綿向生産森林組合
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第64回通常総代会 組合長挨拶(開会)      2011年5月29日


組合長 成橋豊司
組合長 成橋豊司
 皆さんこんにちは。綿向山も、緑豊かな美しい山に変わって参りました。皆様方には、日曜日の何かとお忙しい中、第64回通常総代会にご出席を賜りまして、心から厚く御礼申し上げます。ご来賓の方々には、公私何かとご多用の中、ご臨席を賜りまして、誠に有り難うございます。平素は、当組合運営に格段のご指導、ご支援を頂き、高席からではございますが、心から御礼申し上げます。
 総代の皆様方には、組合員とのパイプ役として、色々とご尽力を賜っておりますことに、厚く御礼申し上げます。今回、第11期総代の皆様には、任期満了に伴いまして、本日が最後の総代会となる訳でございます。宜しくお願い申し上げます。

 さて、綿向生産森林組合発足以来、47年が経過致しました。林業を取り巻く情勢は、依然として大変厳しい流れとなっております。木材価格も低迷が続いており、組合経営にも大きな影響を及ぼしております。しかしながら、間伐などの森林整備は、次の世代に引き継ぐ為にも、決して欠かす事のできない需要な事業であります。木材は再生可能な資源として、大切に育てて行く事が、未来の夢でもあり大変重要な仕事でございます。
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 22年度もいくつかの事業を推進して来ました。
 8月には「山の子事業」9月には「菌山入札会」10月には「氏郷まつり」が台風接近の為中止となり、組合事務所の駐車場においては「特売会」を行いました。11月には総代の皆さんに舗装工事が仕上がった北畑林道をご確認頂いた「山林巡視」を実施しております。その他、色々な方々にご協力を頂き、心から御礼申し上げます。

 また、新しい事業としまして、「広報わたむき」で組合員の皆様にご紹介を致しましたが、「琵琶湖森林づくりパートナー協定」を企業2社様と締結させて頂きました。
 11月11日には積水樹脂(株)と。12月17日にはサントリーホールディングス(株)様と、それぞれ協定を取り交わした訳でございます。企業からご支援を頂き、森林整備のお手伝いをして貰い、事業を通じてCO2 の削減に取り組むと同時に、温暖化防止に貢献しているところです。
 この協定については、企業側に土地の権利や小作権などは発生致しませんのでご安心頂きますよう、宜しくお願い致します。
 サントリーホールディングス(株)様には、蔵王地先の裏の谷に約2,300メートルに亘り、作業路を新たに開設して頂き、それに伴う支障木の販売も行っております。企業との協定は、これからの組合経営に大きな収益が見込まれるのではないかと思っております。組合の将来の方向性を見極め、堅実な運営を目指して、協定に調印させて頂きました。
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 気になる収支の面ですが、従業員の努力により、今年度は予想以上に剰余金が出ております。また、賃貸契約については、最も大きな収入である中部電力の契約は27年度以後は減額を避けられない状況です。浜岡原発の運転中止は当組合の運営にも影響が出るものと思われます。何としてでも、減額幅を最小に交渉できる様に努力をさせて頂きたく思っております。
 大変厳しい現実の中で、支出を節減する方向で、役員一丸となって取り組んで参りたいと思っております。色々な諸問題を皆様方にご理解頂きながら、組合の定款や法に基づき健全な運営に努めたいと考えております。
 どうか組合員皆様のご理解を賜ります様、宜しくお願い申し上げ、開会のご挨拶とさせて頂きます。

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