」として、どんな意識で残りの13日を過ごすのかを大切にしてほしいと思います。この学校に何を残すのか、下級生たちに何を示すのか、残りの日々をどう過ごすことが「締めくくり」になるのか…、一日一日を本当に大切に過ごしてほしいなと思います。
ある先生が言ってました。「下級生たちに『あこがれを抱かれる』6年生で終わるのか、『言い訳に使われる』6年生で終わるのか…、どっちの6年生を選ぶかです。」…その通りだと思いました。
このコロナ禍の不自由な学校生活を、知恵を出し合いながら、いつも笑顔で学校を支えてきてくれた6年生の功績はとても大きいと思っています。あとは、最後をきちんと終わること…「有終の美」を飾るだけです。

2022年3月2日(水)
平等と公平・公正

 先日、「きらうきどんの日(人権を確かめ合う日)」の人権学習で、「みんなと違っていいじゃない」という絵本で学習をしました。
その後、その学習の振り返りについて、学級通信に綴っている学級がありました。その学級通信がとても印象的だったので紹介したいと思います。以下、学級通信からの引用です。(写真のイラストについては、著作権の問題があるかもしれないので、簡単に手描きで表したものにかえてあります。)

このイラストを見たことがあると言っていた子が何人かいましたね。「平 等」と「公平・公正」の違いがうまく表されています。 絵を見て分かるとおり、背の高い大人にも、低い子どもにも 同じ扱いをするのが「平等」で、「野球の試合を見る」という目的のために障害となっている壁を 越えなければならないとき、一人ひとりに合わせて、それぞれの扱いをするのが「公平・公正」という言葉で表すイラストです。
「人は平等だが、人の能力は平等ではない」と聞いたことがあります。例えば、答えを導くためにヒントを与えたり、少し問題を簡単にしたりすると(公平な扱い)、最初から最後まで自分の力でやっていないから「ずるい!」という反応をすることがあります。このようなことは、学校だけでなくご家庭でもよく起こるのではないでしょうか。 「公平」を理解し、認めること、それが「思いやり」につながるのではないかと思っています。一見、平等と公平は同じ意味のように思えますが、相手の気持ちに寄りそいながら、公平にサポートできる人になってほしいなと思います。さて、最後に…
先生自身も今までにたくさんの人と出会い、たくさんの人に助けられてきました。大人になった今でも助けられっぱなしの毎日です。人間というのは、一人で生きていこうと思うと限界があり、弱いところばかりの生き物です。そんなだれにでもある弱みをたくさん補ってもらい、心も支えてもらいながら生きてきました。弱みをかかえて過ごす中で、克服していくためには、みんなが言ってくれた考えのように必ず周りの人のサポートが必要になってきます。そのためには、自分を大切にし、そして自分の周りの人を大事にしていくことが大切です。きっと、助けてくれます。それが、自分が成長するために重要なことなのではないかなと先生は思います。

2022年3月1日(火)
1年生 思い出いっぱいアルバム

 1年生では、一年間を振り返り、「できるようになったこと」や「楽しかった思い出」などをまとめてアルバムを作っています。自分の思いを綴った「家族への手紙」や「家族からの手紙」もアルバムに閉じていきます。一年間の思い出と成長がしっかりと記録と記憶に残ります。教室をのぞくと、どの子も一生懸命「思い出の絵」を描いたり、思い出を文章で書いたりしていました。「しっかりした文や絵がかけるようになったなあ
。」とその成長を微笑ましく、感心しながら見ていました。

2022年2月28日(月)
6年生を送る会に向けて

 金曜日の6年生を送る会に向けて、体育館での練習も始まっています。感染リスクの高い学習活動については、十分に対策を講じて、細心の注意を払いながらしなければなりません。
 写真は2年生(上)と4年生(下)の練習の風景です。歌を歌ったり、楽器を演奏したりするためには、写真のように十分な間隔をとって、フェイスシールドも着用するということになります。
 「ここまでして…」と感じられるかもしれませんが、「ここまでして」でも、何とかして『できる』方法を考えて、6年生に感謝の気持ちを込めて、成長した自分たちの精一杯の発表を見てほしいと子どもたちは思っています。
 保護者の皆様の参観についても、学級閉鎖等がなければ予定通り実施したいと思っています。もちろん、ご家族で1名のみ、健康観察と感染対策を徹底してもらったうえで、決められた時間に入場(5分)→参観(10分)→退場(5分)していただくなど、非常にタイトで不自由な参観を強いてしまうことになりますが、何とぞご理解、ご協力いただきますようお願いいたします。

2022年2月25日(金)
校内版画展が始まりました!E 〜6年生 小学校最後の木版画〜

 最後は6年生の版画展です。6年間の総まとめ的に「○○している自分」をテーマに、そうしている自分の写真から木版画を制作しました。顔の表情や腕や指の丸み(立体感)なども表現できるよう、「彫る方向」や「彫る深さ」などにも気を遣いながら彫り進めていかなければなりません。また、白黒のバランスを考え。白:黒=3〜4:7〜6くらいになるよう、「どこを彫って、どこを残すか」を考えて彫っていく必要もあります。
「最優秀(校長賞)」に輝いたのは、岡本伊織さんの「髪をくくっている私」(写真上)です。髪の流れに沿って彫った線や、服のしわの線が絶妙で、その質感や立体感を見事に表現できています。白黒のバランスを考え、背景のどこを白く抜くかもよく考え、主役(自分)がきちんと引き立つように仕上げることができました。あくまで版画なので、刷る時に、版木に彫りくず等が残らぬよう、また版画紙の中央に刷れるように慎重にできると完璧でした。
「優秀賞」の一人は、日下山礼鴻さんの「団長」です。(写真左下)画面全体から、気合いや力強さが伝わってきて、今にも「…いっぱ〜つ!」という応援団長の声が聞こえてきそうです。「6年間で一番輝いた瞬間」を表したかった気持ちがとてもよく分かります。細かく丁寧に彫り進め、顔の表情や体操服と法被の雰囲気などもうまく表現できました。
もう一人の「優秀賞」は、上田康文さんの「バスケをしているぼく」です。(写真右下)画面構成(構図)が秀逸でセンスの良さを感じます。顔の表情や目線、ボールを持っている手の感じも丁寧に写実的に仕上がりました。「バスケが大好きだ!」という気持ちもよく伝わってきます。
 6年生の版画は、ある意味図工の卒業記念制作的な作品になりました。学級通信での紙面展覧会になると思いますが、全員の作品をじっくりと鑑賞してあげてください。

2022年2月25日(金)
校内版画展が始まりました!D 〜5年生 多色木版画 〜

 5年生は「動物(生き物)」をテーマに多色木版画に取り組みました。本来「一版多色刷り」の技法は、版木に対して部分的にいろんな色のインクを順番につけ、版木と版画紙がずれないように注意しながら、何度も繰り返し刷っていくという、かなり手間がかかる方法なのですが、今回は3年生の版画と同じように、一旦黒のインク一色で刷り上げ、版画の白の部分の裏から、水っぽい淡い絵の具で色を付けていくという技法で仕上げています。
  普通、白黒の版画は、黒:白の割合が6:4もしくは7:3ぐらいの割合がベストだと言われますが、今回は色を付けることを考えて、その比率を黒:白=4:6〜3:7と、白の割合をあえて増やすように彫っています。
 「最優秀賞(校長)」を受賞したのは、古株すぴ夏さんの「緑の草原の黒い熊」です。(写真上)熊の毛並みや、明暗を見事に彫りで表現することできました。熊の大きさ、力強さ、そして堂々とした動きまで感じられて圧倒されます。「緑の草原」の着色にもう少し変化があれば、草原の奥行き感が出せたと思います。
 「優秀賞」には、まず北川柚葉さんの「ドングリを食べるリス」(写真左下)です。とても細かく丁寧に彫り進め、リスの毛並みや質感まで見事に表現しました。まさに「生きている!」を感じる力作です。ドングリとそれをもつ前足(手)にもう少し工夫がほしいところです。もう一人の「優秀賞」は、田村優衣さんの「雪国のキツネ」です。(写真右下)思案したあげく、着色はせず、あえての白黒版画で仕上げました。そうした方が「月夜の孤高なキツネ」らしさが表現できると判断したのでしょう。画面構成が抜群の力作でした。白黒でもいいと思いますが、左上の月を薄い黄色に、そしてキツネの足元の地面をすこしだけ薄い黄色で着色すると、より雰囲気が出るかもしれません。
 5年生の作品は、どれも「一生懸命、根気よく仕上げた!満足した!」という子どもたちの気持ちが伝わってくるような作品が多いなと感じています。このHPに、5年生全員の作品がアップされているのでぜひご覧ください。

2022年2月25日(金)
校内版画展が始まりました!C 〜4年生 木版画 初めての彫刻刀〜

 4年生は、初めて「彫刻刀」を使って、木版画に挑戦しました。テーマは「まぼろしの魚」でしたが、「目標」はいろんな彫刻刀の「彫りの特徴」を作品づくりに生かすことです。審査もその視点を大切にして作品を選びました。
 まず、「最優秀賞(校長賞)」を受賞したのは野上智生さんの「カジキンメ」(写真上)の作品です。三角刀による鋭く細い線、丸刀による柔らかく丸い線、平刀によるはがし効果など、彫刻刀それぞれの良さを生かして画面づくりをしました。細かな部分もよく彫られており、白黒のバランスも素晴らしかったです。
 次に「優秀賞」一人目は、白濱 奨さんの「光るエビ」(写真左下)です。エビ特有の体の曲がりや丸み、そして動きまで見事に「彫り」で表現しました。背景にいろんな彫刻刀の「彫りの特徴」が表れています。
 もう一人の「優秀賞」は西村幸之佑さんの「キング魚」(写真右下)です。丹念な「彫り」によって大変力強く迫力のある版画に仕上がりました。魚の形やヒレ、鱗のすべてに工夫を凝らした力作でした。

2022年2月24日(木)
校内版画展が始まりました!B 〜3年生 厚板紙版画 モチモチの木〜

 3年生の版画は分厚いボール紙(厚板)に下絵を描き、カッターナイフで厚板の表面を切り(削り)取って版を作っていく版画です。深く切り(削り)取った部分は、版画にすると白く抜けます。白く抜けた部分は版画紙の裏から、淡く色を付けることで、写真のような幻想的な版画に仕上がるわけです。3年生の作品がずらっと並べて展示してあると、その全体が一枚の大きなステンドグラスのような作品に見えます。どの作品もきれいに仕上がっています。
 そんな中で、「最優秀賞(校長賞)」に輝いたのは、河村凱信さんの作品です。(写真左)モチモチの木の枝ぶりの力強さや色の鮮やかさはもちろんですが、主人公の豆太や小屋の表現が、まるで月の光に照らされているような仕上がりになっていて素晴らしいと思いました。
 「優秀賞」には横田彪悟さん(写真右上)が選ばれました。モチモチの木の変化に富む枝ぶり、変化のある色付けによって、とても鮮やかで迫力のある作品に仕上がりました。もう一人の「優秀賞」には、安田真翔さん(写真右下)が選ばれました。何とも言えない不思議な感じのモチモチの木が表現できました。枝の彫り方が独創的で、また色付けにも工夫を凝らし、中心部は暖色系で、外側に行くほど寒色系にグラデーションしていくことによって、夜の風景に自然に溶け込ませています。
 カラーの版画は学級通信等では、その良さが伝わらないので、できるかぎりホームページで鑑賞できるようにさせてもらおうと思っています。4〜6年生の版画展については明日ブログに綴っていきたいと思います。

2022年2月24日(木)
校内版画展が始まりました!A〜2年生 紙版画 ○○する自分〜

 続いては、2年生の部です。2年生は紙版画(ボール紙や糸、いろんな素材を切って貼って版画にする)の作品づくりをしました。人間の体のつくりや関節なども意識しながら、「○○をする自分」をテーマに取り組みました。
 「最優秀賞(校長賞)」に選ばれたのは白川駿介さんの「けん玉をするぼく」の作品です。(写真中央)画面を大きく使い、体の向きや糸の貼り方を工夫して、けん玉を楽しんでいる感じがよく表れている迫力のある作品になりました。
「優秀賞」一人目は矢田菜月乃さんの「なわとびをするわたし」。(写真左)貼る素材を工夫して、服やスカートの模様をきれいに刷りました。楽しそうな表情がとてもいいです。
「優秀賞」のもう一人は、遠藤大夢さんの「けん玉をするぼく」。(写真右)紙で体のパーツをうまく組み合わせることができました。刷り上がりがとてもきれいな作品でした。

2022年2月24日(木)
校内版画展が始まりました!@〜1年生 スチレン版画 ふしぎなうみのせかい〜

 1週間遅れになりましたが、今日から校内版画展が始まりました。コロナ禍の影響で、例年なら出展している「版画展」や「版画コンクール」がすべて中止になったので、校内で審査会を開き、各学年「最優秀賞(校長賞)」1点、「優秀賞」2点、計3点を入選作品として選びました。

 まずは1年生の部。版画のテーマは「スチレン版画 ふしぎなうみのせかい」です。スチレン板にへらでいろんな線を工夫して彫りました。1色〜3色のインクで刷り上げました。さらに、スチレン板を魚の形に切ったり、身の回りのものでスタンプを楽しみながら作品を仕上げました。
 「最優秀賞」に選ばれたのは、横田竜司さんです。(写真上)いろんな線や模様を使ってたくさんの魚や生き物を彫り、楽しい海の世界を表現できました。
「優秀賞」は宮本悠聖さん(写真右)。身の周りのものをうまく使って、たくさんのスタンプで楽しい海の世界を表しました。もう一人「優秀賞」はコ本和希さん(写真左)。イカや列をなして泳ぐ魚たち、そしていろんな模様を使って、水の流れや泡を表現し、動きのある作品に仕上げました。
 1年生の作品は、どれも「楽しい感じ」がよく出ていてとてもよかったと思います。

2022年2月24日(木)
竜西っ子だけでなく、先生たちにも「おめでとう!」

 22日(火)の夕方、竜王町庁舎で、「令和3年度文部科学大臣優秀教職員表彰」や「竜王町優秀教職員表彰」等の表彰式がありました。
 本校からは3人の先生方がいろんな賞を受賞することとなりました。(町全体で、6人の先生方が受賞されています。)
 まずは、国レベルの「令和3年度文部科学大臣優秀教職員表彰」を受賞したのは、主幹教諭の元岡万季先生です。町教育委員会指導主事(3年間)として、そして本校の教務として、学力向上や特別支援教育、道徳教育等における大きな功績が認められての受賞です。
 続いては、「竜王町優秀教職員表彰」を受賞したのは、杉山功雄先生です。長年にわたり、本校のみならず竜王町全体の特別支援教育の推進や教育相談体制の充実に尽力され、その大きな功績に対して表彰を受けました。
 最後は、「竜王町教育研究奨励賞」に輝いた桐畑隆文先生です。この賞は、一年間授業研究等に励み、教育実践レポートとしてまとめあげ、その研究成果が顕著であった者に贈られる、いわば「教育(授業)研究チャンピオン」的な賞です。体育の授業研究やなかまタイムの実践などを通して、親和的支持的な学級集団づくりをめざす研究が高く評価されました。
 竜西小の先生たちは、子どもたちのために一生懸命頑張ってくれる先生たちばかりです。そんな中で、今年度は3人もの先生方が大きな表彰を受けることになり、私(校長)としても誇らしいです。今年度は、「竜西っ子」の表彰も多かったですが、先生たちも負けずと頑張っているところが紹介できてよかったです。3人の先生方、受賞おめでとうございました。

2022年2月22日(火)
スーパー猫の日 からの 生類憐みの令

 今日は、仕上がった5年生の版画を見せてもらっていると、何ともかわいらしい「猫」がモチーフにした作品があったので何枚か写真を撮らせてもらいました。先日も紹介しましたが、5年生の版画は、しっかりとしたデッサン(デザイン)に、動物の毛の流れを意識した丁寧な「彫り」、そして版画紙裏面からの淡い色付けによって、とても生き生きとした作品に仕上がっています。
「猫」と言えば、今日は「猫の日」。猫の鳴き声「ニャン、ニャン、ニャン」にちなんで、日本では2月22日を「猫の日」とよんでいます。
おまけに今年は2022年2月22日ということで「2」が6つも並ぶということで、「スーパー猫の日」とよぶそうです。
 私は数学の教員だからか、「猫」よりも「2」が6つ並ぶ方に興味が行きます。一番すごいのは、当然200年後の今日、2222年2月22日が驚異の「7つ並び」になることでしょうが、「6つ並び」の日について考えると、前回の「6つ並び」は、今から800年前の1222年2月22日までさかのぼることになります。なんと鎌倉時代です。ちょうど鎌倉幕府を開いた源氏が途絶え、北条氏の執権政治が始まったころ、「今こそ朝廷(天皇)の権威をとりもどすのだ!」と後鳥羽天皇が幕府を相手に「承久の乱(1221年)」を起こしたころです。
 次は、鎌倉時代に「猫の日」は当然ありませんが、「猫」(いえねこ)はいたのだろうかということが気になり出しました。当然諸説あるようですが、日本に「猫」がやってきたのは奈良時代だそうです。中国から入ってくる仏教の大切な経典(お経)をネズミから守るために「猫」が一緒にやってきたらしいのです。なるほどと思える理由です。平安時代に書かれた「源氏物語」や「枕草子」にも「猫」はたびたび登場するようです。
 しかし、「猫」はあくまで貴族や一部の上流階級層のものであって、一般の民衆がペットとして「猫」を飼えるようになったのはずっと後になってからで、江戸時代の後半ではないかと言われています。そこには、あの徳川5代将軍「お犬様」こと徳川綱吉が発令した「生類憐みの令」が深く関係しているようです。…これ以上書くと長くなりすぎるので今日はこのへんでやめておきます。でもなんとなく「なーるほど」と気がつくのではないでしょうか。
 5年生の素敵な版画から、えらく話が広がってしまいました。でもまあ、これが「興味関心」であって、子どもたちの自主学習(自主勉)もこんな風に広がると楽しいかもしれません。

2022年2月21日(月)
6年生の卒業をお祝いし 感謝の気持ちを伝える

 各学年でいわゆる「6送会」の取組が始まっています。「6年生を送る会」というと、本校の場合、保護者参観
の機会にもしているので、何となく「学年発表会」的なイメージがありますが、本来の目的は、「6年生の卒業をお祝いし、今までお世話になったことへの感謝の気持ちを伝える」ために開く会です。だから「6送会」は6年生に見てもらうためにするための発表なのでご理解ください。
また、「6送会」だけでなく、他にも「お祝い」と「感謝」を伝えるための取組はいろいろあって、その準備も進めている…そんな感じで熱が入ってきた1〜5年生の子どもたちです。特に、この取組を仕切る5年生の「責任」と「意気込み」は半端なものではなく、この取組を成功させることこそが、6年生に示す「お祝いと感謝」なのです。
写真は3年生(左)と4年生(右)の取組の様子ですが、詳しくは紹介できません。ある意味「ネタバレ」になって、子どもたちに叱られますから…。感染対策をしっかり意識し、徹底しながら、頑張ってほしいと思っています。

2022年2月21日(月)
身体が軽いうちに… 〜1年生 跳び箱運動〜

 今日は体育館で1年生が跳び箱運動を頑張っていました。いろんな高さの跳び箱を設定があって、自分でチャレンジしようと思ったところで練習です。ちゃんとロイター板(踏み切り板)も置いてもらって、勢いをつけてポーンっと跳びます。中には写真のように、とても高く上手に跳べる子たちもいますが、全体的には「只今、特訓中!」って感じです。どの子も意欲的に何回もチャレンジしてい
ました。
 できるだけ低学年のうちに、身体が軽いうちに、あまり「怖さ」を考えないうちに、リズミカルに思い切りよくジャンプすることや、身体が回転したり、逆さまになったりする「逆さ感覚」を身につけてほしいなと思います。体育も「積み上げ」の部分が大きな教科です。必要かつ多様な運動経験をしっかりとくぐっていくことが大切です。
 「失敗しても、転んでも、尻もちついてもへっちゃら!」って感じで、積極的前向きに頑張れる子どもたちであってほしいと願います。

2022年2月18日(金)
スマホ時代の光と影 〜5,6年生 スマホ・インターネット安全教室〜

 今日は、 ソーシャルメディア研究会主任講師の松浦洋子先生と学生講師の辻川さん、岸本さんの3名を講師に招き、松浦先生には6年生に「スマホ時代の私たち」というテーマで、また辻川さん・岸本さんには5年生に「インターネット安全教室」として講座を持ってくださいました。本来なら6年生対象の松浦先生の講演は、PTAの教育講演会も兼ねる予定をしていたのですが、コロナの状況により6年生のみでの実施となりました。しかし、講師料等についてはそのままPTAより助成いただけることになり大変感謝しております。
 もはや「スマホやインターネットを使わない!」という時代ではなく、いかに「スマホやインターネットを正しく、安全に利用するか」が講座の趣旨になっています。
 スマホ・ネットの世界は、直接顔を合わさないコミュニケーションゆえ、感情のコントロールが難しく、「言葉」のエスカレート=誹謗中傷による人間関係のトラブルが発生しやすくなります。そのことが原因で人の命に関わるような悲劇も生まれています。そして、それらすべてのことは二度と消すことのできない「デジタルタトゥー」として、将来にわたって一生の傷として残り続けます。
 ゲームやスマホ、ネットへの依存症の問題も深刻です。生活リズムが崩れ、健康に害が及び、思考や人格までも崩壊させていく危険性をはらんでおり、一度「ネット依存」になるとなかなか元の生活には戻れなくなります。
 さらには、課金等による金銭のトラブル、詐欺や個人情報の漏洩、誘拐に監禁…様々なトラブルや犯罪に巻き込まれる「落とし穴」はいたるところに存在し、本当に気を付けていないと被害者になるだけでなく、加害者になる可能性もあるということです。
 これからの時代、生活において、「スマホやネットを活用しない」ことはありえません。まさにこれからの便利で豊かな社会の担い手となるツールであることは間違いありません。しかし、そのすぐ隣にある「危険性」について、正しく理解し、理性をもって活用しないと取り返しのつかないことにもなります。
スマホやネットは「これからの素晴らしい世界への入口」であり、同時に「無数にある危険な罠への入口」であることを、子どもたち自身がしっかりと分かっていなければならない時代になってきたんだと感じていました。

2022年2月18日(金)
やっぱり大好きなんだなあ… 〜子どもたちが元気な雪の朝〜

 昨日から冷え込んで、雪の予報だったので、「今朝は竜王も積もるかなあ…。早う行って雪かきせなあかんかも。」と思って、6時半過ぎに来ると、もうすでにK先生とS先生は昇降口前の雪かきを始めていてくれました。私は校門から歩道橋に向けて進みます。同じように、「早く行って雪かきせなあかん。」と考えて早く出勤してくれる先生たちがそのあと加わってくれて、子どもたちが登校するころには、すっかり雪かきは完了していました。こういう時の先生たちのチームワークは本当に嬉しいです。
 校門で子どもたちの登校を待っていると、案の定、たくさんの子どもたちが「雪玉」をもってやってきます。雪玉の大きさにこだわる子、雪玉の丸さにこだわる子、雪玉の真っ白なきれいさにこだわる子…こだわりは色々ですが、とにかく雪の日の子どもたちは元気です。自然と「おはようございます。」の声も大きくなりますし、「校長先生、あのね…」と話しかけてくる子も多くなります。写真は「大きさ」にこだわって雪玉を抱えてきた子どもたちです。小さな体で大きな雪玉を、本当に大事そうに抱えている姿がいじらしかったです。
 いつもは、手袋なんてしてなくて、ポケットに手を突っ込みながら歩いていて、「こけたら危ないから、ポケットから手を出しなさい。」と散々注意されている子も、今日はバリバリの「スキー手袋」をはめていて、やる気満々です。
 もうすぐ中休み…一斉に子どもたちは運動場に走り出すでしょう…。そんな風景が、私は好きです。

2022年2月17日(木)
スリッパをそろえてくれて ありがとう…だけど

 先日、本校のトイレには「スリッパをそろえてくれてありがとう」という貼り紙がしてあるということを紹介しましたが…、現実はそううまくはいかないもので、左の写真はとある女子トイレ、右は体育館の男子トイレの今日の様子です。
 昇降口の下駄箱の靴は、いつもあたりまえのようにきれいに揃っているようになって、本校の自慢の一つにもなっているのですが、それがすぐに他にも波及するというものでもなくて…。
 次は、トイレのスリッパがいつでもきれいに揃っている風景をめざして、子どもたちの意識を少しずつ育てていかなければと思います。
「きれいな状態を気持ちいいと感じる心」「次使う人のために、少しの思いやりが持てる心」…その心を育てないといけません。

2022年2月17日(木)
見応えがあります! 〜5年生 木版画〜

 今日5年生の教室にお邪魔すると、子どもたちは版画制作真っ最中でした。
 動物(鳥類も含む)をモチーフにした木版画に取り組んでいて、「彫り」の目標は、「彫りを工夫して、毛並みや生物の質感を表現すること」です。一人ひとりの作品を覗いていると、実に丁寧で、細かく、毛の方向や流れに気を遣いながら彫りを進めていました。彫りあがると、とりあえず通常通り、黒のインクで白黒の版画に仕上げます。しかしそこで終わらずに、完成した白黒版画を裏返し、版画の「白い部分」に絵の具で薄く色を乗せていきます。
 そして表向けると、版画紙の白い部分に絵の具がいい具合に染み込んで、何とも言えない柔らかな雰囲気のカラー版画に仕上がります。
 写真の作品も、橙色や黄色、クリーム色など、微妙な色の変化を持たせながら着色したので、トラやリスの立体感や質感がよく表れていて、「生きている感」あふれる見応えのある作品に仕上がっています。いやあ、すばらしい!

2022年2月16日(水)
1年生でもチームワークばっちり!〜大縄大会 1,2,3年の部〜

今日の昼休みは、大縄大会1,2,3年生の部が行われました。
 「さすがに1年生は、跳べなくて苦労する子もいるかな…」と心配もしましたが、無用な心配でした。
 日頃の練習の成果を発揮し、またいつの間にか「仲間意識」もしっかり芽生えていて、3分間で70回ほど跳べた時は、みんな本当にうれしそうな表情でした。学級の仲間同士、達成感や一体感をしっかりと感じていた様子でした。
 2年生では、苦手な子をそっとサポートする子どもたちもいて、「支え合う」雰囲気があってとてもあたたかさを感じる風景でした。
 3年生は、学級の一体感をより強く感じました。一つの目標に対して、仲間の気持ちが揃っているというか、ベクトルが一つの方向に向かっている…そんな感じです。3分間で100回跳べた時の達成感をみんなで味わっていました。
 コロナの状況が厳しく、何事も細心の注意を払いながらの取組になりますが、今回の「大縄大会」のような子どもたちの「関わり」と「仲間意識」そして「達成感・一体感」を生み出す取組は本当に大切で素敵だなと強く感じました。
 計画から当日の運営までを仕切ってくれたスポレク委員会の子どもたちに改めてお礼を言いたいです。本当にありがとう。

2022年2月16日(水)
スリッパをそろえて○○○ ○○○○○

 教室棟1階の1年生が使っているトイレには、写真のような貼り紙がしてあります。
 「スリッパをそろえて○○○ ○○○○○」
「竜王西小学校のみなさん ○○○○の○○○」
 さて、○の中にはどんな文字が入るでしょう?

 正解は、
「スリッパをそろえてくれて ありがとう」
「竜王西小学校のみなさん 一人一人のおかげ」です。

普通なら、「スリッパをそろえて!」や「スリッパをそろえましょう」という言葉になりがちですが、ここではあえて「そろえてくれてありがとう」です。竜西小の生活指導はこうでありたいと思っています。
 ここ2年ほどで子どもたちは、よくあいさつできるようになりました。会釈だって上手になりました。でも今まで一度も子どもたちに「あいさつしなさい。」とか「元気にあいさつしましょう。」と言ったことはありません。ただただニコッと笑って「おはようございます。」だけです。元気のよい、気持ちのいいあいさつをしてくれる子には、「元気いいね。気持ちいいわ。」とか「笑顔であいさつ、ありがとう。」と返すくらいです。
 下駄箱の靴も自然ときれいにそろうようになりました。これは5年生のおかげが大きいかな…全校的にきれいに靴がそろっている風景は、竜西小の自慢の一つになりました。
 あいさつやそうじ・整頓は、「やりなさい」と言われてできるものではないと思っています。「言われて」できるのは、その時だけ…いつまでも本物にはなりません。すべては「気持ちがいい」からできること。「しないとすっきりしない気持ちになる」からできること。
 あいさつも、靴やスリッパをそろえることも、きちんとそうじすることも、子どもたちが「気持ちがいい」と感じてくれるまで、根気強く根気強くあきらめずに取り組んでいきます。来年度の目標の一つは、「きちんとそうじができる学校」にかえていくことです。根負けしないようにがんばります。

2022年2月16日(水)
輝く!竜西っ子 〜歯・口の健康ポスターコンクール 最優秀賞!〜

 昨日、またもや大きな賞状と副賞が学校に届きました。
 湖東歯科医師会が主催する、令和3年度歯科保健図画・ポスターコンクールにおいて、その頂点に立つ「最優秀賞」の栄冠に輝いたのは、6年生 森田 志歩さんです。この作品は、滋賀県歯科医師会主催の歯と口の健康に関する図画・ポスターコンクールの「優秀賞」も同時受賞しています。
大きな賞状2枚と豪華な副賞2つ…いやはや大したもんです。本当に今年度は大きな賞に輝く竜西っ子がたくさんいて嬉しい限りです。

2022年2月15日(火)
デジタルとアナログ 〜タブレット端末を活用しての調べ学習〜

 写真は、6年生の理科で「自然環境を守るためにはどうするべきか…」とテーマに、タブレット端末(インターネット)を使って情報を集めながら、自分のノートにまとめている風景です。こういう授業風景もだんだんと日常的になってきて、子どもたちも慣れた様子でサクサクと検索しながら、必要な情報を集めています。
 本当に便利な時代になって、PCやスマホでいつでもどこでも欲しい情報がピンポイントで手に入ります。最近私がお世話になっているのは、「漢字の書き順アプリ」です。「あれ?この書き順であってたかな?」と不安になった時にすぐに調べられて便利なことこの上ないです。しかし、よく考えてみると同じ漢字の書き順を何度も調べているような気もします。調べたことが頭に残ってなくて、すぐに忘れてしまう…そんな感じがします。歳のせいもあるでしょうが、やはり「覚える」のに苦労してない分、定着しづらいようです。
 最近、大学の先生と話していて、「最近は「コピー&ペースト」でレポートを書く学生が増えた。インターネットで調べるのはいいが、自分で文章を書かないから、理解も不十分なまま…ほんとにこれでいいのかと悩んでしまう。」と嘆いておられました。「便利さを活用する」ことと、「必要な力をつける」ことはまた別の問題かなと思っています。例えば、新聞というアナログな情報媒体は、自分に必要な情報を「見出し」を見ながら記事を探しますが、そうしているうちに他の記事にも目が行って、なんとなく読んでしまいます。実はそこがいいのかなと思っています。
 インターネットは自分に必要な、自分が興味ある情報にピンポイントにアプローチでき、より深く知ることはできるかもしれませんが、興味関心が広がるという点に対しては弱さがある気がします。その点新聞は、適度にいろんな情報を手に入れながら、興味関心を広めたり、情報を統合したりするのに適していると思います。
 デジタル社会に生きる子どもたちですが、デジタルの便利さ・効率の良さとアナログの奥深さと豊かさの両方を大切にしながら、バランスよくいろんな力をつけてほしいなと思います。

2022年2月15日(火)
今年度最後のクラブ活動 無事に終了

 昨日は、今年度最後のクラブ活動でした。昨年度の反省を受けて、今年度は初めから「コロナ禍対応」を考え、「コロナ禍でもできる競技・種目(内容)」「コロナ禍でもできる人数」を考えて実施してきました。
密を避けて活動できる「陸上」「屋外球技」「屋内スポーツ」「卓球」「バドミントン」「アート」「手芸」「コンピュータ」の8つのクラブを立ち上げ、年間10時間、同好の4〜6年生が楽しく活動してきました。
 コロナ禍でなければ、「クッキング」や「音楽」など、もっと活動の幅を広げられたと思いますが、今できる精一杯のクラブ活動として、何とか無事に10時間実施できたことに感謝したいと思います。来年度はもう少し自由がきいて子どもたちがやりたいことをめいっぱいできるといいなと願っています。

2022年2月14日(月)
学級の目標達成をめざして!〜4,5,6年大縄大会〜

 今日の昼休みは、上学年(4,5,6年)の大縄大会でした。本来なら制限時間内(3分)にできるだけ多く跳ぶことを目標にして、その回数を競う大会です。その記録は県にも報告して、県内の小学校で競い合う「チャレンジランキング」の一環なのですが…。そこを目標にすると、どうしても縄をコンパクトに短く持って、できるだけ速く回して跳ぶことで回数を稼がないとなりません。目安としては1分間に100回以上でしょうか…。当然子どもたちは、速い回転に対応できるように、できるだけ列を詰めて、密集した状態で跳ぶことになります。
 しかしコロナの状況が厳しい今、そのような取り組み方はできません。では、大縄大会を「中止」にすればいい…いや、そうすることは簡単ですが、それでは何もかも「やめていく」ことになってしまう。
子どもたちの行事をただただ止めるのではなく、今の状況でできるように工夫して取り組むことにしました。今回の大会の目標は、「勝つ」ためではなく、各学級が自ら掲げた「目標」をめざして取り組む大会にしました。コロナ対策として、間隔を十分開けることや大きな声を出さないことを徹底しながら、一律に「速さ」や「回数」を競うのではなく、「連続で跳び続ける」や「全員がひかからないで跳べるようにする」など、今の学級で「大切にしたいこと」を目標にして取り組む大会になりました。この取組を通じて学級の協力や団結がさらに強まり、仲間同士の絆が深まればいいなと願っています。

2022年2月10日(木)
学級の団結と仲間との絆を強めるために 〜学級で取り組む大縄跳び〜

 先ほどは「ハイスピードなわとび」という、個人で挑戦する縄跳びを紹介しましたが、今本校では、学級で挑戦する「大縄跳び」にも熱が入っています。学年のまとめのこの時期に、学級の団結力や仲間との絆をしっかりと見つめ直し、次の学年に向かえるように学級ごとに取り組んでいます。
 得意な子も苦手な子もいる中で、いかに学級の全員が前向きに取り組めるか、いかに全員が満足感や充実感を得られるか、いかに励まし合い支え合えるか…、この取り組みを通して、「仲間(人)と関わる力」と「仲間(人)と関わるからこそ生まれる大きな力と喜び」を手に入れてほしいと願っています。
 もちろんコロナの状況が厳しい今、その対策をしっかり意識しながら取り組んでいます。
「複数の人」が一緒に跳ぶのではなく「一人ずつ」跳ぶ「8の字跳び」であること。跳ぶ「速さ」を目標にするのではなく、「連続して長く跳び続けること」や「みんなが跳べるようになる」ことをめざして、縄の長さも長めにとって、しっかりと「間隔」を開けて密にならないような8の字跳びをすること。それから、大声を出したり、みんなで跳んだ回数を数えたりしないこと。そして、「子ども任せ」の取組にするのではなく、先生たちもしっかりと子どもたちの頑張りの姿を看取りながらサポートすること。
 こんな厳しい状況だからこそ、子どもたち自身が本気になって、「安全」を守る意識を強く持ちながら、「みんなが楽しい!竜王西小学校」をめざせるよう、我々教職員が本気になって子どもたちに関わり、見守ります。

2022年2月10日(木)
ドキドキする…! 〜低学年 チャレンジランキング ハイスピードなわとび〜

 今日の昼休みは、低学年のチャレンジランキング「ハイスピードなわとび」でした。1分間で何回跳べるかにチャレンジしました。大会の運営は今回もスポレク委員会の皆さんです。
 学年学級別に、1列8〜9人ずつ間隔をあけて並んで、一番前の列から列ごとに測定します。測定が終わった列は自分の記録を聞いてから退場し、後ろの列が一つ前の列に移動します。最前列の測定が終わるたびに、順番を待つ自分の列が一つずつ前に進みます。
「校長先生、どうしよう…ドキドキしてきた…。めっちゃ緊張するわ…。」と2年生のS君が本音をもらしてくれました。
 我々教職員やスポレク委員会の高学年のこたちは、低学年の子たちの懸命ながんばりを微笑ましく見ていますが、当の子どもたちは、めいっぱい緊張しながら、チャレンジの瞬間を待っていることに気づかされました。
 S君には、「大丈夫。こうやって緊張しながらも、全力で頑張る経験を積むことが大事なんだよ。失敗しても全然気にしなくていい。緊張を感じながらチャレンジすること自体に大きな値打ちがある。がんばれ!」と答えると、「うん!がんばる!」と笑顔で返してくれました。
 先日のブログでも紹介しましたが、今年の1年生も2年生もなわとびが得意な子が多いです。というより、なわとびを一生懸命練習する子が多いです。今日のチャレンジランキングの結果を見ると、2年生の最高記録は約200回、1年生では180回くらいでした。これはなかなかの記録です。どのくらいすごいかは、自分で実際に1分間跳んでみると分かります。普段あまり運動していない大人がやると、1分たつまでにふくらはぎがつってしまいますから…ご注意ください。

2022年2月9日(水)
思い切りの良さに感心しきり 〜5年生 体育 跳び箱〜

 午後から体育館をのぞくと、5年生が跳び箱の学習をしていました。5年生ですから、開脚跳びや閉脚跳び(抱え込み跳び)だけでなく、台上前転やヘッドスプリングなどの回転系の技にも挑戦します。
 5年生の動きを見ていると、まず真面目で一生懸命に練習する姿に感心させられます。それともう一つ、みんな「思い切り」よく、びくびくしないで跳び箱に向かっている姿に感心しました。
 跳び箱の上で回転する、身体が逆さ状態になる恐怖心があると思うのですが、どの子もそこを乗り越えて、果敢に挑戦しています。
 私も、割と運動神経には自信のある方で、若い時はどんな技でもちょいちょいと子どもに手本を示せたのですが、腰痛を患うようになってからはほとんどできなくなりました…。
 そんなわけで、私は「口だけ」の指導しかできませんでしたが、「思い切ってお尻さえ高く上げれば、あとは自然と体は回るよ。」、「足を伸ばすことを意識するだけで、回り方が大きくゆっくりダイナミックになるよ。」とこの二つのことを伝えるだけで、写真のように子どもたちの技の出来が大きく変わってきました。
 担任の先生の段階を踏んだ丁寧な指導と、子どもたちの「できるようになりたい!」という向上心と意欲の高さが、こんな充実した授業風景をつくっているんだなと、とても嬉しく思いました。

2022年2月9日(水)
姿勢の良さに感心しきり 〜2年生 朝の脳トレ〜

 今日は朝から2年生の脳トレを見学に行きました。100ます計算のかけ算(九九)も随分慣れてきて速くなり、自分の記録を毎日のように更新できて喜んでいる子どもたちの表情を見ているととても嬉しくなります。
 また、全体的に子どもたちの姿勢がとてもよくなっていることに驚かされます。写真は特に「美しい姿勢」で頑張っている子どもたちですが、集中力の高さも書いている字の丁寧さ・きれいさも特筆ものです。
「集中する意識」→「姿勢の良さ」→「速くて、なおかつきれいな字」と好循環を生んでいるのも「脳トレ(徹底反復反復学習)」の成果だと思っています。

2022年2月8日(火)
試行錯誤こそがプログラミング的思考〜3年生 プログラミング学習〜

「一人1台タブレット端末」の時代に入り、各教科でタブレットを活用する授業が増えてきましたが、子どもたちに「プログラミング的思考」を育てるプログラミング学習はある意味また別のものです。
そもそもプログラミング学習のねらいは、「プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと」とあります。
例えば、自動販売機。「お金を入れる」→「商品ランプが点灯」→「商品の選択(ボタンを押す)」→「商品を出す」…のような一連の流れで機械が動くには、「こうなったらこうする。でなかったらこうする。」のような「命令」の流れを順序立てて、並べることが必要です。これが「プログラム」です。ちょうど「問い」の答えが「はい」「いいえ」によって、いろんなパターンに分かれていく「占い」のような仕組み(アルゴリズム)です。そしてそのプログラムを組み立てる作業が「プログラミング」です。
 本校の「プログラミング学習」は、PCの達人である谷先生に社会人講師として3〜6年生がお世話になっています。
 さて、今日3年生は、画面上のネコのキャラクターを思い通りに動かすプログラミングに挑戦しました。「スクラッチ」というソフトを使って、「○歩進む」「右に向きを変える」等の「命令(指示)」が書いてあるブロックを並べたり、くっつけたり、数字を入力したりして、「命令」通りにネコを動かしたいのですが、なかなかうまくはいきません。「命令」の順序が間違っていたり、行き過ぎて壁にぶつかったり…プログラミングしてはネコの動きを試し、うまくいかなかったら、プログラムを見直し、修正をして、また動きを試す…この試行錯誤こそが「プログラミング的思考」です。
 自分の課題を解決するために、どのような「こと」がどのような「順序」で必要なのか考え、道筋を組み立てる。試行錯誤で修正を加えながら課題解決に向かっていく…そんな力をつけるために「プログラミング学習」がある訳です。
 将来、例えば会社で「この商品を、月間3万個売る」というミッションが与えられた時、どんな戦略を組み立てれば実現できるか…大げさに言えば、そんなところにつながっていく「プログラミング学習」です。

2022年2月8日(火)
「ありがとう作文」入選おめでとう!

1月24日ごろのブログで紹介した、竜王町青少年育成町民会議主催の「ありがとう作文」コンクールの審査結果が通知されてきました。
 今回、最優秀賞に輝いたのは、本校の5年生 日愛心さんの「安心できる私のお母さん」です。
楽しみにしていた6年生を送る会。ところがインフルエンザにかかり参加できんないことに…。たくさん練習してきた分、悔しさや悲しみがあふれ出て、泣けてきます。お母さんの前で泣くことが恥ずかしくもあり我慢していた愛心さんですが、「悔しいよね…。」と共感して背中をさすってくれたお母さんのひと言に、初めてお母さんの前で大泣きすることになりました。しかし泣き終えた後は、なんだかとてもほっとして安心できた愛心さん…不安や悲しみを安心にかえてくれるお母さんに心からありがとう…という素敵な内容でした。
 また、優秀賞には、先日ブログでも紹介した3年生 横田彪悟さんの「スクールガードのしゅうじさんへ」が入選しました。続いて優良賞には、おばあちゃん家のハルちゃんという犬との思い出とハルちゃんへの思いを綴った 5年生 橋口悠芽さんの「ハルちゃん、ありがとう」の作品が選ばれました。橋口さんは2年生の時にも優秀賞に入賞しています。
 3名の皆さん、入賞おめでとうございました。入賞した作文は、改めて青少年育成町民会議の広報誌に掲載されます。

2022年2月7日(月)
お気に入りの本を紹介します!〜2年生 国語科〜

 今、2年生の教室前には、子どもたちが作った「お気に入りの本」を紹介する見開きリーフレットが掲示されています。
 リーフレットの外側には、本の題名と作者等が書かれていて、両側に開くと内側には、@登場人物A主人公はどんな人かBお気に入りの場面の3つについて、まとめられています。
 文章を読んで、あらすじをつかんだり、要点をまとめたり、また作者の思いを読み取ったり、自分の感想(考え)をもったりする力は、すべての学習に通ずる大切な力です。
 今回の「本の紹介リーフレット」づくりなどの楽しい学習を通じて、低学年からしっかりと力を積み上げていきます。

2022年2月7日(月)
5・5交流 5・1交流は中止になったけど…〜5年生 学校紹介動画制作中!〜

 猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症拡大第6波の最中、残念ながらいろんな行事や他校園との交流等を中止や延期せざるを得ない状況にあります。
 楽しみにしていた5年生と5歳児の5・5交流(わくわく交流)や体験入学を兼ねた1年生と5歳児の5・1交流(きらきら交流)も中止となり、5年生と1年生は、「4月に入学してきてくれる5歳児さんに何がしてあげられるだろう…」と一生懸命考え、取組を始めています。
 5年生は「竜王西小学校を知ってもらおう。紹介しよう。」ということで、学校のいろんな場所を紹介したり、クイズにしたり…というビデオを制作中です。すっかり使い慣れたタブレット端末を使って動画撮影をしています。グループごとに撮影し、それらを編集して、5歳児さんに見てもらう計画です。
 小学校のことがよくわかって、なおかつ見ていて楽しい動画(ビデオ)ができることを願っています。

2022年2月7日(月)
優しさが伝わる…心がつながる… 〜4年生 一人暮らしの皆さんからの年賀状〜

 4年生が福祉学習で高齢者について学習した時、町内の一人暮らしのお年寄りの皆さんに年賀状を届けるというプロジェクトに取り組みました。顔も名前も知らない方だけど、自分たちの思いや励ましの気持ちを精一杯込めて年賀状を書いて送りました。
 今日、社会福祉協議会から、その年賀状に対するお返事の手紙やはがきが学校に届きました。
 73歳のおばあちゃんからは、「一人じゃない、みんないると書いてもらった言葉をとてもうれしく思いました。そうですよね。みんなに助けてもらって生きていることを思いました。がんばります。」と綴ってくださいました。
 84歳のおばあちゃんからは、「寅の絵や富士山の絵がとてもおじょうずで、心がすがすがしい気持ちになりました。あなたはとても気持ちの優しい女の子で、きっと周りの人やお年寄りの人にも親切な女の子だと思います。」と返事をくださいました。
他にも「お便りありがとう。新しい年を元気に、多くの方のお世話になりながら迎えることができました。ありがたいことです。」というはがきもいただきました。
人生を長く強く生きてこられた方々の「助けてもらって生きている」「ありがたいことです」という言葉には重みがあり、日々「感謝」の気持ちをもちながら精一杯生きることの大切さを改めて教えてもらった気がします。
「福祉」についていろんな学習をした4年生が、学んだことを自分の中で咀嚼しながら、「今、自分たちができること」として心を込めて描いた「一枚の年賀状」がこんなにも一人暮らしの方々の「心のエネルギー」になったことをとても嬉しく思います。
 思いやりや優しさは、必ず伝わります。そして、見知らぬ人とでも、とてもあたたかな気持ちで心がつながります。

2022年2月7日(月)
月曜日の朝なのに… 〜落ち着いて週のスタート〜

 「月曜日の朝なのに…」というのは、ちょっと変なタイトルかも知れませんが、要するに「休み明けで、ぼーっとしてしまいそうな月曜日の朝なのに、竜西小の子どもたちは、いつもと変わらず脳トレに集中して落ち着いて取り組んでいる」 姿に感心してしまったという話です。写真は3年生の教室の風景ですが、1年生でも計算や漢字練習に集中して取り組めていて、1年間の積み上げというか、「朝一番の15分間の集中学習」が日課になっていることの成果の大きさを感じています。子どもたちの一年間の成長の大きさを実感します。

2022年2月4日(金)
外で元気に遊び、それでいて落ち着いて読書のできる子に

 3学期も残すところあと2か月足らず…。授業日数でいうとあと31日 しかありません。
 学習の方は、まとめに入ってきて、当然テストも多くなるのですが、テストが早く終わったりすると、ちょっとした「すき間時間」ができます。そんな時にすぐに本を手に取り、落ち着いた気持ちのまま、しばし読書にふけってほしいなと願っています。
 そんなこともあって、最近は子どもたちが図書室に本を借りに行く風景をよく見かけます。写真では見づらいですが、対面になるカウンターでのやりとりのために飛沫防止パーテーションを設置しています。感染対策には余念がありません。
 休み時間には元気いっぱい外で遊んで、授業中はしっかり集中、そしてちょっとした「すき間時間」に落ち着いて読書ができる…そんな子どもたちを、そんな学校文化を育てていきたいと思っています。

2022年2月4日(金)
未来のオリンピック選手

 今日から北京冬季オリンピック開幕です。そのタイミングに合わせるように、学校にもスキー競技の賞状が届きました。 
 先週の日曜日、滋賀県ジュニア選手権というスキーの大会があり、ジャイアントスラローム競技において4年生の北村優美子さんが準優勝しました。
 ジャイアントスラロームという種目は、「大回転」ともいわれるアルペンスキー競技の一つで、雪山に作られた傾斜のあるコースを滑り降り、タイムを競うものです。コースには旗門が並べられており、その旗門を正確に通過することが要求されます。 
 今回の冬季五輪は北京、2026年はミラノ、その次の2030年は札幌かなあ…その時にはオリンピック選手として活躍できたらなあと願っています。北村さん、準優勝おめでとう。

2022年2月4日(金)
いやぁ、びっくりしました!〜1年生 なわとび〜

 今日体育館に行くと、1年生が体育でなわとびを頑張っていました。体育館へ入るや否や、「校長先生、見てみて!」という声があちこちからかかります。きっと練習してできるようになった技を見てほしくて、褒めてほしくてたまらないんだろうなと思いました。
 それにしても、「1年生なのにここまでできるか!?」とびっくりするほど上手な子がたくさんいました。
 あやとびやうで交差はもちろん、二重跳びやつばめ返しができる子もたくさんいます。写真の子のように、跳んでいる高さ、ジャンプ力にもびっくりです。「いつの間にこんなに逞しくなったんやろう。」と感心するばかりです。
 得意な子だけではありません。苦手な子も、自分が跳びたいと思う跳び方を一生懸命練習しているのです。友だちと声をかけあいながら粘り強く頑張っているのです。そんな直向きに頑張る子どもたちの姿にも感動していました。改めて一年間の成長の大きさを感じる時間でした。

2022年2月3日(木)
校内版画展に向けてA 〜4年生 初めての木版画〜

 こちらは4年生の木版画の作品です。初めて彫刻刀を使い、木の板を彫りました。初めてなので、丸刀や三角刀、平刀などの特徴を味わいながら、いろんな彫り方の良さが生きるように版画のテーマを「魚」に設定して作品づくりを進めました。
 ねらいどおり、いろんな彫刻刀の「彫り線」を生かす表現がされていて、実に力強く生き生きとした作品に仕上がっています。これは、見ごたえのある版画展になりそうで楽しみです。

2022年2月3日(木)
校内版画展に向けて@ 〜1年生 紙版画カラー刷り〜

 2月14日(月)からの校内版画展に向けて、各学年・学級で版画づくりが進められています。
  今日は1年生が「刷り」に挑戦しました。幼稚園や保育園でも版遊び(スタンプ遊び)は経験していると思いますが、今回は大きな版板にローラーでインクをつけて、四隅をきっちり合わすように版画紙をそうっと乗せて、真ん中の方から押さえたり擦ったりしながら刷っていきます。
 版画づくりという学習は、ややもすると「版板づくり(彫ったり、貼ったり)」に重きを置きがちですが、「版画」ですから「刷る」=「写し取る」ことも重要な学習の要素です。
 1年生には、なかなか甲斐性に合わないことですが、そこは友だちと協力しながら、それぞれの版画を完成させていました。みんなが完成させて展示されたら、またじっくり鑑賞させてもらいます。

2022年2月2日(水)
大学の先生がやってきた! 〜6年生算数科 数の変化〜

 今日は、「算数教育の大家」である滋賀短期大学の久米先生に来ていただいて、6年生の教室で算数の師範授業を行なっていただきました。
 課題は、「ピザを10回カットすると、最大何個に切り分けられるでしょう?」(約束…直線でカットする。できるだけ多く切り分ける。)
 たとえば、1回カットするとピザは2個に切り分けられます。十字に2回カットすると4個に切り分けられます。
 子どもたちはまず、「3回のカットで何個にできるか。」を考えました。ピザ(円)にいろんなパターンで直線を引き、切り分け方を考えました。みんなで考えた結果、3本の直線で最大7個に切り分けられることが分かりました。
 さて、ここからが本題。「10本のカット(直線)で最大いくつに切り分けられるか。」です。ノートのピザ(円)に直線を引きまくって考えます。「25個できた。」、「31個はできたで。」、いやいや「41個できた!」などなど…10本も直線を引くと、もうぐちゃぐちゃで正確に数えられなくなります。実際に書いて(描いて)求めることは限りなく不可能に近く、つまりはお手上げ状態に陥ります。
 さあ、そこで「切った数(直線の本数)」と「切り分けられた数」を表にまとめることにしました。すると、「切った数(直線の数)」が0,1,2,3,4…と変わる時、「切り分けられた数」は1,2,4,7,11…変わっていくことに気が付きます。そして、「1,2,4,7,11…」という数の変化から規則性を探し出します。
 その規則性に気づけば、10回カットした時、ピザがいくつに切り分けられるか導き出せるわけです。
 子どもたちは見事に「ピザを10回カットすると、最大56個に切り分けられる!」という結論を導き出しました。(なぜ、56個になるのかは、表を書いて改めて考えてみてください。)
 つまり、今日の授業は、「実際には書いて求めることが難しい問題でも、数を表に整理して、そこに潜んでいる規則性(パターン)を見つけ出すことで、簡単に答えが導き出せる」という算数特有の「あざやかさ」「すっきりさ」を実感するための、いわば「算数のよさ」に気づくための授業だったということです。
 それにしても、6年生の子どもたちの「学習意欲の高さ」と「仲間とともに学ぶ姿勢」には感心させられます。こんな学級風土ならどんな学習をしていても楽しいでしょう。自信を持って中学校に送り出せます。

2022年2月2日(水)
みんなが楽しい!竜王西小学校 〜6年生企画運営のたてわり遊び〜

 今日の昼休み、6年生が企画運営するたてわり遊びがありました。赤組・青組それぞれ12班ずつ合計24班に分かれて遊びました。1年生から6年生が交じって楽しく遊べて、なおかつコロナ対策も考えなくてはいけませんが、6年生がしっかりと計画を立てて実施してくれました。「だるまさんが転んだ」や「ドッジボール」、「ハンカチ落とし」など、各班で楽しく遊べたようです。
 卒業まであと2か月となった6年生にとっては、思い出づくりの場であり、最高学年として全校を仕切る機会でもあります。
 なかなか言うことを聞いてくれない下級生にてこずりながらも、学校のリーダーとしての役割と責任を果たせた満足感、「やりきった」感を感じているようでした。
 学校では、そろそろ「6年生を送る会」をはじめとする「6年生の卒業をお祝いする」取組の準備に入るところです。今よりコロナの状況が落ち着いて、いろんな取組が予定通りできることを願うばかりです。

2022年2月1日(火)
心こもってます! 〜2年生西小郵便局 はがきをいただきました〜

 西小郵便局初日。早くも「校長先生宛」のはがきがたくさん届きました。1年生から6年生まで…本当にありがたいことです。
 写真は、最初に来た4枚のはがきです。
 はがきの内容は、ほぼほぼ「朝、校門であいさつしてくれてありがとうございます。」というお礼の言葉なのですが、そこに付け加わる言葉が、みんな微妙に違って、本当にそれぞれの思い(心)が伝わってきて嬉しくなります。
「寒いのに、私たちを待っていてくれて…」とか「ぼくも大きな声であいさつを返します。」とか、「あいさつをしてもらうと元気が出ます。」、「一生懸命、声を出してくださって…」とか…、それぞれちょっとずつ違った「ありがとう」を届けてもらえることがなんとも幸せです。
 全力で丁寧に書いてくれただろう「文字」や、時間をかけて描いてくれたであろう「イラスト」にもそれぞれの心がこもっていて、今更ながら「手紙(はがき)」の温かさを実感しています。

2022年2月1日(火)
西小郵便局 開局!〜2年生 生活科〜

 今日から、2年生の子どもたちによる「西小郵便局」が開設されました。楽しみにしていた「近江八幡郵便局の見学」はコロナ対策のため中止になってしまいましたが、今まで生活科で学習してきたことを生かしながら、自分たちで「はがき」や「ポスト」を作り、西小郵便局の「利用の仕方」を各教室へ説明にも行きました。
 今日から、4日の金曜日まで郵便局が運営されます。休み時間になると、全校の子どもたちから投函された「はがき」を回収して、「消印」を押し、配達先の教室ごとに「はがき」を仕分けして、配達に向かいます。
 本当なら、もう少し長い期間取り組んでもらって、困ったことやうまくいかないことに対して、「西小郵便局」としての改善策を考えたり、たくさん利用してもらうための工夫をしたりできるといいのですが、他の学習との関係もあって、1週間限定で集中して頑張ってくれます。
 それにしても、手紙(はがき)が届くのって嬉しいものですね。手紙(はがき)を書いてくれた人の「心」だけでなく、それを配達してくれる人の「心」までが届くような気がして、ほんわかした気持ちになります。私も初日からたくさんの「はがき」をいただきました。子どもたちそれぞれの気持ちがこもっていて、とても心が温かくなりました。




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