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トップページ >>当組合が紹介された「山林」7月・8月・9月
 当組合山林の写真が、「社団法人 大日本山林会の会誌『山林』」の7・8・9月(2005年)の表紙になり、組合長執筆の記事が掲載されました。
表紙 7月 8月 9月
「山林」8月表紙裏記事
8月号
表紙の写真に寄せて)
近江日野牛と間伐材
滋賀県 綿向生産森林組合 三田 英男
 滋賀県の特産品に近江牛肉がありますが、すき焼きには格別で松坂牛肉とならび県内では主に琵琶湖の東部で生産されています。
 わが生産森林組合の町でも、近江日野牛として相当な出荷をしていまが、仔牛の肥育生産には、ヒノキの間伐材使用の牛舎が使われています。
 木の柔らか味が鉄骨牛舎より優しく、牛達の怪我が解消したとのことです。
 さて、わが生産森林組合では、間伐材の材積は年間約1,000立米を生産していますが、注文先は杭が中心で年間3,000本程度の直販をしております。
 畜舎には7〜8mのヒノキ間伐材の長尺ものを皮を剥いだ材を組み立て使用していますが、500本単位で注文されます。
 近江牛はヒノキ普請の牛舎で伸び伸び育ち、最後に近江のもち米で仕上げ店先には近江日野牛肉のブランドで売られています。わが山のヒノキ材の香りが一味引き付けているようです。
 また、間伐には切り捨て間伐が一部ありますが、ヒノキの間伐は出来るだけ皮を剥ぎ、牛舎のほかに杭材として年間175立米の加工を行っております。
 町内の家庭菜園には畑の杭材として、1mから1.5mくらいの細目の杭に大変人気があります。
 特に、秋開催の町の産業フェアには、日曜大工店の加工材の木杭と違ってヒノキの自然材そのままの杭が重宝がられて、年々販売量が増えています。
 切捨て間伐を出来るだけ少なく留めて、可能な限り搬出し、間伐材の活きた使い方を目標に試行錯誤の連続ですが、採算的にはやはり厳しい状況です。
 しかし、間伐材の皮剥ぎ作業は木の樹液の多い夏季が最もむきやすく、白い美肌の間伐材がより新鮮さを感じさせてくれます。何だか間伐と言う言葉よりも、ヒノキの小径木と言った方が相応しく感じます。

(写真) ヒノキの香る間伐材の近江日野牛の牛舎

表紙 7月 8月 9月
 「山林」の発行所 : 大日本山林会(http://www.sanrinkai.or.jp/)

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