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第68回綿向生産森林組合通常総代会

組合長ご挨拶

組合長成橋豊司

  皆さんこんにちは。
  総代の皆様方には、大変お忙しい中、第68回通常総代会にご出席を頂きまして、誠に有り難うございます。
  ご来賓の方々におかれましては、公私ご多用の中ご臨席を賜りまして、誠に有り難うございます。日頃は、当組合運営に格段のご指導を賜り、心から御礼申し上げます。また、後程ご祝辞を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
  総代の皆様方には、組合員とのパイプ役として、大変お世話になっております事に、心から感謝申し上げます。今回の第13期の総代の皆様には、本日の総代会が初めての総代会となる訳ですが、どうか宜しくお願い申し上げます。   本年度は、役員改選の年となった訳ですが、総代の皆様のご協力によりまして、各地区より新しい理事・監事のご推薦を頂き、有り難うございました。この件に関しましては、後ほど宜しくお願い申し上げます。

  さて、当組合は昭和30年に日野町より譲り受け「財産区」としてスタートし、昭和39年に「綿向生産森林組合」が発足し、以来50年が経過致しました。先人のご努力を引継ぎながら、経営基盤と森を守り育てながら、しっかりと組合経営をしている処ですが、今林業を取り巻く情勢は、依然として大変厳しい流れでございます。
  木材価格の低迷が、組合運営に大きく影響している訳ですが、森林を管理し、運営する者は、どうしても森林整備を欠かす事はできません。森林整備に関しては、町や県から補助金を頂きながら、地球温暖化防止や水資源の保全、環境重視の森林整備を積極的に推進し、社会に大きく貢献しているのではないかと思っている処でございます。山があり川があり琵琶湖があります。

  さて、26年度事業を振り返ってみますと、9月には菌山入札を行いました。マツタケの発生も少なく、段々と売上が落ち込んでいます。環境の変化が原因だと思われます。今から15年前の平成12年には 229万円の売上がありましたが、昨年は25万円足らずとなり、組合経営にも大きな影響が出ています。
  10月には西大路小学校の4年生を対象に、学林で山の子事業を行いましたが、小鳥の巣箱を作って貰い、山林内に設置した訳です。
  11月には、組合の裏で特用林産林物の特売会を行い、半日で約30万円の売上があった訳です。杭の他、椎茸ホダ木や乾燥椎茸などを販売致しました。
  また、総代の皆様には、山林巡視を計画し菌山に入山して頂く予定でしたが、雨天のために中止とさせて頂きました。非常に残念でした。
  以上、26年度に取り組みました事業でございます。

  収支の面においては、大きな収入が3つあります。
  1つ目に「事業収入」です。支障木や間伐材の販売を積極的に行い、サントリー事業では間伐作業路の開設に伴う支障木がたくさん出た訳です。今までには搬出不可能であった急斜面の山林でも、作業路が新たに開設された事により、今後管理運営が楽になる事と思われます。
  2つ目には、「賃貸収入」が大きく、ゴルフ場や中部電力の送電線の収入、その他の賃貸の収入などありますが、中部電力の補償について説明しますと、5年に一度契約更新となります。
  27年度から始まる契約について、両者で協議させて頂きました。今日まで「現状のままで」として来ましたので、今回も何とか「現状」と強く要望した訳ですが認められず、今後の組合運営の為にも減額となれば、できる限り少なくしたいと言う思いがありましたが、山林の評価が大きく下落し、48%まで下がっておりました。これでは了承できないと言う事で理事会で協議しました結果、14.35%の減額において中部電力との交渉がまとまった訳です。
  「減額」と言うのは非常に残念な訳ですが、理事会で充分検討した結果ですので、皆様方のご理解を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。
  3つ目には「補助金収入」があります。造林補助金も大きな収入源となっております。作業を行い補助金の確保に努力している処でございます。

  以上、林業経営は大変厳しい状況ではございますが、色々な諸問題について、総代の皆さんにご理解を頂きながら、次の世代に引き継いで行く為にも、ご指導とご協力の程を宜しくお願い申し上げます。
  本日は有り難うございました。

組合長閉会のご挨拶

  本日の第68回通常総代会の総ての議案をご承認頂き、誠に有り難うございました。
  本日をもって退任するに当たり、ひと言お礼を申し上げます。

  長年、11期の総代・12期の総代、そして13期の総代の皆様方に色々な面でご協力を頂き、また心強いご指導を頂き、無事に大役を退任させて頂くこととなり心から厚くお礼申し上げます。
  在任中は、先輩の方々から、また役員の方々から励ましを頂き、心強い総代様に恵まれまして、また職員の皆様からも色々な面でご指導を頂いて参りました。村井からご推薦を頂き、15年になります。山の事は何も分からない者が皆様方のご指導とご協力によりまして、私なりに任務が遂行できたかと思っております。言葉では言い表せない程、感謝の気持ちでいっぱいです。今は、重責から開放された安堵感でいっぱいです。
   次期の新しい役員の皆さんが、新しい発想で堅実な経営に取り組んで頂ける事と信じております。総代皆さま方のご協力の程、宜しくお願いを申し上げます。

  今回は、理事・監事が組合の為に一生懸命頑張って来た役員の7名が退任致します。お名前をお呼び致します。
  「福本 修さん」。「谷 幸雄さん」。「飯室 清治さん」は本日怪我の為、欠席されております。
  監事では「村田 昭さん」。「池内 孫次さん」。「北浦 末吉さん」。
  以上、私を含め7名が退任させて頂きます。
  総代の皆様方、本当に長年有り難うございました。心からお礼申し上げまして、退任のご挨拶とさせて頂きます。

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