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新型コロナウィルス感染症における『出席停止措置並びに臨時休業の実施』等の対応について
○学校だよりの令和3年度10月号を掲載しました。

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校長ブログ

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2021年9月30日(木)
バスに乗ろう!バスの秘密を探ろう!〜2年生 交通環境学習〜

 今年度も近江鉄道株式会社様や滋賀県交通戦略課様、町未来創造課様のご協力をいただき、2年生の子どもたちが公共交通機関(電車やバス)について体験的に学ぶ「交通環境学習」を実施することができました。
 滋賀県19市町の中で唯一「鉄道の駅」がない竜王町。生活の移動手段の中心は「自家用車」であって、子どもたちが日常的に公共交通機関を利用する機会はほとんどなく、特に路線バスに乗ることは少ないように思われます。
 だからこそ公共交通機関の重要性やその利用の仕方・マナーについてしっかりと学ぶ場が必要だと考え、2年生で今回の「交通環境学習」や「公共交通機関」を利用しての校外学習を実施しています。
「ユニバーサルデザイン」の理念のもと、どんな人でも快適に利用できるように、また交通事故を未然に防ぐために、バスにはたくさんの工夫や仕組みが備えられています。例えば「ノンステップバス」と呼ばれるシステム。停留所でバスの車体が低くなり、さらに左側に傾けることで、地面との段差を最大限少なくするしくみ…その様子を間近に見せてもらって子どもたちからも「お〜っ!」という歓声が上がりました。
 今回の「交通環境学習」や校外学習を通して体験的に学び、自分たちが見つけたことや考えたことをしっかりとまとめて、しっかりと発表(発信)できるように頑張ってほしいと思います。

2021年9月30日(木)
最優秀賞受賞おめでとう! 〜新しい診療所の名称が決まりました〜

竜王町の町民に長い間利用されてきた山之上の竜王町国民健康保険診療所が、診療室数の増室やリハビリテーション増床などの地域ニーズに応えるため新たに建て替わりました。(2021年10月オープン)それに伴い、今まで以上に親しみを持てるように今回、町内の小中学生を対象に新診療所の名称募集があり、総応募数259作品(内、竜王西小学校134作品)の中から、最優秀賞として本校3年2組西村啓佑さんの「あえんぼクリニック」が選ばれました。
西田町長様より賞状や記念ポスターを授与され、いい笑顔で大変うれしそうでした。啓佑さんの挨拶の中で、あえんぼの名前には、『「あ」かるい、「え」がお、げ「ん」き、「ぼ」くたち の診療所』という意味を込めたことを話してくれました。緊張しながらも自分の言葉で説明することができ大変立派でした。
昨年度から本校では「ふるさと学習プロジェクト」を推進し、校歌に出てくる「鏡山」「善光寺川」「あえんぼの花」を大切にしながら「ふるさと」を学んでいこうと取り組んでいるところです。啓佑さんの中にも「あえんぼ」が「ふるさとの宝物」という意識があったのでしょうね。啓佑さん、最優秀賞受賞本当におめでとうございます。

2021年9月29日(水)
記憶が遠ざかる時 また近づく〜6年 平和祈念館出前授業〜

今年度も東近江市・愛東にある県立平和祈念館から木村先生をお招きして、「滋賀県における戦争の様子」について出前授業をしていただきました。
昨年度も同じお話を聞いているはずなのですが、やはり聞くたびに心が苦しくなります。
写真左は「千人針」の実物です。戦地で戦う兵隊さんのお守りとして、見送る日田たちが心を込めて針を通したものです。文字や文様はすべて「玉止め」で作られており、これを身体に巻いておくことで「鉄砲の玉を止めてほしい」という切実な願いが込められています。
 滋賀県からは9万人以上の兵隊が出征し、その約3分の1にあたる32,592人の方が戦死されたそうです。集団疎開で大阪からも12,000人ほどの小学生が滋賀にやってきたそうです。
 戦争が長引くにつれ、武器や銃弾にする金属が不足し、国を挙げて「金属供出」を行います。それでもなお金属は不足し、滋賀県では手榴弾や地雷を金属ではなく、信楽焼の焼き物で作ったそうです。
 今日は写真右のように兵隊の服やヘルメット、防空頭巾、それから焼夷弾の実物まで持ってきていただき、子どもたちも直に触れさせていただきました。今日の学びを「事前の学び 学びの準備」としてしっかりと頭に入れ、来週4日(月)の平和祈念館の見学で深い学びにつなげていってほしいです。
 最後に、石垣りんという方の「弔詞」という詩の一節が紹介されました。
『戦争の記憶が遠ざかる時 戦争がまた私たちに近づく』…この言葉に「戦争について学ぶ」意味が凝縮されています。昭和、平成、令和と時代は変われど、決して「記憶」を遠ざけない…。子どもたちにしっかり学び、感じ取ってほしいと願います。

2021年9月28日(火)
願いを込めて てるてる坊主〜4年生やまのこ学習への思い〜

 9月いっぱいで「緊急事態宣言」も解除される見込みで、このままコロナ感染については落ち着いてくれることを願うばかりです。10月には各学年の校外学習や修学旅行を予定しています。これからの学校行事については子どもたちのために何とかして実施してあげたいと考えています。
 さて、校外学習のトップを切るのは4年生の「やまのこ体験学習」です。この「やまのこ」は、単なる学校行事(学習)ではなく、2004年に制定された琵琶湖森 林づくり条例」の一環として滋賀県が実施する事業であり、次代の森林を支える人づくりのため、子ども達の森林への理解と関心を深め、人と豊かに関わる力をはぐくむことを目的とした森林環境学習です。具体的には、
.森林に入り、木や草花などにふれ、森林に興味をもったり、親しみをもったりする。
.森林での体験を通して、森林のはたらきや重要性について理解を深めることができる。
.森林の中の危険性に気づき、回避する力を身につける。
.ルールを守り、楽しく体験学習をすることで、優しさや思いやり、協力し合う心をはぐくむ。 
をめあてに、本校では彦根市立荒神山自然の家において荒神山ウォークラリーや焼杉クラフトの体験学習をします。
 ところが、台風16号が近畿に近づくのではないか…もし「やまのこ」が中止になったらショック…子どもたちは気が気でないようです。教室の前には子どもたちが作った「てるてる坊主」がぶら下がっていました。どうしても「やまのこ」に行きたい!…そんな子どもたちの必死の思いが伝わってくるようでした。台風の影響も最小限に、何とか気持ちよく子どもたちに活動させてあげたいです。

2021年9月28日(火)
初めての接続確認〜学校と家庭をTeamsでつなぐ〜

  先週の金曜日に子どもたちにタブレット端末を持ち帰ってもらい、土日の内にご家庭に協力いただきインターネット環境(Wi-Fi)に接続していただきました。そして昨日、初めての学校⇔各家庭接続実験を行いました。夕方5時、担任の先生は教室でTeamsを開いて待機します。そこに子どもたちが次々と「参加」してきて、教室の先生と家庭にいる子どもたちが画面を通してつながることができました。簡単なやり取りを試しながら接続を確認することができました。何人かの子どもたちは「参加する」ことを忘れていたようですが、担任が電話連絡を取り、最終的にはほとんどの子どもたちが接続を確認できたようです。水曜日までの三日間、この接続実験は続きます。火曜日、水曜日予約の子どもたち、忘れずに必ず「参加」してね。

2021年9月27日(月)
収穫の喜びとたくさんの方々への感謝〜5年生 稲刈り体験〜

 今日は絶好の秋晴れのもと、5年生が稲刈り体験をさせていただきました。
 昨日は一日中雨が降っていたので、田んぼがぬかるみ、稲穂がぬれてしまうと今日の天気がよくても中止もあり得るなと心配していました。
 しかし、田んぼの水はけがよかったこと、今朝は朝早くから晴れていて、朝のうちに稲穂が乾いてくれたこともあって、無事に稲刈り体験ができました。
 一方、新規感染者数は落ち着いているものの9月中は、緊急事態事態宣言は解除されないので、感染リスク回避の視点から稲刈り体験の中止についても検討しました。しかし5月に自分たちが田植えをし、自然のめぐみと田中秀樹さんの愛情のおかげで立派に実った稲を、自分たち自身で刈る体験をすることで、収穫の喜びとたくさんの方々への感謝の気持ちをしっかりと感じてほしかったので、学級ごとの分散型にし、なおかつ2m以上の間隔を保って作業するなどの感染対策を講じて稲刈り体験を実施しました。
 田植えの時同様、農業委員会や稲策経営者研究会の皆さんやJA、町役場の皆さん、本当に多くの方々の応援をいただきながら実施することができました。1学級25人の子どもたちに12人以上の応援団がついてくださり…指導者1名につき子ども2人という、今までに無い恵まれた応援体制のもと子どもたちは昔ながらの「鎌による稲刈り」と「足踏み脱穀」を存分に体験させていただきました。本当に価値のある体験をすることができ熱く感謝申しあげます。
 この後も、5年生は田中さんをはじめ町役場やJA様のお力添えをいただき、カントリーエレベータの見学や竜王町の農業について学ぶ出前授業など、有意義な学習を進めていきます。そして11月にはお世話になった方々に対して感謝状の贈呈や田んぼや農業のことについて学んだまとめを発表させてもらおうと考えています。

2021年9月24日(金)
図工の作品づくりがおもしろい!A〜4年平面「夢の宇宙へ」〜

 今度は4年生の作品「夢の宇宙へ」というテーマの平面作品づくりです。
「いろんなものを細かく描き込む」という活動は、まさに4年生の特性にぴったり合っています。
大きな星と小さな星の二つの世界を画面上に配し、強弱と共に宇宙の広がり(奥行き)を表現しています。
 背景にはスパッタリング(霧吹き)の技法等を用いて、無数の宇宙の星を表現し、さらにホワイトペンで「いろんな世界」を描き込んでいきます。子どもたちの空想の世界が詰め込まれたデザイン性の高い作品に仕上がっていきます。
 子どもたちのがんばりはもちろんですが、この題材(教材)を考えた担任の先生たちのセンスの良さと教材研究の努力がうかがえます。

2021年9月24日(金)
図工の作品づくりがおもしろい!@〜3年お面づくり〜

 今、どこの学年でも図工の作品づくりに力を入れています。3年生の教室に行くと、色とりどりの楽しい「お面」が並んでいました。本当にたのしい作品が多く、見応えがありました。子どもたちの自由な発想で、「やりたいようにやりまくった!」というような伸び伸びした作品に仕上がっています。
 目のところに「穴」が開いているので、実際に被れる「お面」なのでしょうね。自分の作った「お面」を被って楽しいポーズをとって写真を撮りたいですね。その写真を並べると、またそれ自体が素敵な作品になりそうです。

2021年9月24日(金)
澤先生よろしくお願いします〜4週間の教育実習〜

今日9月24日(金)から10月21日(木)までの4週間、本校の卒業生でもある澤心太郎さん(大学3年)が教育実習を行います。教育実習が始まるといっても、澤先生は今までからスクーリングケアサポーター(授業等における個別支援サポーター)として本校に来てもらっているので、子どもたちもよく知っています。澤先生を小学生の頃から知っているのは私と元岡先生、吉村知美先生ぐらいになりましたが…実は澤先生は小学生の時からめちゃめちゃピアノがうまかったことも知っています。実習中にどこかでピアノを聴かせてもらえるといいなと思います。
 桐畑先生に指導教官になってもらって、今日から4週間、4年2組で「先生になるための実習」を頑張ってもらいます。ちなみに澤先生はコロナワクチン(2回)も接種済みで実習に来てもらっています。澤先生、どうぞよろしくお願いします。

2021年9月24日(金)
子どもたちの心が動く授業をめざして〜先生たちの授業研究会〜

毎週水曜日は唯一全校5校時の時間割で、放課後には先生達の会議や研修を設定しています。今週の水曜日は、年間通じて「算数科の授業づくり」の指導をお願いしている滋賀短期大学准教授の久米先生に来ていただき「子どもの心が動く授業づくり」をテーマに、模擬授業も加えながら授業研究を行いました。
子どもたちが「やってみたい!」「何とかしたい!」「すっきりしたい!」と心を動かされる授業にするために必要な「教材との出会わせ方」や「そっと背中を押すような支援のあり方」、「算数のよさを感じさせるしかけづくり」などなど…授業づくりのヒントをたくさんいただきました。
竜王西小学校の今年度の目標の1つが、「『算数が楽しい!』『算数がよくわかる!』と答える子どもたちが増える」ことです。「脳トレ」による基礎基本づくりと「分かる楽しさできる喜び」を実感できる授業づくりに先生たちは全力で取り組んでいます。

2021年9月22日(水)
体育の学習 再開 〜3年体育 十分な間隔を取って〜

 今月いっぱい「緊急事態宣言」が解除されない見込みですが、ずっと「体育」の授業がないと子どもたちのストレスも爆発します。
 そこで新規感染者数が落ち着いてきた今週から、十分な対策を講じた上で体育を再開することにしました。
 体育の時間では「両手間隔」を合言葉に、マスクを取るときは十分な間隔を取ることを徹底しています。写真上は3−1の準備運動の風景、写真下は3−2のリレーのバトンパスの練習風景です。
 子どもたちの中にも「てまきずしカフェ」の感染対策は意識付けされ、昼休みの遊びなどでも、上手に密にならないで遊べているなと感じています。
 来月からは「緊急事態宣言」も解除される方向です。子どもたちの学習活動の制限も少しずつ解除されて、伸び伸び学習できる場面が少しずつ増えていくことを心より願っています。

2021年9月22日(水)
時刻と時間 〜1年 時計の勉強〜

 1年生の算数科では「時計」の勉強が始まっています。今の目標は「何時」と「何時半」という「時刻」が読めることです。一人ひとりが時計の教材を実際に動かしながら、長針(分針)の動きに伴って短針(時針)が少しずつ動いていくことを確認します。
「短い針はまだ7まで行ってないよね。まだ7時にはなってないから、これは6時半だね。」などと確認しながら学習を進めていきます。この後3学期に、「何時何分」を読めるように勉強します。
 そして2年生では、「時刻」と「時間」を学習します。ある「一点」を表す「時刻」と一定の「間隔」を表す「時間」の概念の違いにまず戸惑います。日常生活では言葉として「時刻」と「時間」を明確に使い分けないので、余計に混乱します。例えば、「昨日寝た時間は?」と聞くと、多くの人は「午後10時」などと普通に答えますが、正確には「7時間寝た。」というふうに答えるのが正解です。「午後10時」という答えの正しい質問は「昨日寝た時刻は?」となります。「1時間=60分」「1日=24時間」「午前と午後」も2年生で習います。「2時半の45分前の時刻は?」という問いに答えなければならないのが2年生です。
 3年生になるとさらに時刻・時間の扱いは複雑になります。「1時35分から5時20分までは何時間何分でしょう。」とか「9時に出発して1時間45分かけてA地点に行き、そこで20休憩し、そこからさらに3時間25分かけてB地点に行きました。B地点に着いた時刻は?」等のように時間の「計算」が求められます。ここでネックになるのが時間特有の「60進法」。60で繰り上がるという今までにない計算です。「1分=60秒」も3年生で登場します。
小学校では3年間かけて「時刻と時間」が使いこなせるように学習します。算数は「積み上げ」の教科です。それぞれの学年で学習すべきことをしっかりと理解しておかないと、だんだん分からなくなります。だからでしょうか・・・「算数は好きでない」と答える子はけっこういます。
 西小では、算数科の「授業づくり」に力を入れています。「分かる楽しさ・できる喜び」をスローガンに、「算数が好き!」といえる子どもたちが増えるよう日々授業研究に取り組んでいます。

2021年9月21日(火)
一方で英語も大切! 〜4年外国語活動 Do you have…?〜

 前回のブログで「日本語をしっかり理解する」をテーマに書きましたが、今度は「英語も大切!」をいうブログです。何となく違和感があるかもしれませんが、要するにこれからの変化の激しい社会を生き抜いていくためには、両方大切ということになるのでしょうね。
今回は、「Do you have…?という表現を使って「お店(買い物)のやりとり」の設定で英会話を楽しんでいました。
お客さん側が「Hello,Do you have a notebook?」と尋ね、店員さんが「Yes,Here you are!」…「Oh! thank you!」という具合に、文房具が書いたカードと紙幣のやり取りをしながら、繰り返し英語表現に親しんでいました。多くの子どもたちが表情豊かにオーバーリアクション気味に英語を楽しいんでいる様子を見て、「なかなか頼もしいな」と思いました。
11月には町事業の「イングリッシュキャンプ(4〜6年生対象)」も予定されています。積極的に参加してほしいと願っています。

2021年9月21日(火)
まずしっかり日本語を 〜4年国語 修飾語〜

4年生では、国語の文法「文の組み立てと修飾語」について学習していました。 
「修飾=ほかの言葉を詳しく説明する働き」と押さえたうえで…例えば、「白い犬が元気にボールを追いかける。」という文章の場合、「犬」が「主語」で「追いかける」が「述語」になります。この文章を最もシンプルにすると、「犬が追いかける。」になります。「白い」は「犬」を説明するための「修飾語」、そして「元気に」と「ボールを」は「追いかける」を詳しく説明する「修飾語」になります。この学習自体そんなに難しいとは思わないのですが、子どもたちの様子を見ていると、「主語を修飾している言葉は何でしょう。」「修飾語が詳しくしている言葉は何でしょう。」「○○が修飾しているのは主語ですか述語ですか。」等…問題文の意味自体をとらえるのが難しいようです。
 まずは日本語をしっかりと理解する…改めてその大切さに気付かされる授業でした。教科に関係なくすべては「日本語」で書かれているのですから、まずはそれが理解できなければ始まりません。やはり基本は「読書」でしょうか。「文章を読み慣れている」ことが一番のいい学習だと思います。近頃は「本を読む子」と「本を読まない子」の二極化が進んでいる気がします。活字を読むことに抵抗を感じるようになってくると事態は深刻です…。
よく子どもたちがテストの後に「問題の意味がよう分からへんね…何を聞かれてるのかさっぱり…」とか「問題文の文章が長すぎるねん。読むだけで疲れるわ…。」なんて冗談っぽく話しているのを聞きますが、冗談ではなく大きな課題のひとつだなと感じています。

2021年9月21日(火)
文字を美しく 字形を整える〜6年書写(硬筆)〜

今日の2校時、いつものようにいろんなところの消毒と電気の消し忘れチェックをしながら各教室をのぞいていました。6年生教室付近がとても静かなので、「あれ?どっか行ったかな?」と教室に近づくと6−1教室は理科室での学習で空っぽ。6−2教室はというと…「えっ、みんないるやん。」…あまりに静かに集中して書写(硬筆)をやっていたので、本当に誰もいないような静けさでした。こんなところでも6年生の集中力は光っています。
 さて、5,6年生の書写の学習は、主幹教諭の元岡先生に担当してもらっています。元岡先生といえば、私の知っている中で「最も字のきれいな先生」です。そんな元岡先生の書写(硬筆)の授業をしばらく参観していて、今更ながらとても勉強になりました。
「文字を書き出す場所」や「字形を整えるためのポイント」等、その解説にいちいち頷いていました。それから「書き順」も文字をきれいに書くためにとても大切だと…それには私も納得。例えば「必要」の「必」の正しい書き順は、最初にカタカナの「ソ」を書いて、長い爪を書き、左に「、」最後に右に「、」なのですが、本当にこの通り書かないとなかなか「字の形」が整いません。実際たくさんの子どもたちが書き順を間違っていました。他にも「兆」「希」「飛」「蔵」「卵」「衆」なんかも書き順通り書かないと字形が整いません。新しい漢字に出会った時にいかに「正しく」覚えるかが大切なんだと思います。
 6年生の硬筆…写真のようにどの子もかなり「きれいに」書けていました。たいしたもんです。

2021年9月17日(金)
ライオンズクラブさんから国際平和ポスター参加賞と安全旗をいただきました

今日は竜王町ライオンズクラブ(松瀬会長)さんが学校に来てくださいました。毎年開催されるライオンズクラブ主催の「国際平和ポスターコンクール」に今年度も5年生が参加しています。そのコンクールへの参加賞(図書カード)をわざわざ届けてくださいました。
この国際平和ポスターコンクールは数あるコンクールの中で一番大きいというか、世界規模のコンクールなので、このコンクールで最優秀をとると「世界一」ということになります。言うなれば「ポスターオリンピック」って感じでしょうか。昨年度は現6年生の河村羽桜さんと若井咲希さんの二人が見事「優秀賞」に輝きました。今年も大きな賞をとる作品が出てくるといいなと思います。
 また、学校に「交通安全」のため安全旗もいただきました。早速10月の校外学習等で活用させていただきます。本当にありがとうございました。

2021年9月17日(金)
彼岸花が咲き始めました

9月に入り涼しく過ごしやすい日が多いなとは感じていますが、日によっていろいろで…、今学校周辺では、ツクツクボウシとコオロギが同時に鳴いている…そんなある意味「異様な自然の風景」があります。
 そんな夏なのか秋なのかよくわからない季節の中…お彼岸を前にしてあちこちで「彼岸花(曼殊沙華)」が咲き始めています。竜王町の田んぼの畔にはあまり見かけないのですが、八日市や日野町の田んぼには畔に沿って「赤線を引いたような」風景が広がっています。
 私は子どものころから、ずっとこの「彼岸花」を不思議な花だと思ってきました。
 9月の気候がどんな状態であっても、必ず「お彼岸」には満開で咲き誇っています。とても正確というか律儀というか…周囲の何にも影響を受けないで、お彼岸に必ず満開になる…すごい花だなと思ってきました。
 私が小さい頃、おじいちゃんが田んぼの畔に列をなして咲いている彼岸花を見ながら、「お彼岸にご先祖様が、あの彼岸花の上を歩いて家に帰ってきてくださるんだよ。だから彼岸花は絶対刈ったら(切ったら)だめ。ご先祖様が帰ってこられなくなるから…。」と言っていたのを強烈に覚えています。だからか何となく彼岸花には近寄りがたく、触ったり、切ったりした覚えがありません。
 学校の駐車場の門の前の東屋の付近に珍しい「白い彼岸花」を見つけました。今だけしか見られない花なので子どもたちも見てくれるといいなと思います。

2021年9月17日(金)
さすがに心が折れそうな朝 〜道路・田んぼはごみ箱じゃない〜

台風の接近が心配される今日ですが、子どもたちは、雨に降られることなくいつも通り元気よく登校してきました。
 全校の登校を迎えてから、いつも通り校舎点検とごみ拾いに…。今日は少し足を伸ばし須惠方面に…少し歩いただけで写真の通り。中でもひどかったのは、おそらく車の中でごみ袋にしていたものがいっぱいになったのを車の窓からポイっと捨てたと思われるごみです。ビニール袋の中には、空き瓶、空き缶、ペットボトルまで…。ビニール袋ごと拾おうとしましたが、袋が破れていて、中のごみが散乱してしまい…さすがに心が折れそうになりました。学校に戻り、ごみを分別し、空き缶や空き瓶を洗ったり、ペットボトルのラベルをはがしたりしているうちに、子どもたちの「脳トレ」が始まり、結局今日は「脳トレ」を見に行けませんでした。
 今日の朝はさすがに気持ちが凹みました。「道路や田んぼはごみ箱じゃない!」そう叫びたい朝でした。でもまた夕方までにきっと子どもたちが私に元気をくれると思います。気持ちを立て直して一日頑張ります。

2021年9月16日(木)
きちんと洗っています〜1年生手洗い・うがいタイム〜

中休みの終わりと掃除の終わりに設定している「手洗い・うがいタイム」。
「ちゃんとしっかりと手洗いをしているかな?」と思い、1年生の手洗い場に覗きに行きました。
 後ろからそっと覗いてみると…いやあ、感心感心。私なんかよりずっと丁寧に洗っていました。♪手のひらと指先、手の甲と指の背、指の付け根、親指・手首もぐーるぐる〜 ?という歌がありますが、まさしくその通りにぐるぐるとしっかり洗えていました。すべての学年、すべての子どもたちがしっかりと洗えているといいのですが…また覗きに行きます。

2021年9月16日(木)
タブレット活用 自力解決から協働学習へ〜5年生算数 最小公倍数〜

 今日は、5年生の算数「最小公倍数」の単元でタブレットを活用して学習するということで覗かせてもらいました。
『3cm×5cmの長方形をすき間なく並べて、正方形をつくるには少なくとも何枚の長方形が必要か?』という課題です。
 まず先生から、長方形の図が子どもたちのタブレットに「配布」されるので、子どもたちはそれを「コピー&ペースト」で長方形を量産します。
 そして、タブレット上で長方形を実際に並べながら考えていきます。
「横方向は5cmずつ増えて…、縦方向は3cmずつ増えていくから…」
実際にそれぞれがタブレットの画面上で、長方形を並べたり、説明を書き加えたりして「自力解決」を試みます。(写真左)
自分の考えがまとまったら「提出」し、先生の所に「回収」され、みんなの考えを画面上で「共有」します。写真右は、一人の「考え」をスクリーンに映し出し、その考え方を別の人が「説明」している場面です。いろんな考え方を共有し、理解し合うこと(協働学習)でより学びは深くなります。
 タブレットをうまく活用することによって、一人ひとりの子どもがじっくりと「自力解決」に取り組み、いろんな考え方を全体で「共有・理解(協働学習)」するという授業(学習)の流れを効率的かつ効果的に作り出すことができると感じました。

2021年9月15日(水)
図工の作品づくりも始めています〜3年生 サーカスのライオン〜

 緊急事態宣言の発令により運動会も中止になり、体育の授業すらできない状況で、子どもたちへのストレスもだんだん大きくなってきていることを申し訳なく思います。
(体育については来週からリスクの少ない活動に限り再開します)
2学期の教育課程を大きく変更し、タブレット学習に重点的に取り組むことや図工や書写の作品づくりを9月に行うなどしています。
コロナの感染状況が落ち着いてきた時、子どもたちが全力で取り組み、十分な達成感や満足感を得られる体育発表会の取組に十分な時間をかけられるよう、今のうちにできることを精一杯頑張っています。
今日は3年生の図工を覗いてみました。国語の教材である「サーカスのライオン」を題材にして、迫力のあるライオンの絵に挑戦していました。写真上のように、一色でベタ塗するのではなく、色の濃淡や微妙な色の変化を楽しみながら、立体感のあるライオンを描いていました。また写真下のようにライオンの角度に変化をつけ、足の曲がり具合にも気を付けながら表情豊かにライオンを表現しているところに感心しました。これからいろんな学年の作品も紹介していきます。

2021年9月15日(水)
タブレット活用の強み〜5年生数学的活動&4年生調べ学習〜

 近頃は「タブレット」についての記事が多くなっていますが、それほど今、「タブレット活用学習」
を強化して進めているということです。特にオンライン学習で活用するTeamsの学習を急いでいますが、それとは別に通常の授業(学習)の中でタブレットを効果的に活用する方法について、積極的に授業づくりを行っています。
 写真左は5年生の算数です。タブレット上で「課題」を配布したり、「解答」を回収したりできることは先日紹介しましたが、それだけでなく「グラフや数直線などを示して、それを使って、操作して問題を考える」ことができるのも強みです。視覚的に捉えやすくし、課題解決のためのイメージ(道筋)を持ちやすくできます。つまり数学的な活動(思考)を視覚的にサポートすることで、考えやすくなるということです。
 写真右は、4年生の社会で「苗村神社の行事」について情報を集めているところです。今まではそれだけをするためだけにPC室に行ってましたが、これからは自分の机の上でできます。ネットで調べるだけでなく、資料となるものを保存し、自分のレポートなどに貼り付けたりして学習の効率化とそれぞれの子どもたちにあった学習(個別最適化学習)の充実を図っていきます。

2021年9月15日(水)
習うより慣れろ〜2年生タブレット Teams練習〜

 最近は毎時間、たいていどこかの教室でタブレット活用学習が行われています。2年生教室では、2回目のTeams(zoomのようにオンライン上でみんなが集まって会議等ができるソフトウェア)の練習です。本来は、学級閉鎖等で学校に来られない時、子どもたちが家庭に持ち帰ったタブレットを使って、学校と各家庭をつなぎ、「朝の会」などをするためのツールです。今日は少しでもその状況に近づけようと、教室にいる子どもたちと、ホールにいる子どもたちに分かれて、それぞれがTeamsに参加し、オンライン上で「全員集合」をする練習をしました。
先日ブログに挙げた「漢字問題」や細かな操作についてはまだまだ不慣れな2年生…何度も使うことで、感覚的に覚えていってもらいましょう。9月の最終週には一度タブレットを持って帰ってもらい、ちゃんとTeamsで家庭と学校をつなげられるか実験したいと思っています。それまでに何とか「自分で」タブレットが扱えるように…頑張ってね、2年生そして1年生。

2021年9月14日(火)
おじゃま虫〜クロバネキノコバエ〜

 今日は、朝から校内に「小さな黒いハエ(体長1〜2mm)」が大量に侵入してきました。
 写真ではわかりにくいと思いますが、廊下には無数の黒い点々が広がっていました。
 子どもたちが学習をしていても、白いノートの上に乗ってくるので、集中できなくていらいらします。給食の時もお椀(器)に入らないか気が気でありません。
 刺したりはしないので危険ではないですが、とにかく子どもたちには「おじゃま虫」の他何物でもなかったやっかいなヤツでした。
 図鑑で調べてみると、この小さな黒い虫の正体は「クロバネキノコバエ」といって、湿気の多い朝に畑や草原から大量に羽化するらしく、コロナ対策のため窓を開け放ち、換気扇等を回している校舎だから余計に侵入してくるようです。できればあまり学校にはお邪魔しないでほしいお客様です。

2021年9月14日(火)
改めて『ありがとう』と言いたい

 今日は、朝からしとしと雨が降っていて、「子どもたちの登校時間にはひどく降ってほしくないなあ。」と願いながら校門で待っていると、7時40分過ぎから、ぼちぼちと子どもたちがやってきました。班長を先頭に、副班長を最後尾に、きちんと並んでやってきた子どもたちを見ていて、改めて班長(副班長)さんに「毎日毎日、下学年の子どもたちを安全に連れてきてくれてありがとう。」と言いたい気持ちが沸き上がってきました。毎日の当たり前の登校風景ですが、班長や副班長はしっかりと責任感を持って、きっと嫌な思いもしながら、それでもぐっとこらえて毎日頑張っていてくれるのだろうと改めてその労をねぎらわなければと思いました。
 写真の班のように、すべての班がきちんと並べている訳ではないですが、どこの班も班長と副班長が班員をはさんで、バラバラになることなく登校してくれています。言うことを聞かない低学年の子に手を焼くことがあっても、困っていてもなかなか助けてくれない他の班員に腹が立つことがあっても、登校班旗を持つ班長や副班長の表情には、しっかりとした「責任感」を感じます。日々の班長や副班長の頑張りに改めてお礼を言いたいです。「毎日毎日、ありがとう。下学年の子どもたちは、その背中をしっかり見ていますから、班長さんや副班長さんの責任感と優しさはきちんと引きつがれていきますよ。本当にありがとう。」

2021年9月13日(月)
「参加する」って言われても… 〜2年生タブレット端末学習〜

 今日は、ICT支援員の谷先生も来ていただいているので、2年生で「Teams」を使う練習をしました。今のところ2年生にとってタブレット端末は、新しく買ってもらったおもちゃ(ゲーム)みたいな感覚でしょうか…。キャッキャ言いながら「触ること」を楽しんでいるようでした。これからどんどん使い慣れて、本来の「学習のツール(道具)」として、しっかりと勉強に役立てられるように頑張ってほしいと思います。
 とは言うものの、低学年がタブレット端末に慣れるのにはいろいろと「難題」があります。その一つが、タブレット上に示される指示や解説は、容赦なく「漢字」であること。
何気なく、「はあい、じゃ『参加する』ボタンを押して、Teams(会議)に参加しますよ。」と指示したものの、子どもたちはついてきません。なぜなら『参加』という漢字はまだ習ってなくて、『参加する』が読めないからです。(参も加も4年生で習う漢字です)
 これには「そうっかぁ…、難しいPC用語だけでなく、その(漢字)のハードルもあったかあ…」と今頃気づく始末…。
 しかしまあ、何度も使い慣れることで、いろんなハードルを乗り越えていくしかないですね。
 9月中には、一度タブレット端末を持ち帰ってもらって、ご家庭でWi-Fi等に接続してもらった後、試しにTemsを立ち上げる練習をする予定です。

2021年9月13日(月)
とめよう 差別の感染〜9月きらうきどんの日〜

 今日は9月のきらうきどんの日。人権を確かめ合う日です。今日はコロナウイルス感染症にかかる「差別」について、『どうして避けられなきゃいけないの?』というお話をもとに全校で考えました。
 コロナウイルスによる感染症には、「コロナウイルス感染症」という「病気」の感染の他にも、そのことに対する「不安」の感染、そして「差別」の感染があり、それぞれがつながっていて、3つの感染が拡大する心配があります。
 しっかりと感染対策を講じて、感染予防に努めることが大切ですが、誰にでも新型コロナウイルス感染症にかかる可能性はあります。
 どんな時も「もし自分だったら…」という視点で、相手の立場や気持ちを想像し、思いやることが何よりも大切なことを、各学年の発達段階に応じて、担任から話をしてもらいました。子どもたちがどんなことを考え、どんな思いを持ったのか…各学級の学級通信などをブログでも紹介していきたいと思います。

2021年9月10日(金)
秋の自然を楽しむ〜野原で虫つかみ〜

 コスモス保育園ができる前は、運動場の向こうには広い松林が広がっていて、理科や生活科の学習だけでなく、クラブ活動や畑作りなどいろんな活動をしていました。コスモス保育園ができた今でもその向こうに、少しですが野原が残っています。
 今日は3年生の子どもたちが理科の学習で、その野原(松林)に昆虫採集に出かけました。バッタやコオロギ、トンボにチョウ(シジミ)、カマキリなどなどたくさんの昆虫たちが子どもたちを楽しませてくれました。(実際、虫が苦手で触れない子もたくさんいてちょっと驚きましたが…)
 2年生の音楽で「虫の声」という歌を習います。
「あれ松虫が鳴いている ちんちろちんちろ ちんちろりん
あれ 鈴虫も鳴き出したりんりんりんりん りいんりん
秋の夜長を 鳴き通すああ おもしろい虫のこえ
きりきりきりきり こおろぎや
ちゃがちゃがちゃがちゃ くつわ虫
あとから馬おい おいついてちょんちょんちょんちょん すいっちょん
秋の夜長を 鳴き通すああ おもしろい虫のこえ

 子どもたちは、この歌に出てくる虫たちの姿を実際の自然に見いだすことができるのかな。私自身ももう長い間、まつむしやくつわ虫、馬おいを見ていないなあと思いました。
 理科の安田先生が子どもたちに言います。「ほら、つくつくぼうしが鳴いてるでしょ。」…子どもたちの中には、つくつくぼうしがセミであることを知らなかった子もいたようで…これには引率の先生達も少しびっくり…。
 私が小学生の時は、つくつくぼうしの声を聞くと、「あ〜っ、夏休みが終わる〜、早う宿題なんとかせな〜」と毎年追いつめられた気持ちになってました。
 虫好きか虫嫌いかは別にして、季節のうつろいを自然の中に感じられる子どもたちでいてほしいなとつくづく感じています。

2021年9月10日(金)
脳トレ 効果測定

 脳トレの漢字学習は、国語の時間に教科書の教材に出てくる新出漢字の練習とは別に、漢字学習として「1年間に習う漢字」を次々に練習していきます。小学校1年生から6年生までに習う漢字の総数は1,026字です。第1学年で80字、第2学年で160字、第3学年で200字、第4学年で202字、第5学年で193字、第6学年で191字を学びます。
 基本的に朝の脳トレや宿題で、1学期中に「1年間に習う漢字」をすべて一通り練習しています。夏休みの課題で復習をしていますから、すでに2周(回)練習していることになります。2学期からも、とにかく「くり返して練習」し、さらに「熟語」の練習も進めながら、確実に漢字を習得し、文章の中で漢字が使える力をつけていきます。
 そして時々「効果測定」と呼ばれる確認テスト(1年間で習う漢字の中からランダムに20字を出題)をしながら習熟度を高めていきます。日本中どこの学校でも1年の最後に「漢字のまとめテスト」をしますが、その平均点は60〜70点と言われています。つまり1年間で習う漢字の習得率は60〜70%が標準となっていますが、例えば竜西小の昨年度の6年生の漢字習得率は学年平均で90%を超えていました。毎日毎日、集中して「くり返して」学習を積み上げていく「脳トレ」(徹底反復学習)の効果を改めて実感しました。今後も、「脳トレ」の効果を信じて、学校が一枚岩となって、粘り強く取り組んでいきます。

2021年9月10日(金)
朝のごみ拾いで思うこと

 昨日の昼休みに、ある子どもから「校長先生、毎日なんで学校の外までごみ拾いしてるの?」と聞かれて、「う〜ん、学校の周りにごみが落ちてるのいややん。きれいな方が気持ちいいし、それだけの理由やで。」と答えたこともあって、今日は「朝のごみ拾い」について思うところを書きます。
 毎朝校門で子どもたちの登校を迎えた後、学校周りの道路と校地内のごみ拾いをしています。もともとは校舎の点検が目的で校舎周りを歩くついでにごみを拾っていました。しかし、校門の外の道路にやたらとたばこの吸い殻が落ちているのが気になりだし、学校の外まで出ることにしました。学校を出ると登校する中学生に声をかけることもできるし、自転車で通勤される人と挨拶を交わすこともできます。畑仕事をされたり、散歩されたりしている地域の人と話したりもできるので、自分の気持ちのリフレッシュ効果もあって、学校周りのごみ拾いをするのが日課になりました。
 落ちているごみの中で圧倒的に多いのが、たばこの吸い殻とたばこの空箱です。写真にあるように、同じ銘柄のたばこのごみが、いつも同じところに捨てられています。以前、校門前の東屋には同じ銘柄のコーヒーの空き缶が毎日のように捨てられていました。このような悪質なものについては当然腹も立ちますが、とにかく毎日拾い続けています。
落ちているごみに「子どもが捨てたと思われるごみ」はほとんどありません。たばこの吸い殻、コンビニごみ、ビールやコーヒーの空き缶…ほとんどが、大人が捨てたと思われるごみであることに複雑な気持ちになります。
 「夏休みの自由研究」ではありませんが、こんなごみの話を少しまとめて子どもたちに示してみようかなと思っています。

2021年9月9日(木)
小さなお手つだいは100万馬力

 今日の昼休み、私が運動場の草むしりをしていると、ありがたいことに、たくさん子どもたちが寄ってきて、話しかけてくれます。そしてたいていは、ひと言ふた言話すと、「じゃあね!」と遊びに走っていきます。
 ところが今日はちょっとタイプの違う子どもたちが…。ひと言ふた言話すところまでは一緒なのですが、その後、私から少し離れたところで草むしりを始める3人の3年生。「校長先生、手伝うわ!」というような言葉もなく、ただただ黙々と草むしりを手伝ってくれます。結局、昼休みが終わるまでずっと草むしりをし続けてくれました。「3年生の子どもたちが、ここまでしてくれる…。」小さな3人のお手伝いは、私の心をとても元気にしてくれるとびきり素敵な頑張りと優しさでした。Uくん、Uさん、Oさん、本当にありがとう。

2021年9月9日(木)
力作ぞろい!〜6年生人権啓発ポスター〜

 6年生の教室には、夏休みに制作した「人権啓発ポスター」が掲示されています。人権を大切にするためのキャッチコピーを考え、ポスターのデザインを考え、しっかりと色も付けて「自分らしい」ポスターを仕上げていました。
 今、4枚だけを写真で載せていますが他にもたくさんたくさん素敵なポスターが揃っていました。
 ポスター1枚1枚をじっくり見ていると、子どもたち一人ひとりが、とても真剣な気持ちで取り組んでいることが伝わってきます。思いのこもった温かいキャッチコピー、それに合わせた温かいデザイン。色の塗り方もとても丁寧できれいに仕上げています。今まで習った技法をめいっぱい駆使して美しいデザインに仕上げているものや文字をレタリングし、印刷したようにきれいに仕上げているものなどなど…、子どもたちの一生懸命さと優しい気持ちがポスターに表れている力作ばかりでした。どこかで全作品を掲示して、下学年や保護者の皆さんにも観てもらえるといいのですが…。

2021年9月9日(木)
集中と落ち着きの時間 〜朝の脳トレタイム〜

 朝の8時半から15分間、竜西小の校舎は、しんと静まり返ります。聞こえてくるのは、子どもたちの「はい!」と担任の先生の「○分○秒!」という声、それから漢字の熟語をくり返し唱える声くらいです。今は、大きな声を出す音読ができないので、いまいち勢いとリズムに乗れないところはありますが、それでも子どもたちは落ち着いて、集中して「100ます」と「漢字学習」に取り組んでいます。
 6年生の教室を覗くと、さすが6年生。学級全体の取組というよりも、一人ひとりが自分の「生活の一部」として集中してどっしりと取り組んでいます。その姿には貫録さえ感じます。一番長く「脳トレ」に取り組んでいる6年生には、その成果も大きく表れています。全国学力・学習状況調査の結果もとても立派なものでした。これからも全学年全学級で「脳トレ」による基礎基本の徹底と「分かる楽しさ できる喜び」が実感できる授業づくりに努めていきます。

2021年9月8日(水)
早寝・早起き・朝ご飯〜いい姿勢が増えています〜

(本当は月曜日に発信するはずだったブログです)
毎週月曜日の朝は、各教室を回って、子どもたちの姿勢をよく見るようにしています。月曜の朝から机に屈伏すようにだらーっとなっている子どもは、土日で生活リズムを崩して、心と体にだるさをもったまま登校していることが多いです。「早寝・早起き・朝ごはん」…昔から言われることですが、子どもたちの生活の基本です。ぜひ大切にしてあげてほしいと思います。
反対に、月曜の朝からシャキっとしている子どもたちも多いなと感じています。写真のように姿勢よく学習できる子どもたちが増えてきたように感じています。背筋がしゃんと伸びていて、学習にも集中力が見られます。
「腰骨を立てて、背筋を伸ばす」…「脳トレ」の時以外にも、まめに子どもたちに声をかけるようにしています。
「とても姿勢がいいですね。」とほめてあげられることが増えてきたことを嬉しく思っています。

2021年9月7日(火)
できることを できる方法で〜3年生音楽〜

 緊急事態宣言下において、感染リスクが高い学習として制限が多くなる音楽の授業。リコーダーや鍵盤ハーモニカ演奏はもちろん、密な空間での大人数の合唱も今はできません。そんな制限の多い中、3年生はグループによる打楽器(リズム)合奏に取り組んでいました。4人の少人数グループで、グループ同士もグループ内でも十分距離を確保して、フェイスシールドも着用しての合奏です。
 音楽とは「音を楽しむ」学習です。やっぱり「音」を奏でないと楽しくありません。簡単な打楽器だけの合奏でしたが、子どもたちはしっかり音を聴きあって、身体でリズムをとって、みんなのリズムがピタッと合うように、一生懸命何度も何度も練習していました。
「校長先生、うちのグループの合奏聴いててや!」とねだる子どもたちの笑顔がとても素敵でした。
制限が多くても「できることをできる方法でやる!めいっぱい楽しむ!」子どもたちの前向きな頑張りに逞しさを感じました。

2021年9月7日(火)
オンライン学習に備えて〜Teamsに慣れる〜

 コロナ禍におけるあらゆる状況を想定して、家庭でもタブレット端末を活用して学習ができたり、学級の仲間とつながることができたりするために、タブレット端末を使っての学習を最優先に進めています。竜西小では5年生の山中先生と木本先生がICT活用学習のリーダーとなり、他の先生方に研修をしたり、まずは5年生で実験的に取り組んだりしてくれます。
 今日は「Teams」というオンライン会議をするためのソフトを使って、学級の子どもたち全員が「5年1組会議」に参加できるよう学習しました。(子どもたちが家庭にいると想定して、オンライン上で「集まる」方法を学習していることになります。)
 これができると、もしも学級閉鎖や休校になった時でも、家庭にいながら毎朝「朝の会」ができたり、「先生の授業」を見たりすることができます。音声通信もできるので、子どもたちの声もつなぐことができます。
 これをすべての学年でできるようにしたいと思っていますが、高学年は問題なくできるとして、低学年はかなり慣れが必要かなと感じています。しかし、「習うより慣れろ」「案ずるより産むが易し」で子どもたちは意外に簡単に使いこなしてくれるかもしれませんね。

2021年9月7日(火)
みんなの運動場をみんなの手で

 昨日から掃除の時間(10分間)を使って、毎日学年別に草引きをすることにしました。昨日は1年生が頑張ってくれました。今日は2年生が頑張ってくれます。
 私(校長)は竜西小に勤めてトータル9年になりますが、今まで子どもたちが運動場の草引きをする機会はほとんどなかった気がします。あっても夏休みの環境整備作業の時に高学年の子どもたちがするくらいで・・・。
 いつも用務員さんやPTAの環境整備作業に頼ってばかりで、あまり子どもたちにはさせてこられなかったなと振り返っています。
「自分たちの運動場を自分たちの力できれいにする」・・・やはりその意識は大切だと改めて思っています。「めんどうくさい仕事(作業)をやらされる」という意識ではなく、「自分たちがするべき仕事」という認識を持って、そして何より「わあ、きれいになって気持ちいい!」・・・そんな気持ちになってほしいと願います。「きれいになって気持ちいい」という実感が、そうじをきちんとするための原動力になると考えています。昇降口の靴がきれいにそろうようになって、子どもたちは大なり小なり「きれいにそろっていて気持ちいい」という感覚を持っていてくれると思います。その感覚(気持ち)が広がっていってほしいなと思います。
 「頑張ることが気持ちいい。きれいになることが気持ちいい。」・・・そんな竜西っ子をめざします。

2021年9月6日(月)
実りの秋〜実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな〜

 世の中はコロナ禍によって非常事態が続いていますが、自然は確実に秋に向けて姿を変えつつあります。竜王町に広がる田園も次第に黄金色に色づき、早稲の品種は稲刈りの時季を迎えています。
 竜西小の稲作体験田も5月に田植えをした苗が順調に育ち、しっかりと穂をつけてくれています。育てている品種は晩稲(おくて)の「日本晴」なので、収穫はまだまだ先になります。日々の管理をしてくださっている田中秀樹さんに改めて感謝申しあげます。
 今日は5年生が稲の生長具合を観察に行きました。写真の通り、十分な距離をとって、それぞれが観察記録を取りました。5年生が学校の玄関先で育ててきた「バケツ稲」の生長具合と比較しながら、米づくりに必要なこと、おいしいお米を育てる秘密と苦労等について考えを深めていってほしいと思います。

2021年9月6日(月)
1年生もタブレット学習

 月曜日は町のICT支援員の谷先生が来てくださるので、できるだけ多くの学級でタブレット端末を活用した授業を行っています。
 今日は朝から1年生が、タブレットを使うための学習をしていました。1年生にとっては、まずはログインすることが一苦労です。自分に割り当てられたIDやパスワードを覚えて、自分で入力してログインしないといけません。
 入力ミスをした時どうするのか、元の画面にもどるにはどうするのか…、1年生にとっては覚えることがいっぱいで大変ですが、とにかく使い慣れることで、感覚的に学んでいってほしいと思います。

2021年9月3日(金)
ICT〜タブレットの強み〜

 今日も5年生がタブレットの学習をしていました。子どもたちが学習していたのは、自分の考えを「提出」する操作です。「朝食はごはん派?パン派?」の質問に、まずは画面に色をつけて自分の意見を表します。「ごはん派の人は赤で、パン派の人は青に塗りましょう。」
 色が塗れたら、それを画面上で「提出」します。そうすると子どもたちの意見が「回収」され1つのフォルダに集められます。集まった情報は「一覧」にして見ることができたり、集約できたりします。
 子どもたちは「結果の一覧」見ながら、どっちが多数派か確認したり、新たに「ごはん派である理由」などを書きこんで、それを再び「提出」し、みんなで意見を「共有」したり、「比較」したり、結果をもとに「議論」したりできます。

 今までは「ノート」や「プリント」を使って考えを書き込み、席を動かしグループで集まって比較検討等をしながら学習していたのが、タブレットを活用すれば、自分の席にいながらにして可能になります。
 この先、タブレットを家庭で使えるようになったときも、タブレットを使って「課題」に取り組み、できたら画面上で「提出」し、担任の先生が「回収」して採点等をすることもできます。
 教育における「不易と流行」の「流行」の部分になりますが、コロナ対策としての活用も含めて、早く子どもたちが「学習ツール」として使いこなせるよう学習を進めていきます。

2021年9月3日(金)
「我慢」ではなく、「辛抱」で

 今日はある学級の学級通信の中にとても大切な言葉を見つけ、はっとさせられました。通信にはその冒頭に「少しの間の辛抱です〜我慢ではなく辛抱という考え方で〜」と書いていました。
「我慢」と「辛抱」、一見同じような意味に思えますが、調べてみると、ある意味「正反対の言葉」だと分かりました。
 「我慢」は「早く欲望を満たしたい・早くその場から逃げ出したい」など、そこにはその人本来のネガティブな感情があります。
対して「辛抱」は、何かしらの前向きな目的があり、それを達成するために耐えるような時に「辛抱」を使います。
 まとめてみると、辛抱」=苦しい状況に対して、長期的・ポジティブに耐えること。我慢」=欲望や苦しさ・辛さなどを短期的・ネガティブに耐えること。
別の言い方をするなら、【辛抱はいつか実を結ぶもの、「我慢」はいずれ爆発するもの】とも言えるかもしれません。
 この学級の担任が子どもたちに伝えたかったことは、「コロナ禍でいろんなことが制限され苦しい状況にあるけれども、その後に待っている自分たちの「やりたいこと・めざしたいもの」を実行し、達成するために、しばらくの間「辛抱」しようという前向きなメッセージなんだと感じました。「辛いこと」でもみんなで共に「抱く(共有・共感)」ことで、自分たちの目標を達成するまで力を蓄えよう…そんな担任の熱い思いが感じられました。

2021年9月2日(木)
安全に楽しく過ごすA〜タブレット学習〜

 GIGAスクール構想の推進のもと、一人1台タブレット端末を持って、教科の学習等に活用しています。
 今はとにかくタブレットに早く慣れることを大切に、学年の発達段階に合わせながら、できるだけ積極的に活用するようにしています。コロナ対策の視点から考えれば、昼休みを安全に楽しく過ごすツールとして活用できます。今日も5年生が、昼休みにタブレットを開きドリル学習や、レポート(文章)づくり等に取り組んでいました。また、子どもたちが早くタブレットの操作に慣れ、いろんなソフトウェアを使えるようになると、この先自宅に持って帰れるようになった時にオンライン学習等も可能になります。子どもたちだけでなく、先生たちの勉強(研修)も大切になってきますが、今の状況の「マストアイテム」として積極的に取り組んでいます。

2021年9月2日(木)
安全に楽しく過ごす@〜ビデオ鑑賞〜

子どもたちが楽しみにしている「昼休み」。緊急事態宣言下だからと言って、何でもかんでも「禁止」は子どもたちのストレスになります。
 先生たちと子どもたちが知恵を出し合って、昼休みを「安全に楽しく過ごす方法」を探っています。
今日は雨だったので、外で遊ぶことができません。そこで教室でビデオを流すことにしました。たくさんの子どもたちが教室の自分の席で、ビデオ鑑賞を楽しみました。図書室へ行く子、体育館で遊ぶ子、自分のタブレットで学習する子、そしてビデオ鑑賞をする子…
 体育館や中庭の学年使用割り当てを決めたり、昼休みを過ごす方法の選択肢を多くしたりすることで、「密」を避けながら自分たちのしたい遊び(過ごし方)ができるようにしていきます。

2021年9月2日(木)
そろっています

 朝7時半前、登校前の検温・消毒コーナーの準備をしている時に、改めて5年生全員の上靴がきれいに揃った下駄箱に目が留まりました。他の学年の下駄箱も見てみると、ほぼほぼきれいに揃っています。
夏休み明けの、まだまだ学校の生活リズムが整わない時期ですが、下駄箱の揃った靴を見て、「西小の子どもたちは、落ち着いてくれているな。」と嬉しく思いました。
 雨が心配される朝でしたが、雨が降り始めるまでにほとんどの子どもたちが登校し終わっていてよかったです。校門で軽く会釈をしながら「おはようございます。」とあいさつしてくれる子どもたちが多いことも、西小の自慢です。

2021年9月1日(水)
脳トレスタート!

 今日から朝の脳トレが始まりました。今日は2年生の教室をのぞきました。
 脳トレは、まず腰を立てていい姿勢で立ち、お腹に力を入れて、大きな声で音読することから始まります。そうすることで脳を目覚めさせ(活性化させ)、次に活性化させたままの状態で「100ます計算」に取り組み、そして「漢字練習」へとリズムよく展開していきます。
 ところがまず「脳を活性化させる」ための音読が、今の状況ではリスクの高い活動になるのでできません。
 完全な形ではないですが、今は「100ます計算」→「漢字練習」のみを行います。
 音読がないので、リズムも集中力も高まらないまま「100ます計算」できるのかな・・・と心配しましたが、2年生の子どもたちは、しっかり集中して「100ます計算」に取り組んでいました。何気ない風景ですが、今の状況でこんなに頑張れる子どもたちに少し感動しました。本当にすばらしい子どもたちです。
 私ももっと、頑張らないと・・・子どもたちに勇気をもらいました。

2021年9月1日(水)
学年ホールを涼しく〜スポットクーラー設置〜

 緊急事態宣言下の学校をできるかぎり応援しようと、町や教育委員会がいろいろな支援を行ってくださっています。昨日は、町の災害時用に備えてあるスポットクーラー(冷風機)を学年ホールに1台ずつ設置していただきました。
 ホール全体を冷やせるものではないですが、ちゃんと首振り機能もあり、密を避けるためにホールを使って分散して学習する時には重宝します。
 実はこれをお願いしたのは、一昨日だったのですが、翌日に早速設置してくださる対応の早さに驚きました。知禿教育次長、町田教育総務課長、込山生涯学習課長をはじめ教委事務局の竹山さん、小林さん・・・教委総出で対応にあたってくださり、本当にありがとうございました。
 ちなみに、スポットクーラーは9月いっぱいだけの期間限定貸し出しです。




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滋賀県蒲生郡竜王町立竜王西
小学校

〒520-2564
滋賀県蒲生郡竜王町
山面1−1
TEL.0748-58-1900
FAX.0748-58-2475


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