綿向生産森林組合
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第60回通常総代会 組合長挨拶(開会)      2007年5月27日


組合長 成橋豊司
組合長 成橋豊司
  皆様こんにちは、綿向山も若葉が一段と薫る五月に入りました。本日は、皆様方には何かとご多用の中、第60回通常総代会にご出席頂きまして、誠に有難うございます。ご来賓の皆様には、公私ご多用の中、ご臨席賜りまして誠に有難うございます。日頃は、当組合の運営に格別のご指導、ご協力を頂き高席からではございますが厚く御礼を申し上げます。総代の皆様方には、組合員のパイプ役として多くの面でご指導、ご協力いただきまして厚く御礼申し上げます。

 さて、今年度の経過の中で、まず、事務所建築についてご報告をさせて頂きます。昨年の12月18日の臨時総代会に於きまして、提案させて頂きました村井事務所の建築につきまして深いご理解とご承認を頂きました事、心から御礼申し上げます。ご承認を頂いた後、2月1日に役員一丸となって組合にふさわしく、町並みを考えた建築に取り組んでまいりました。3月に設計業者を入札により決めさせて頂き、4月に解体も終わりました。

 5月に入りまして、施工業者を選出させていただきました。組合員より全員の20者の方に入札に参加がどうか通知をさせて頂きました。その結果、5者の方が入札に参加を頂き、その結果、「滋賀ナイス」さんにお願いすることが決まり、18日には地鎮祭を斎行し、いよいよ本工事に入る処でございます。完成は12月19日引渡しの契約をすませた次第でございます。その間、皆様方には何かとご不便をお掛けしますが、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

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 今、森林組合は、国産材の低迷により経営的に大変な時期でもあります。木材の低下という理由により本年度は、立木販売を止めたために事業収益は僅かな利益しか上がっておりませんが、経費の節約に努め、自ら治山事業など公的補助事業に精力的に取り組んでまいりました。その結果、決算は僅かですが利益を確保することができました。又、北砂川の砂防工事により700万円程の固定資産売却益がありました。この700万円は、剰余金として処理、建築積立金として上積みさせて頂きました。この点において、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 中部電力の賃貸料は、安定しているところですが、平成22〜26年の5年間契約更新の為、4〜5回組合に来ておられます。土地評価格の値下がりにより賃貸料の見直しを求めておられます。当組合としましては、経営上大きな収益であり、過去に地価上昇した際は賃貸の値上げをしていただいた経緯がありますが、何とか現状維持で契約を進めたいと思っております。

 又、ゴルフ場の賃貸契約ですが、「近江富士カントリークラブ」に変わりまして、「近江ヒルズゴルフ倶楽部」を新しく運営しております「アセットホールディング有限会社」と新たに契約を結びました。近江富士カントリークラブの時と同じ契約をしております。この件につきましてもよろしくご理解くださいますようお願い申し上げます。
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 今、経営的にも大変な時期であり、堅実な経営を望まれる時期でもあります。又、地球環境問題が深刻化している中で人々は人と自然について真剣に考えている時期でもあります。前月のテレビ放送を聞いておりますと、外国産材の値上がりに転じて、国産材の需要が上がり、不況の中の国産材に人気が出てきて木材が値上がりし、まさに国産材の時代が来たと大きくクローズアップされまして、今や、森林は宝の山と報じられまして、当組合の未来に大きな夢と希望を与えてくれました。

 当組合は、森林を守り育てる事に積極的に取り組んでいる処でございます。立木の伐採の後は植林し下刈り、間伐を続け、森林を整備しながら次の世代に引き継いでいただくことが使命ではないかと思っております。

 今後とも、皆様方のご指導、ご協力の程をよろしくお願い申し上げまして開会の挨拶とさせていただきます。本日はご苦労様でございます。


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