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第69回綿向生産森林組合通常総代会

組合長ご挨拶

組合長嶋村寿雄

  皆さんこんにちは。

  総代の皆様方には、日曜日で何かとお忙しい中、第69回通常総代会にご出席を頂きまして、誠に有り難うございます。

  平素は、組合の活動に何かとご指導・ご協力を頂きまして、厚く御礼申し上げます。

  また、藤澤日野町長はじめ、ご来賓の方々には、公私ご多用の中ご臨席を賜りまして、誠に有り難うございます。

  日頃は、私ども組合に、一方ならぬご指導・ご尽力を頂き有り難うございます。高席からではございますが、御礼申し上げます。

  さて、私を含めた第19期の役員が、昨年この場で選任をされましたが、早いもので一年が経過致しました。

  この一年の事業と28年度の事業計画は、後ほど報告致しますが、簡単にこの一年を振り返りますと、11月の総代山林巡視では、昨年10月に導入致しました「グラップル」と言う木材を摘む機械を見て頂きましたが、この機械も近年の林内作業では必需品で、搬出作業の高率化に大きく寄与するものと思います。

  また、サントリー協定林を中心に進めています作業路開設は、昨年度7km以上にも及びました。

  この路網整備は今後の林業経営には必要不可欠であり、今後も進めて参りたいと考えております。

  ところで皆さまが感心を持たれているのは決算ではないかと思います。

  当初組合の収入源である貸し地料収入において、中部電力が昨年4月より減額されたことにより、状況を心配しておりましたが、作業路開設や間伐作業に対する補助金を予想以上に頂いた為、今期は剰余金を残せる結果となり、安堵しております。

  また、広報でお知らせしましたが、今後進めるべき方向を示す為、昨年12月理事会で「基本理念」と「活動指針」を策定致しました。

  「基本理念」は議案書次第の下に記載しております。

  「活動指針」は先ず一つ目に、将来を見据えスギ・ヒノキの柱材に主眼をおいていた従来の林業経営から、雑木も含めチップやバイオマスにも対応する育林にも目を向けて行く。

  二つ目に、現在の木材売上げは、作業路開設の支障木や間伐材でございますが、今後は長らく中断しておりました ”売る為に木を伐る“ と言う事を少しずつ再開し、植林においても再開する事で、所有林の環境の循環に取り組んで参りたいと考えております。

  三つ目は、組合の価値向上を図る事です。これは、一般的な物的価値だけでなく、体外的な知名度などを向上させる事で、名実ともに価値ある組合にして行きたいと考えております。

  その一環として、2020年の東京オリンピックに向け、国が薦めております森林認証の取得推進。これに当組合も準備をして行きたいと考えております。

  先人から預かりました 1,100haの山林と豊かな緑を、健全な形で次世代に繋げる為、役員と職員が一丸となって行動して行きたいと考えております。

  総代の皆さまには、3年任期の2年が過ぎ残り1年となりましたが、変わりませずご指導・ご協力のほど宜しくお願い致します。

  本日は有り難うございます。

  その他行事



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