12.1 4年:聴覚障がいについて学ぼう! トップページ アルバムトップ

 

 1日(火)、4年生は、聴覚障がいについての理解を深めるため、I様、H兄弟様の3名の方を講師に迎え学習しました。
 学習では、最初に手話はどのような言葉なのかについて学びました。単に手指で表すのでは手話によるコミュニケーションは成立せず、身振りや表情も合わせることで気持ちも伝わることを学びました。聴覚障がい者は、外見ではわからないことから生活で様々な苦労がある体験談も話していただきました。例えば、電話ができなかったり、テレビでも字幕がないと詳しくわからないことも多かったりするそうです。そんな場面では、周りの人たちの助けが何より心強いことを教えていただき、どのように手助けすれば良いかについても教えていただきました。
 また、様々なヘルプカードについても紹介していただきました。次に、聴覚障がい者のH様兄弟から、それぞれ小学校入学前までのこと、小学校での学習のことについて話していただきました。最初は、ものに名前のあることも知らずに生活していたことや、その当時は、文字を発音するこが最初にあり、勉強がとても大変であったことを話してくださいました。
 最後に、手話はだれもがコミュニケーションをとることができる言語であることを伝えていただき、あいさつについて教えていただきました。
 I様やH兄弟様から、実際の日々の生活の様子やそこでの苦労、周りの人々との関わりについて教えていただき、子どもたちも大変興味深く学習に取り組めた1時間となりました。
 おいそがしい中、I様、H兄弟様、本当にありがとうございました。