02.10 3年:日野祭囃子方交流会と曳山模型の展示 トップページ アルバムトップ

 

 3年生が「日野祭曳山囃子方」交流会に参加し、11名の方が奏でる日野祭の祭り囃子の鑑賞をしました。鑑賞した曲は、山車が町から上がるときの「バカバヤシ」、山車が大宮へ行くために左折するときの「ヤタイ」、そして左折後、大宮さんへ向かうときの「オオマ」。最後に、大宮さんから町へ戻るときの「ホウカイロウ」の4曲を鑑賞しました。
 鑑賞中も、多くの子どもたちが事前と、体をゆらしたり、太鼓を打ち鳴らすような身振りをしたりと、祭り囃子の世界に浸っているようでした。
 祭り囃子は、しの笛、大太鼓、小太鼓、かねの4つの楽器で演奏することや、太鼓の皮は牛の皮、かねのバチの部分は鹿の骨といろいろ教えていただくと、子どもたちは「えーっ」と驚きの声を上げていました。また、演奏は、「自分だけがうまくてもダメ。みんなの演奏を聴いて合わせていかないといけない。」「山車をひく人達が、疲れないように(演奏の)スピードを上げたり、下げたりをかけ声で合図しながら演奏している。」等、大切なことを教えていただきました。
 そして、最後には、5人の代表児童が、祭り囃子のメンバーとともに、一緒に演奏も行ないました。演奏が始まると、5人はメンバーの皆さんとシンクロし、素晴らしい演奏を披露してくれました。

 また、今回の交流会には、鎌掛地区にお住まいのN様より、日野祭の曳山模型の展示をしていただき、華を添えていただきました。精巧に作られた手作りの曳山から、日野祭への思いを感じることができました。
 会場にいた全ての大人、子どもが、今年の5月に祭囃子の音楽や曳山で町全体が盛り上がることを思い描いた1時間でもありました。